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特急秩父路の各駅停車なブログ

白いデジカメを片手にあっちへこっちへ。鉄道とバスを中心に気の向くままに書いていきます。

山陽と山陰と 4回目

2020-04-08 01:47:43 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。
念願の出雲大社へ参拝してきました。果たして御利益は得られたのでしょうか…?(笑)


出雲大社への最寄り駅「出雲大社前」の駅舎は洋風レトロな見た目をしています。なんとこの駅舎、国の登録有形文化財と近代化産業遺産に登録されているそうです。いやはや、さすが大社のお膝元、お見逸れいたしました(笑)


少し歩くと大鳥居が見えてきました。実はこの写真を撮影した直後に強風で傘が煽られ折れてしまいました(汗)電鉄出雲市駅を出た時は小雨だった雨も土砂降りとなっており、もしかして、呪われちゃったのでしょうか…?(汗)



いわゆる「松の参道」を通り抜けると


拝殿が見えてきます。大きさがケタ違いで圧倒されました(笑)


しめ縄で有名な神楽殿は本殿の西側にあり、本殿側から横道に入って到着しました。

あれ?本殿は見てこなかったのかって?畏れ多く撮影していないだけです(笑)またの名をビビりと言います
ちなみに特別行事を除き、個人の趣味の範囲で撮影可だそうです。これを知ったのは訪問から1年経たコレを書いている最中なのですが…(笑)


大鳥居の前に戻ってくる頃には雨も上がっていました。骨が2本も折れた傘を手に駅のほうへトボトボと歩いて行きます(笑)


駅舎をちょっと過ぎたところに、降りる際に見かけたデハニ52の入口があります。せっかくなので見ていくことにします。


手動扉から入る前に車体側面を見てみると等間隔にリベットが並んでいました。今の鉄道車両には見られないデザインですね。(しかしどこにピントを当ててるんだか…呆)
















ハンドルとブレーキ、メーター類のみのシンプルな運転台や、木目とニスの香りがどこか懐かしい客室内をあちこち観察させていただきました。


こうやって前面展望をしていると、木の床下から吊り掛けモーターの豪快な音が聞こえてきそう…ですが、そんなに古くない人間ですので現役時代は想像しかできないのがちょっと残念(?)


30分ほど一人でキャッキャッとはしゃぎ(苦笑)、外に出てみると最新鋭7000系との並びが。1世紀で鉄道車両はだいぶ進化したんだなぁと感じる光景でした。




再び駅を離れ、今度は出雲大社とは反対方向へ向かってみます。実は大社ともう1つ行きたかった場所がありまして…


ヒントはこちら。このバス停からもうちょっと先に進むと












ありました、旧大社駅です。我が地元秩父でもこんなに大きな駅はあるかないか程度くらいですが(笑)、こちらの駅は残念ながら廃駅となって四半世紀が過ぎました。とはいえレトロな外観やズラリと並ぶラッチからは往年の姿が想像できますね。












プラットホームとSLの代名詞「D51」も残されています。ここまでの夜行列車の旅、ここからの普通列車の旅、この駅がいろんな情景を描いてきたんだろうなぁ…と本日2回目の「ちちぶじ想像タイム」が発動です(笑)


とはいえこの光景、ステンレスのイマドキな車両でも似合いそうですね。廃止されてしまったのが残念です。

プラットホームの段差部分には「稲葉の白うさぎ」が描かれた鉄板が敷いてありました。そういえば出雲が舞台でしたね。なかなかオシャレなことをやってくれますねぇ(笑)


出雲大社駅に戻ってくると、先ほどデハニ52とのツーショットに出演していただいた7000系が出発準備中。行先表示器を見てみると…


まさかの特急!最新鋭の車両がインバーターの音を奏でながら颯爽と走り抜けるという、地方らしかぬ展開…かと思いきや、こちらは後発だとか。では先発はどなたがいらっしゃるのかと横を見てみれば


7000系とは打って変わって行先表示器がやる気なしなしの2100系「しまねっこ号」(笑)一応反対側の先頭車はちゃんと行先を出してましたけど…(笑)


ということで、ロングシートのど真ん中に鎮座する「しまねっこ」と向かい合わせに座り電鉄出雲市駅へと戻ります。


見づらいですが京王帝都電鉄車の証である「KTR」マークがスピーカーに残っていました。


途中でデハニカラーの2100系とすれ違い。いろんなカラーバリエーションがあって楽しいですね。






電鉄出雲市駅に戻ってきました。って、またお前かいな(笑)「楯縫」編成に始まり「楯縫」編成に終わった(実際には乗っていませんが…)ところで今回の一畑乗車はおしまい。

