ペンのライン

~大津の町並みを中心とした水彩スケッチ~

大津の町並み82(浜大津駅近くの通り)

2009-03-31 06:34:32 | 大津/新しい町並み

京阪浜大津駅から三井寺方面へ向かい、路面軌道付近
から浜大津駅方向を見た町並みです。

かつては、京阪電車、浜大津港、江若鉄道の交わる
交通の要衝であった所です。正面の小さな旅館は
当時の名残でしょうか。

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2007.10.19

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大津の町並み81 (京町3丁目、華階寺と銀杏)

2009-03-28 00:47:10 | 大津/新しい町並み
湖岸道路からJR大津駅前に続く中央大通りです。

大通りの中央分離帯にイチョウの巨木が並んでいますが、
中央分離帯としてはありえない大きさです。何故でしょうか。

正解は、中央分離帯に残ったというのが正しく、かつてここは
正面に見える華階寺(けかいじ)の境内でしたが、昭和43年に
境内をまたぐように都市計画道路が整備されました。

銀杏の木がちょうど中央分離帯に残っていることから、
きっと敢えて残されたのでしょう。

本堂は鉄筋コンクリートであり、デザインからしても道路整備
された当時に建て直されたものと思います。
そしてこの残された銀杏の木は1532年に植えられたと
伝えられており、本堂の代わりに歴史を伝え続けています。

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2008.12.14

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矢橋帰帆島近くの湖岸風景

2009-03-26 07:22:09 | 琵琶湖,自然

背後に比良山系を望む、矢橋帰帆島近くの夕方の湖岸風景です。
手前にはボートが係留され、周辺はヨシ原が広がるのどかな
場所です。

このすぐ近く、今まで一帯が田んぼだった所に巨大なショッピング
モールが昨年建設されました。南側の萱野浦一帯に加え、
今後益々商業エリアとして発展していきそうです。すぐ周辺には、
今でも本当にのどかな農村地帯が残っていますが、このショッピング
モール建設を機に急速に減っていくでしょう。

ここは地球にやさしいショッピングモールと謳っていますが、
のどかな田園地帯を商業地に変貌させ、太陽電池パネル設置と
少しの植樹程度の”エコ”で、本当にそうと言えるのか疑問です。


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2008.05.04

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大津の町並み80(浜大津2008年11月)

2009-03-25 20:06:12 | 大津/新しい町並み

【リンク:大津の町並み79(2007年01月)】 

に続き、2008年11月に同じ位置からモノクロで
描いたものです。

【リンク:大津の町並み46(2006年7月) 

とも比較すると、定点観測のようになり、2006~2007年
には建設中だったマンションが成長していく様子が見られます。

比較してみると意外とおもしろいものです。


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2008.11.06

コメント (4)
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大津の町並み79(浜大津アーカス前2007年01月)

2009-03-23 21:45:15 | 大津/新しい町並み
2007年1月に浜大津駅前付近をアーカスから描いたものです。
右側のマンションは建築中のクレーンがありますが、現在は
すでに完成しています。

20年前、ここにはボウリング場、バッティングセンター、
プール(冬はスケート場)と当時人気のレジャーが集結して
いましたが、すっかり様変わりしました。

絵の中で20年前から残っている建物は、あたか飯店と浜大津
バスターミナル位でしょうか・・・・

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2007.01.22


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大津の町並み78(中央2丁目)

2009-03-21 11:41:16 | 大津/古い町並み
改装された町家、現代的な家が混在した町並みです。

右手前の町家は厨子2階に簾が掛けられており、洒落た居酒屋
になっています。

また、エアコン室外機は目立たないように木の柵で目隠しするように
囲われています。京都や大津の古い町並みでは、最近このように
修景している所をよく見かけるようになりました。

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2008.02.21


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富田林寺内町の町並み2

2009-03-20 20:53:46 | 奈良,大阪,兵庫,和歌山

切妻平入りの町家が並んでいる所を描きました。
庇の裏まで漆喰で塗り込められた塗屋造りが特徴的です。

この地区は車が通るには道幅が狭いため、建物との接触防止
にポールが立てられていますが、環境を考慮してか背の低い
ポールになっていました。


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2008.04.29


【寺内町の塗屋造の例】
垂木が漆喰で塗り固められているため、太陽光が庇の裏
まで回り込みやすく、明るい印象を受けます。

内部がどうなっているかは、
倉敷美観地区の町並み
を参考に。

【塗屋造ではない例】
京都松原の輪違屋(置屋)



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富田林寺内町の町並み1(橋本家)

2009-03-18 07:37:05 | 奈良,大阪,兵庫,和歌山

富田林の寺内町は、中世末期に南河内石川の畔に寺院の境内、即ち、
寺内町として誕生した宗教自治都市です。
江戸時代には物資の集積地として商業が発展し、在郷町として栄えました。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
寺内町は他の町と比べても区割りが大きく、京都などは間口の狭い切妻の
町家が並んでいるのに対し、入母屋造りの豪華で大規模な町家が連なって
おり、一帯が邸宅地のような感じを受けました。


18世紀後半に建てられた橋本家です。
背後に見える板塀や樹木も同じ敷地内らしく、寺内町で見られる典型的な
入母屋造りの非常に大きな町家です。かつては酒造業を生業としていたそうです。

この地区に住む方に話しを聞きましたが、若い人にとっては住みにくく、
息子達は出て行ってしまい、年を経て引退するころにまた戻ってくるそうです。
こんな大きな家に住むのは凄くうらやましい気もしますが、実際には
色々と大変なのでしょう。

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2008.04.29


橋本家の装飾 【持ち送り】
水切りのための庇を支えるために取り付けられていますが、
デザイン性の高い漆喰で塗り固められた持ち送り(左上)と、
標準的な木製の持ち送り(下部)
寺内町ではよく見かけられます。


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天孫神社の狸Ⅰ

2009-03-16 21:33:22 | その他スケッチ
先日個展を行った滋賀会館には2m大きな狸が置いていますが、
【過去作品リンク】 滋賀会館の狸

滋賀会館の近くにある天孫神社の正面入り口右側にも信楽焼の狸
が置いています。

【過去作品リンク】 天孫神社

ここの狸は酒が好きなようです。


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2009.02.03

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彦根の町並み1(松原2丁目)

2009-03-14 21:31:09 | 滋賀

彦根城周囲にかつてあった内湖の入り口に面した古くからの集落です。
近くには鳥人間コンテストで有名な松原水泳場あります。
(今年は不景気のため中止だそうです)

正面の家は築150年くらい経っているとのことです。
外観上は厨子2階の上に3階がある珍しい形式の建物です。
中の構造がどうなっているのか興味があります。


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2008.06.04

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