EQペディア/エラリイ・クイーン事典

エラリイ・クイーンの作品(長編・短編)に登場する人物その他の項目を検索する目的で作られたブログです。

ウェルズ,スコット

2007年07月02日 | 人物事典(ア行、ウ、ヴ)
*ウェルズ(ウェールズ)

スコット・ウェールズ(Scott Welles)

『フランス白粉の謎』に登場する新任の警察長官。民間人から起用されたこの長官は、任命されて二日の間に、失踪人課のリストラを行い、七名の分署署長を総入れ替えし、交通系統を変え、二ダースの二級刑事を平巡査に格下げし、警察学校をかき回し校則を変更したが、それらの理由は明らかにされていない。さらにはクイーン警視の大切な殺人課にまで手をつっこもうとしているため、警視は血管がぶち切れそうなほど腹を立てている。

(Eirakuin_Rika)

グーセンス,ロイド

2007年07月02日 | 人物事典(カ行、他)
*グーセンス

ロイド・グーセンス(Lloyd Coossens)

『ドラゴンの歯』に登場する弁護士。大富豪カドマス・コールの代理人であり執事であったエドマンド・デ・カーロスとともに、故カドモス・コールの遺言執行人になっている。

三十代の終りの大柄で快活な人物。パーク・アヴェニューと五十二丁目界隈の社交界に、単身で、時には妻を伴って出入りしている金持ち弁護士。

(Eirakuin_Rika)