気付けば時刻は午後3時。おやつの時間としたいところですが、ここでお昼ご飯にしましょう。


JR出雲市駅構内にあるそば屋さんで「出雲そば」なるご当地そばをいただきます。だし汁自体をそばの入った器に入れ、その上に薬味を載せて食べるのが特徴です。調べてみると、わんこそば、戸隠そばに次ぐ「日本三大そば」のひとつなんだそうで。これはお見逸れいたしました…(笑)




ホームへと入り、しばらく撮影タイム。だいぶロングラン運用なキハ47形や






パノラマ展望席が特徴な381系(山陰地方デスティネーションキャンペーンラッピング付き)




前回は岡山で見かけたキハ187系などなどを見送り


米子行きワンマンヨンマルでいざ(ようやく?)移動です。


午前中は一畑電車の車窓から眺めた宍道湖を、今度はJR車の窓から眺めます。


出雲市から30分、松江に到着です。


しばらく停車するようで、向かい側のホームからパシャリ。長時間停車のことを「バカ停」というのもだいぶおじさん世代になってしまったようです(ボソリ




駅前バスロータリーでは早速なんか変なエルガミオがお出迎え(笑)微妙に原型を保ったままレトロな仕上がりとなっています。元は2001年に運行開始した「ルイス・C・ティファニー庭園美術館&フォーゲルパークライン」用に導入されたそうですが、路線そのものが短命に終わったために現在はレイクライン用となっているそうです。中扉がグライドスライドドアというのも変態ポイント(?)ですね(笑)


個性的な見た目のおかげで、赤ベースの一畑バスでは珍しいオレンジ塗装のエルガミオを見ても何とも思わないくらに耐性ができてしまいました(笑)
ちなみにこのオレンジミオ、元は100円(のちに値上げ)で乗車できる「まつえウォーカー」用でしたが、路線廃止により現在は出雲市内循環線で運行されているそうです。よく見るとナンバーも希望で「・100」ですね。


全国的にも希少な西日本車体工業58MC車体のジャーニーKも見ることができました。

松江駅構内でお土産を購入し、再び列車に乗ります。次はキハ47かな、念願のキハ126系かな…なんて待っていたら


まさかの電車(笑)しかも見事なまでに改造車です。先ほどのエルガミオといい、103系顔の115系といい、これらのおかげで「松江=変な乗り物の集う場所」という偏見が生まれてしまいました(笑)松江市民の皆さん、ごめんなさいm(__)m




外見は体質改善済みなのに内装はそのまま、JR西日本で時々みられる適当簡易仕様です(笑)


岡山からの超ロングラン運用なだけあり、運賃表もギッシリ。特急でも3時間は余裕でかかったので、普通列車では5時間くらいかかるのでしょうか。まさか全区間乗り通すツワモノ(?)はいないとは思いますが、短区間でも駅間距離が長い路線なのでフカフカの国鉄型車両シートなのが救いですね(笑)


で、出雲市駅に戻ってきてしまいました。なぜ戻ってきちゃったかは後述させていただくとして、先ほどの食パンスタイルな先頭車とは反対側の先頭車(といっても2両編成なのでどちらも先頭車ですが笑)を覗いてみると


安心の115系スタイルですね(笑)折り返しで岡山へと戻って行きました。運用によっては隣の西出雲まで行くこともあるようです。




すっかり日も暮れ、次に向かった先は駅前のバスロータリー。そう、ここから高速バスで移動します。




実はこのジェイアールバス「急行みこと号」が初めての高速路線バスです。ここから終点の広島駅のひとつ手前の停留所である「広島バスセンター」まで3時間、さすがに外は真っ暗なので車窓は楽しめませんでしたが座席でゆったりと過ごさせていただきました。なお夜なのとバスという特性上、写真はほぼゼロ。まぁ初めての高速路線バスだし、慣れていないのもあるから、ね?(笑)


ということで広島に到着しました。今宵は広島で一泊です。2日目無事?に終了、お疲れ様でした(笑)

以前から行きたかった「出雲大社」と「旧大社駅」を堪能できた反面、それ以外がサラーっと流れ気味でしたが(笑)、景色や趣味的な面でも良い場所で想像以上に楽しかったですのでぜひ再訪したいです。

3日目は広島からスタート。ここでも行きたかった場所がありまして…(笑)
次回もどうぞよろしくお願いします!

