元江の島・江の龍

店は無くなりましたが時々江の島に関する記事をアップしています

五家宝

2007年02月16日 | 駄菓子:きなこ系

五家宝、というお菓子は埼玉出身の庶民菓子です。
今では関東を代表する駄菓子として大変有名です。
当店でも関東以北にお住まいのお客さまはよくこのお菓子を
買っていかれます。
ところが、関西方面からいらっしゃるお客さまには
いまひとつピンとこないお菓子でもあります。

かく言う筆者もそんなひとりです。

きなこ系のお菓子はめったに口にしないためこの五家宝が
どのような味わいの表情を持っているのか
あまり関心がありませんでした。

そんなある日、初めて食べました。

これ、美味しいです。

思わず撮った写真がコレです。
中はやさしいやわらかさです。

夏でも根強い人気の五家宝

2006年09月13日 | 駄菓子:きなこ系

五家宝、正しい読み方は「ごかぼう」といいます。
詳しくは五家宝の歴史をご覧下さい。

埼玉県熊谷市の銘菓です。

このお菓子は最初は炒ったほし飯を蜜でからめ、きな粉をまぶした
保存食だったそうです。
明治になってからお菓子として製造されるようになった
ということです。

埼玉のお菓子が江の島に?

江の龍では関東系と関西系のお菓子を取り揃えているのです。
筆者は駄菓子のかもし出すエネルギーにふれるにつれ
関東と関西の昔から庶民の間に伝わる味の文化の大きな違いを
肌で感じ、どこまでも広がる幅の広さとつきることのない
奥の深さをまじまじと感じています。

その昔京都が日本の中心だった頃、関東は田舎でした。

関西系のお菓子は、どこか上品なさっぱりとしたものが
主流ですが関東系は味が濃くこってりとしたものが主流です。

お菓子、特に駄菓子の歴史は明治、江戸にさかのぼります。
これは筆者の推測ですが、当時の日本は関西に比べ
関東以北は現在よりも随分寒い気候だったのではないでしょうか。

駄菓子というのは掘り下げていくと、その地方の風土や文化と
密接な関係があり、なによりも貧しかった頃の
日本人の知恵と工夫が現在にも継承されていて、
細々と昔の味を伝える職人さんが今でもいらっしゃるということが
しみじみと伝わってきます。

それらの駄菓子は大量生産が出来ないので
スーパーやデパートからの注文はおことわりするそうです。
そのようなお菓子が当店には入ってきます。

江の龍では地域にはあまり関係なく、懐かしいお菓子を
たくさん取り揃えております。
「あらぁ、ここにこのお菓子があったわ~」と
お客さまから喜ばれることが大変うれしいです。

根づよい人気のきなこ系

2006年09月11日 | 駄菓子:きなこ系

秋、きなこのお菓子の季節です。
こうせん棒は大変よく売れている商品です。
とくに関東以北のお客さまに人気があります。

もう少ししたら、飛騨の打保屋さんの豆菓子が
入荷いたします。

打保屋さんの豆菓子は隠れたファンの大変多いお菓子です。

写真に写っている栗は本物そっくりのイミテーションです。

見た目は地味ですが、美味しいです。

2006年05月25日 | 駄菓子:きなこ系
こうせんぼう

江の龍においてあるお菓子は

甘い系と辛い系
ふわっと系と堅い系
醤油系と塩系
煎餅系と飴系

などに分類出来ます。
その中に「きなこ系」という全く独立したジャンルが
あって、その代表が五家宝というお菓子です。
さらに「きなこ棒」「こうせんぼう」と
きなこを使ったお菓子がかなりあります。

筆者はきなこ系があまり好きではありません。
江の龍においてあるお菓子はほとんど食していますが
実はこのきなこ系は、、、、五家宝もまだ一度も
食した事がありません。

江の龍にある五家宝はリピーターの方が多いので
美味しいらしいと解釈しています。

棒状のきなこ菓子は同じようなものが3つあり、
味や食感の違いを時々聞かれる事があります。

きなこ系にハマッている人って本当に多いんですね。
それで筆者も食してみました。
美味しいです。
中にきなこのかたまりのようなものが入っていますが
これが大変に美味しいです。
きなこ好きにはうれしいかも。