25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

覚悟

2019年07月30日 | 文学 思想
 名前が知られるようになる。つまり有名になる。それが幸せなことだとも言えないのは宮迫博之らのトラブルでわかる。何年か前のことがフライデイで報じられる。泣いて謝罪したと思ったら、また疑惑が報道される。
 無名の人となって気兼ねなく毎日を過ごせたらいいと思うことだろう。自分に利する人に感情は流れやすいから、宮迫ちゃん、人は去ってゆくものだよ。
 忘れていたことを思い起こされた。酔っぱらっていてよく思いだせないが、どうやら自分は直営業の話にのって歌を歌い、どうやらそのお金で仲間との打ち上げ代をおごり、お釣りを財布に入れたらしい。お金みらってなかったことにしとこ、と口裏をあわせをリードした。ぉれが宮迫博之の転落だった。彼はh詐欺グループの一員でもなければ反社会的勢力のものでもない。ただの売れっ子のこの頃芸をしない芸人である。
 名と顔が知れているから、フライデイも続いてテレビも飛びつくのだ。

 ちょっとした嘘で人生が暗転した。だいたいは人生は好転、停滞、暗転の繰り返しのようであるが、どんな空間にある日突然入ってゆくか、誰にもわからない。
 慎重に用心深く生きてきた人でさえわからないものだ。そのくらいのことを覚悟しておけば、つまりはよいということだ。



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