山陽と山陰と 3回目

2020-03-29 23:06:16 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。
2日目は「神の国」出雲からスタートです。以前から出雲へは行きたかったので念願の訪問を果たしたことになるわけですが、今回はかの有名な出雲大社までの乗り鉄をメインにお送りしたいと思います。


JR出雲市駅の横に一畑電車の電鉄出雲市駅があり、スタートはここから。


映画「RAILWAYS」の舞台になった路線として有名ですね。実は富山地方鉄道が舞台のほうしか見たことありません(汗)


レトロ感満載の1日フリー乗車券を購入して、いざホームへと向かいます。


元京王5000系の2100系が停車中。ちなみにこの編成には「楯縫」という愛称が付いているそうです。一畑電車といえばオレンジベースの塗装に白帯のイメージが強いですが、こちらは白ベースにドア部分がオレンジと、どちらかというと逆パターンなカラーリングです。角ばったパーツの多い車体に似合ってますね。京王時代は3ドア車でしたが、うまく2ドアに改造されています。




2両編成の前後で全く異なる座席配置となっており、通勤通学にも観光にも両方もってこいな仕様となっています。朝早くということもあり、せっかくのテーブル付きの車両にはほとんど誰も乗っていませんでしたので、こちらに乗車することにします。




JR西日本後藤工場に運び込まれて改造されたそうで、座席はJR西日本の車両で見かける座席が使われています。


運転席はほぼオリジナルを保っているのかな?ワイパー装置が後付けなのかシンプルな構造だったのが印象的でした。


車内には防犯カメラが付いていました。運転席にモニターがあるのですが、こんな骨董品どこから持ってきたのかしら(笑)後藤工場の片隅に転がっていたのでしょうか?(笑)


途中の雲州平田は車庫になっており、完全に(?)観光列車仕様に改造された元京王の5000系や最新鋭の7000系が留置されていました。


動態保存されているデハニ53も見ることができました。昭和4年製造ということで、先ほどの7000系(平成28年製)とは90年近く年の差がありますね。


そのデハニ53と同じカラーリングを纏った元東急の1000系も見れましたが、ここで前面窓のラミネート加工された紙に気づきました(笑)この紙については後ほど…

一畑口駅でスイッチバックを行い進行方向が変わります。山岳地帯でない平地でのスイッチバックは西武の飯能駅でよく経験しているので親しみを感じました(笑)








しばらくすると車窓には宍道湖が見えてきます。ちょうど朝から降っていた雨も上がり良い感じに晴れ間が見えてくれました。




そんなこんなで松江しんじ湖温泉駅に到着です。


駅前ロータリーには一畑バスのジャーニーKと松江市交通局の新型エルガミオが待機中。そういえば新型エルガミオの市販車導入第1号は一畑バスでしたね。今回は見かけませんでしたが、こうやって並びを見ると事業者は違えど先ほどの雲州平田駅よろしく「年の差」を感じます(笑)


しばらくバスウォッチング…
写真はありませんが広電バスによる広島からの高速バスも来ていました。出雲市駅前よりも本数が多いように感じたバスロータリーでした(笑)

駅から数分ほど歩くと宍道湖に到着です。

が…




こんなこと言っちゃ失礼なんですが、ただの湖ですね(汗)しばらく散策していましたが、再び雨が降ってきたのでそそくさと撤収してしまいました。(汗)


駅前のコンビニで朝ご飯を買って、先ほどの「楯縫」に乗り込みます。せっかく島根まで来たのに○マザキで買うのは…とは言わせません(笑)


途中の川跡駅で「しまねっこ」ラッピングの2100系と並びました。先ほどの「ラミネート行先表示」は前面の方向幕が壊れていたための暫定処置だったんですね。調べたら数年ほど放置しているようですが…


一畑電車もうひとつの終着駅、出雲大社前に到着です。


横には1000系による「しまねっこ」ラッピング車両が停車中。まさか2本連続でしまねっこ電車を見ることになるとは…(笑)


ホームからはデハニ52も見ることができました。静態保存されており、車内も入ることができるそうですが、こちらは次回詳しく見ていくことにします。

今回は一畑電車で移動する話がメインになってしまいましたが、次回はちゃんと観光してきます(笑)
ということで次回もどうぞよろしくお願いします!

