君は1000%。 私は10000%

正直、泣き言なんて書きたく無いんですが、
書かずにおれない。

いよいよ目前に迫った、現役中学生吹奏楽部員の出演する『チューリップコンサート』。同じステージに卒業生として参加するべく、今晩、初の練習があった。私も顔を出させて頂いた。

楽器にさわるのは10年以上ぶり。ましてや演奏会なんて中学生以来、30年ぶりと言っていい。

練習場に入って、楽器を見つけた時は、懐かしい～！とか言って少し興奮した。周りは卒業生といっても、この春卒業したばかりの子や、高校生ばかり。みんな私らの子供世代だ。

いざ、マウスピースを取り出したら…。

マウスピースが全然吹けない。
楽器を持っても、当然まともに音が出せない。
ドレミの指使い、覚えてると思ってたのに、全然思い出せない。
もう、初心者以下。愕然。

目の前の楽譜、もう読めなくなってた。
コンクールの課題曲だそうだが、さっぱり分からん。

で、ご指導頂く先生が入場。
最初に曲のCDを聴かせて頂いたけど、楽譜を目で追うことすら出来ない。

で、いきなり演奏だって～！

無理です。不可能です。
100%…どころか、100×100の、10000%。演奏なんて出来ません。

もしかしたら、ちょっとでも出来ないかなあ？ と、一瞬でも思ってしまった私が愚かだった。 もう、ただ、自分自身を笑うしかない。

その上、先生の指導も、現役生と一緒なレベルだもんなあ。仰ってる内容が、私にはほとんど理解出来ません…。ダメだこりゃ。

悔しいけど、演奏は断念。
でも、何かの形で関わりたいんだよなあ…。

どうしましょ…。

追伸 『君は1000%』は、28年前の曲。
この曲が流れていた頃、私は既に吹奏楽から離れていたし、
今日来てた後輩諸君はもちろん、ご指導頂いた先生も、まだ生まれて無かったんじゃないかなあ…？
ああ…。