☆江島神社
<御祭神>
奥津宮 多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮 市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮 田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
御祭神は福岡の宗方大社や広島の厳島神社と御同神である。
天照大神が須佐之男命と誓約をされた時に生まれました神である。
この三女神は江の島大神と称し、海運、漁業、交通の守護神とされ
古くは江の島明神と呼ばれていたが、その後仏教との習合によって
弁財天女とされ江の島弁財天として信仰されるに至り、
海の神、水の神の他に
幸福、財宝を招き、芸能上達の功徳を持つ神と仰がれた。
明治初年の神仏分解によって純粋な神社信仰に復したが
江の島弁天の信仰も盛んで
商売繁盛、財宝福徳、芸道上達等の
諸祈願を託す人々が多い。
<御由緒>
社伝によると欽明天皇13年(552年)
「欽明天皇御字、神宣により詔して宮を島南の竜穴に建てられ」とあり
海運、漁業、交通の守護神として祀られてきた。
江戸時代には江の島弁財天への信仰が集まり
江の島詣の人々で大変な賑わいを見せた。
明治初年神仏分離によって仏式を全廃して純神道に復し
改めて江島神社と号し現在に至る。
江の島は湧出以来龍神の坐す処となり、古来龍神信仰は
弁財天信仰と習合せられ、その密接なる結び付きから
「江島縁起」を始め「太平記」等に多くの伝説が残されている。
噂話
江戸時代になると、二所詣が盛んになった。
江戸から13里(52キロ)と距離が三泊四日程の旅に都合良く
大山、江の島の所謂二所詣が庶民に大流行した。
旅先で開放感に浸るのは古今を問わず、二所詣を終え
帰路途中の保土ヶ谷宿等宿場界隈で遊興するのに
当社参詣に女性同伴を嫌い、
「夫婦、男女で弁財天に参拝すると弁天様に妬まれて別れや不幸がある」
と理不尽なる俗語が広められた。
境内には母性の女神としての御神威の現れか
幹が2つで根が1つの結びの木と呼ばれる大銀杏の御神木には
良縁祈願の絵馬が数多く奉納されており、
近年に至っては縁結びの神様として崇められている。
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初宮詣・七五三詣・成人祭・結婚式
<奉祀 日本三大弁財天 江島神社> より引用。
*引用にあたりましては江島神社、宮司さんより許可をいただいています。