山陽と山陰と 2回目

2020-03-28 23:20:40 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。

前回は新幹線で岡山まで来た後に四国に行ってきましたので、今回は岡山の市街地をあちこち行ってみたいと思います。


岡山駅に戻り最初にご対面したのはキハ187系。特急らしかぬ切妻形の先頭部分とは打って変わり、振り子式構造で山陰地方を駆け抜けます。後ろ側には高松から乗ってきた快速「マリンライナー」が折り返し準備中です。よく見るとJR西日本所属の223系5000番台とJR四国所属の5000系ではJRマークの色が違います。車体は(ダブルデッカー車を除き)同じなのにコーポレートカラーが違うだけで印象が変わるのは興味深い違いですね。


山陰路を走る振り子式特急といえばこちらもお忘れなく。日本初の振り子式列車381系です。カラーリングこそ変わりましたが、先頭車の形状に国鉄特急のたたずまいが残っています。


広島から115系が遠路はるばるやってきました。2019年3月ダイヤ改正で227系に統一されたので、最後の活躍を見ることができました。意外にも「酷鉄廣島」と揶揄されていた地域が真っ先に民営化(?)してしまいましたね。岡山支社や下関地域はいつまで国鉄型車両が活躍するのか気になりますね(笑)


さてそろそろ移動してみましょう。福山行きの115系に乗って向かった先は…






ジーンズの街で有名な「倉敷」です。ちなみにジーパンよりジージャンが好きですがそんな情報はどうでもよろしい(笑)






下電バスの7Eにもジーンズの宣伝ラッピングで「ジーンズバス」というネーミングまで付けてアピールしており、力の入れようが半端ないです(笑)さすがに座席はジーンズ生地ではなかったようですが、ハイバックシートで長距離移動も快適そうです。

でも今回はバスではなく


水島臨海鉄道に乗ってみます。国内最後の現役キハ30系列で話題の路線ですが、国鉄型キハは朝夕ラッシュのみの運行、かつ外開きドアのキハ30形は季節限定運行のため今回は残念ながら見ることはできず。
余談ですが、この路線の愛称は「水臨」「水鉄」「臨鉄」「臨海」「ピーポー」などがあるそうで、種類が豊富なのもさることながら最後のサイレンみたいな名前は何だ?と調べてみると、前身の専用線時代に使用された蒸気機関車の汽笛の音からついた名前なんだそうで。なかなかおもしろい由来ですね。




やってきたのは新潟トランシス製NDCで最長の21.3m車体を持つMRT300形です。NDCは地方私鉄向けの車体なので短い車体のイメージが強いため、首都圏の通勤電車と同じ長さは非常に大きい印象を受けました。


とは言うものの座席を見てみるとNDC用のクロスシートでちょっと一安心(笑)


写真も見た目も洒落た中吊り広告を眺めながら、高架の路線を走るディーゼル車に揺られて


水島駅に到着です。路線自体は隣の三菱自工前が終点ですが、データイムは水島が終点となるようです。


三菱自工前方面を見てみると、乗ってきたMRTが折り返し作業中。奥に見える工場の煙突が臨海鉄道感をアップさせてくれますね(笑)


平成も終わろうとする時期にタブレットを見るとは思いませんでした(笑)乗務員さんが列車から身を乗り出して引っかけたり受け取ったりする様子を見たかったのですが、結局このままの状態でした。そもそも列車の向こう側にあるので空コキでもない限り見れませんが(汗)


倉敷へ戻り、JRのホームに向かうとちょうど117系がやってきました。国鉄型とはいえ新快速譲りの2扉クロスシートはさぞかし快適だろうな…と思いながらカメラのシャッターを切っていたら発車してしまい見事に置いてけぼりに(笑)行っちゃったモンは仕方ないので次の列車を待っていると


まさかの「広島カフェオレ色」こと広島更新色の115系。今度こそ置いていかれないように撮影はサッと済ませて岡山方面へ移動します(笑)

岡山駅へは戻らず一つ手前の北長瀬で下車。ここからちょっと歩くと…


見えてきました、岡山電車区です。いきなりフレンチトーストスタイルな115系というインパクトの強い車両ですが(笑)














敷地外のすぐ横の道を歩きながら至近距離で国鉄型電車を眺めることができました。


このタイプのトイレ窓も最近では全然見なくなりましたね…


夕日が沈む前に岡山駅まで戻ってこれました。駅前バスロータリーはどこもかしこも三菱ふそう、三菱ふそう、三菱ふそう…さすが三菱のお膝元です(笑)バスの製造工場は富山県、西工車体は福岡県ですが


岡山には路面電車もあり、これは乗らない理由がありません(過言?)


