25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

認知症解明の最前線

2014年12月28日 | 社会・経済・政治
この頃「週刊朝日」を時々読む。最新号ではいくつか貴重な情報を得た。

 認知症治療の研究が相当に進んできた。
 アルツハイマー型認知症では、まず脳にアミロイドβというタンパクが蓄積し、そのあとからタウというタンパクがたまりだし、神経細胞が壊れて脳が萎縮していく。

 つまり、この「アミロイドβ」と「タウ」というふたつのタンパクを、いかに早く見つけて、ためないようにするのが治療よカギとなる。

 わずか0.5CCの血液でアミロイドβの蓄積が判別可能となり、もうひとつの「タウ」も脳内のタウを可視化できるようになった。

 どれではどのように治療をするのだろう。

 脳の若返りに必要な遺伝子(マイクロRNA17)も突きとめられた。若返り遺伝子を人為的に操作すると脳の神経細胞は若返ったという。iPS細胞で脳の一部分に移植するという技術も進んでいる。

 いろいろな報告を読んでいると、新薬開発や実用化まであと5年から0年。おそらく加速化するにちがいない。

 科学が進化していく。だがこころの進化は2000年来進化しているようには思えない。人間のこころは2000年前よりも大量殺人を殺害とも思わないで行っている。  


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