イマドキの言葉を使うのなら「エモい」でしょうか、フォントに時代を感じる「次とまります」や吊り掛け駆動のモーター音を楽しみながら




東山線を往復したり




岡電バスに追われながら(?)清輝橋線を往復してきました。


今回はスクラッチタイプが印象的な1日乗車券を使ってみました。右側のイラスト、何か見たことあるな…と思ったら、JR九州でおなじみ水戸岡鋭治氏のデザインですね。岡山出身なんだそうです。














何度目かもう分かりませんが(笑)、またまた岡山駅で撮影タイム。来るのは黄色単色の国鉄型電車なのに飽きないのはデザインの良さが影響しているのでしょうかね?はたまた混沌とした車両編成でしょうか?考えるだけでも時間つぶしになりそうです(笑)


本日最後の乗車は昼間にも見た381系「ゆったりはくも」です。


基本4両と付属3両の繋ぎ方(暗くて上手く撮影できなかったため、昼間の写真を流用)も独特ながら




行先表示器が幕式とLED式が混在しているのも興味深いポイントです。




座席はリニューアル工事が施工されており、名前の通り「ゆったり」と座ることができました。


自由席には誰もおらず、シューベルトの「見知らぬ国から」のチャイムを聞きながらここで夕食タイム。岡山駅で買ってきた駅弁をいただきます。しかし予想以上にカーブで振り子動作が大きく、このお弁当の撮影に30分近く、食べるのにもだいぶ時間を要しました(笑)後日友人から「よく『ぐったり吐くも』にならなかったな」と言われましたが、確かに乗り物酔いしやすそうな車両ですね(汗)




なんだかんだで終点の出雲市まで来ました。時刻はあと数十分で日付が変わろうとする時間でしたので、今宵は神の国出雲で一泊です。

ということでようやく1日目が終わりました。2日目はお察しの通り(?)出雲観光について書いていきたいと思います。
次回もどうぞよろしくお願いします!

山陽と山陰と 1回目

2020-03-19 18:07:20 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。


ようやくこの話を書く時がきました(笑)サボりにサボって1年も経ってしまいました…
気を取り直して、今回からチマチマと書いていきたいと思います。


出発の前に日比谷線北千住駅でパチリ。当時は「ちょっと待てばやって来る」存在だった18m車も、1年後にはほぼ全滅している運命だとは知らず…記録は早めに行うのが大切ですね。


常磐線で上野に向かいます。日比谷線で向かっても良かったのですが、切符を都区内で発券したので今回はこっち。まだ夜明け前だったのでどっちで向かおうが車窓は真っ暗なんですがね(笑)






上野からは京浜東北線で東京へ向かい、東京からはお待ちかねの東海道新幹線。普段は在来線というよりは私鉄メインで移動するので新幹線は久しぶりです。A改造されたN700系で移動します。




新幹線といったらやっぱりこれ!「シンカンセンスゴクカタイアイス」でおなじみのスジャータアイスクリームです(笑)予想通りでしたが硬すぎてスプーンが刺さらず、持っていた温かいほうじ茶でゆっくり溶かしながらいただきました。濃厚なチョコレートが美味しかったです。


富士山を拝む頃には日が昇っていました。電線や電柱が視界によくコンニチハしたり、列車の揺れでピンボケしたりと撮影はちょっと難しかったです(笑)


途中で700系新幹線を目撃。この時は「そろそろなくなるかも」的な感じでしたが、今ではラスト1本がさよなら運転をする(はずだった)時期となってしまいました。高頻度高加速運転の新幹線は車両交代も早いですねぇ…


そんなこんなで岡山駅に到着です。サンライズエクスプレスに乗った以来だから2年ぶりかな?白と青がベースの西日本仕様な駅名表示を見ると「遠くまで移動した」感が出るのは私だけでしょうか(笑)


JR西日本といったらICカードはSuicaではなくICOCAでしょ、ということで3年前に作ったカードにチャージすることにします。最後にいつ使ったのかは覚えていませんが、キレイに使い切った自分すごい!(笑)






在来線ホームでしばらく撮影タイム。全国各地で見られるものの西日本オリジナル更新工事が施工されたキハ40系や115系、ご当地的存在なJR四国2000系など眺めていました。


30分ほど楽しんだら移動することにします。前後で異なる顔を持つ快速マリンライナーでいざ瀬戸大橋を横断します。優雅に移動するのが目的ではないのでグリーン車や普通車指定席を撮ることはせず(とはいっても1回は経験しておきたいのが本音だったりします…笑)普通車に乗り込んでみたのは良いものの、この日はだいぶ混雑していたので空席が見つかりません。それどころか通路にもお客さんがいっぱいという大盛況(?)なので結局発車時刻になっても見つからず…


ここになりました(笑)最初は入り込んでも大丈夫なのか不安でしたが、通りかかった車掌さんから許可を得られたので結局終点までココにいることになります(笑)


山際を越え


橋を渡り




瀬戸内海の島々を眺めること30分で


終点の高松駅に到着です。




早速お出ましなのが新型特急2600系です。確かコンプレッサーの容量不足か何かで2両編成2本のみの製造になってしまった少数派の車両です。以降は改良タイプの2700系が製造されることになりましたが、当時はまだ登場しておらず並びを見ることはできませんでした。いずれは撮りたい並びです(笑)






先ほどまで乗っていたマリンライナーのお隣にはJR四国オリジナル車の6000系が停まっていました。動力集中方式よろしく(?)クモハ+サハ+クハという編成もさることながら、どことなく213系やJR東海の211系に似た前面や311系そのままの内装、さらにはJR東日本209系の車内行先表示器など、ここだけの仕様なのにどこか既視感を覚えるのが不思議な車両です。以前は岡山までの運用があり本州でも見られたのですが、現在は四国管内での運行に短縮されてしまったようです。












7200系がやってきました。国鉄時代に121系として登場したこの車両は、VVVF化などの更新工事を受けてイマドキな見た目へと生まれ変わりました。以前来た時は少数派な存在でしたが、現在では全車が改造工事を施工済みなのでしばらくは安泰といったところでしょうか?


四国と言えばやっぱり「アンパンマン列車」は外せないでしょう。新幹線のような先頭形状の8000系にラッピングされたアンパンマンは子供たちに大人気でした。


ところで駅の案内表示にこのような表記がありましたが、「マリンライナー」の表示が分かりやすいんだか分かりづらいんだか個人的には苦笑い案件です(笑)まぁでも「マリライ」よりはマシでしょうか…?(笑)


駅の外に出てみるとことでんバスが停車中。ふそう好きの事業者なのかエアロミディを多く見かけましたが


「レインボー循環」にはちゃんと(?)日野レインボーを入れる徹底ぶり(笑)バリエーションも「レインボーHR」「レインボーⅡ」と豊富なのが良いですね。


でもHRを見てみるとせっかくの日野マークをラッピングで消してしまっておりちょっと…(笑)


なお、最近の中型路線バスはJ-BUS製のみのラインナップとなっており、一般路線にも「新型レインボー(KR290)」が投入されています。






駅から少し歩いて高松港に到着です。海なし県の埼玉で生まれ育った私には磯の香りが新鮮で、それだけで興奮してしまうモンだから困ったものです(笑)船自体も広島の宮島フェリーと長瀞のライン下り程度しか経験したことがありませんので、ゆくゆくは船移動も経験してみたいと思うのでした。


高松といえば「ことでん」は押さえておきたい観光スポット(?)とはいっても時間の都合上で今回は乗りません(笑)せっかく来たのに何もしないのではもったいないうえに、ことでんさんにも申し訳ないので


ご当地交通系ICカード「IruCa」を作ってきました(笑)SuicaやPASMOと違い全国各地で使えるわけではないので、最初にチャージ分として入っている1500円はマスコットキャラクター「ことちゃん」のキーホルダーの購入へと充てました。なお全て友人へのお土産だったので手元に写真はございません(笑)


お昼の時間になりました。高松といえばやっぱり「讃岐うどん」でしょう。ツウな食べ方は朝方らしいのですが、まぁそれは置いておいて(笑)高松駅前のお店でいだたきました。


午前中の数時間だけでしたが、高松散策を楽しんだらマリンライナーに乗って岡山に戻り、本州散策へシフトします。ということで今回はここでいったん切り上げたいと思います。

次回は岡山からチョコチョコと周辺を散策してから1日目の宿へと向かう…内容を書きたいです。なんて他人事なんだ(笑)
ということで次回もどうぞよろしくお願いします!

やっぱり今年も変わらず

2019-07-29 00:59:00 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。
今年の夏はずいぶんと暑くなるのが遅かったですね。その前に5月の時点で猛暑日とかありましたけど(汗)
ということでそんな暑さとは全く無縁である半年前のお話をつらつらと(笑)


ときわ路パスの強みのひとつ、それは決して安いとは言えない運賃の関東鉄道にも乗れること。ならば乗るしかない!ということで友部駅で水戸線に乗り換え。関鉄のことしか頭になかったようで、友部駅では特に何もすることなく水戸線ホームへと向かい、やってきたE531系に乗りました(笑)


強いて言うなら寒冷地仕様の3000番台に乗車しましたが、以前も水戸線で乗車しているのでこちらについてもスルー。ほらさっさと下館に向かうよ!(笑)

で、下館駅に到着したのは良いのですが、本題の関鉄はちょうど出て行った後でホームはがらーんとしていました(笑)その代わりといってはアレですが




真岡鉄道がやってきました。しかも数少ない富士重工製のモオカ14形です。水戸駅で富士重工6Eが見れた件といい、今回はどうやら富士重工にツイているようでして(過言)、しかも忘れてはいけないのが、真岡鉄道も「ときわ路パス適用路線」
…ならどうs、いや考えるまでもないですよね


レッツゴー茂木駅!ということで急遽真岡鉄道に初乗車です。相変わらず計画性のない…(笑)


車内はクロスシートが少し小さい印象がありましたが、大きな窓で車窓は良好でした。




そんな大きな窓から秩父鉄道のようなレトロな駅舎やら秩父鉄道と同じ読みの駅名やらを眺めていると


秩父鉄道と同様にSLを運行している真岡鉄道ですが、秩父鉄道(何回言うんですか笑)とは違いSLの資料館である「SLキューロク館」を併設している真岡駅に到着。しかも降りてみると


向かい側にSL列車の50系客車が停車中。全国でも貴重な原型50系や国鉄型ディーゼル機関車DE10も良いのですが、肝心のSLはというと


あー反対側だった!急いで向かおうとしましたが、この写真を撮影した直後に「ボオオォォ!」と大きな汽笛を鳴らして発車してしまいました。正面から見ることができず残念…


気を取り直してキューロク館へと向かってみます。駅舎もSLの形とは気合いの入れようがすごいですね(笑)






最初は国鉄の定番ディーゼルカー、キハ20系から。タラコ色のキハ20は茨城のひたちなか海浜鉄道でも保存されていますが、あちらは前照灯が改造されているのに対してこちらはシールドビームにはなっているもののほぼ原形を保っています。車内は倉庫として使われているようで立入はできず、無慈悲にも段ボール箱が積み重なっているのがちょっと残念ポイント。


キハ20に連結されてDE10形も展示されていました。先ほど見た客車に似たカラーリングをしていますね。後ろがトロッコ形に改造された50系だったらとてつもなく北海道感のある光景な気がするのはきっと気のせいでしょう(笑)








建物の中には懐かしい旧型客車が。キハ20は真岡鉄道が国鉄真岡線だった時に走っていた車両ですが、こちらのスハフ44形は北海道から紆余曲折を経てここにやってきたようです。




車内は懐かしいニスの香りが漂っていました。とはいっても実は旧客に乗るのはこれが初めてですが(汗)






ようやくSLとご対面。建物の中にはキューロクこと9600形、外ではデゴイチことD51形が展示してありました。重厚なつくりで真っ黒な車体は存在感があり、これが力強いSLのイメージなのかもしれませんね。


外に出たついでに再び真岡駅の外観と車掌車のツーショットを。やはり形が形だけに違和感のない並びですね(笑)












続いては貨車の皆さん。貨物輸送の少なくなった日本では今では貴重な車両たちです。全国各地から持ってきているようですね(笑)




柴田式、シャロン式、アライアンス式と違う種類の連結器との連結も間近で観察。余談ですが、ここからだいぶ離れた滋賀県の近江鉄道ではかつてトンデモナイ改造車として220形がいましたが、あの車両では1形式で3種類の連結器が混在していたそうです。今では貴重な連結器もありましたが、現在では1両を除き解体されてしまったのが残念です。




かつて貨物輸送の殿を務めていた車掌車も展示パネル付きで並んでいました。両端にデッキのついたこのスタイルが国鉄型では最も新しいそうですが、個人的にはその前にあたる箱型ボディの車掌車のほうが好きですね。


気付いたら日もだいぶ傾いてきました。保存車群を見て回った後は再び乗車して終点の茂木へ向かいます。




改札口付近にはこんなものが。都会とは違い優しい世界で良いですね。このような書き方であれば傘を返却する人も多いのではないでしょうか?




やってきた列車はまたも富士重工製のモオカ14形。やっぱり今日は富士重工にツイている(笑)
そんなこんなで揺られることしばらくして






終点の茂木駅に到着。真岡駅から乗車したときは数人いましたが、気づいたら1人になっていました(笑)


真岡駅のような派手さはないものの、キレイな外観が印象的な駅舎です。


懐かしい表示スタイルの運賃表示表には驚きの西荻窪まで掲載されていました。果たしてここまで切符を買う人はいるのだろうか…?(笑)






先ほどの折り返し列車の客となり来た道を戻ります。途中の真岡止まりなので再び真岡駅へ向かうという表現がいいのかもしれません(笑)




日没もあと少しという時間帯ですので、車窓には夕焼けが。冬場は日没の時間だけでなくスピードも速いので、気づいたらあっという間に真っ暗なんてこともよくありますね。凍てつく寒さの夕方が好きなのですが、そのままの気温で朝がやってくると起きられないので一概に「冬が好き」とは言えない人です(笑)




ということで真岡駅に到着した(戻ってきた?)時にはもう真っ暗。キューロク館も閉館時間を過ぎており、駅周辺は静かな空間となっていました。





日中に多くのお客さんを乗せて走っていた50系客車も清掃を終えて電気が落とされたところでした。





駅ではモオカ14形の記念硬券のポスターが貼ってありました。なるほど平成14年製だから「モオカ14」なんですね。先代は昭和63年だから「モオカ63形」、さて次期車両は何年製造になるのでしょうか?さすがに現在のモオカ14形は30年で更新されるほど先代のような簡素なつくりではないでしょうから、令和14年製にはならないとは思いますが(笑)




下館行きの列車が到着しました。今回は富士重工製ではなく日本車輌製造の車両がやってきました。ライトの位置が違うこと、車内がオールロングシートであることが外観の特徴です。さすがに日が暮れて車窓は真っ暗でした(笑)


真岡から最後まで乗客1人のまま、終点の下館に到着。短い時間でしたが、車両や真岡駅、キューロク館など楽しみは多くありました。行き当たりばったり旅あるある「思わぬ楽しみに出会える」ですね(笑)


お待ちかねの関東鉄道へ乗り換えます。高額運賃路線が高額運賃路線との連絡きっぷで割引していますね(笑)これも使い勝手が良さそうといえば良さそうではありますが…(笑)


真っ暗で何がなんだが分からない写真が撮れました(汗)未だにミラーレスカメラの使い方に慣れていないものでして…いかんせんモノを覚えるのはニガテなものですから(笑)




キハ5000形のトップナンバー車で全区間を乗り通します。90分ほどの乗車時間にはちょっとキツめ?のオールロングシートですが、首都圏の通勤電車あるあるのベンチのようなかっっったい座席ではないのが救いですね(笑)






とか言いながら何事もなく終点の取手に到着です(笑)折り返し運用は途中の水海道で接続をするため行先表示は他ではあまり見ない表記となっています。


ホームの行先表示はなんと液晶画面。お隣のJRではまだまだLEDが主流ですので、ずいぶん時代の先を行っていますね(笑)


そんな隣のJRに乗り換えて帰路につき、ずいぶんと長めの「早起き散歩」は終了となります。

2019年になってからも相変わらずのペースで茨城へと向かっていますが(笑)、この後も平成のうちに5回行っておりまして、さすがに同じネタでは飽きますので割愛させていただきます(笑)


さて次回以降についてですが、先に申し上げておきます。
ついに茨城ではなく新天地へと旅立ちます。
つまり何が言いたいかといいますと、めちゃくちゃ長くなります(笑)

夏の間、いや今年中に終われるように更新していく予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願いします!








オマケ
今回のお土産はこちら。このうちガルパン関連は全てガルパン大好きな先輩にお渡ししました(笑)