えむひみのブログ Mk-Ⅱ

『口だけ郵趣家』の独り言です

AKBの切手について思う事

2011-11-07 23:16:19 | 日記
 今日は午前中、窓口がなぜか知らねど非常に忙しかった…。何かクタクタになってしまいました。
その上今朝いきなり夕方6時からの研修会を開催する旨のお達し。帰宅も遅くなり余計くたびれました。ふう。
 
 帰宅後パソコンを開いたらインターネットのニュースで話題になっていたので、久々に切手の話題です。
 AKB48のフレーム切手台紙、明日から郵便局の窓口で申し込み受付開始です。郵便局窓口用に誰が欲しがるの?と思うほどの大量のチラシや、「盗難に注意!」とのお達しが出ている(らしい)宣伝用のノボリも用意されています。
 
 しかし多くの人がさんざんこきおろしているように、1セット5700円×3種類っていうのは、「切手」として考えればボッタクリ以外の何物でもありませんし、一般人の多くは「AKBの記念切手が出た!」と思っているのでしょうが、あくまでも切手は周囲のワクの部分だけであって、中身の写真はあくまでも余白。普通切手の周りの白いところ(専門用語で「耳紙」と言います)に勝手に絵を書いたり文字を入れたりしてるのと同じです。
 それに大昔の(私もリアルタイムでは知らない)切手ブームの頃の様に、「将来希少価値が上がってくれるかもしれない」等と思う人もあるかもしれませんが、まず無理。(断言)今から注文を取っておいて、発送は来年の2月なんて、完全な受注生産ですな。注文さえあれば何万枚でも何十万枚でも作られそうなモノです。
 
 私はAKBのメンバーの名前と顔が全く分からないオッサンなのですが、ファンがフレーム切手の台紙やオマケに切手額面1000円を差し引いた4700円以上の価値があると思うのならば、それは商品としてアリだと思うのです。先日東京の方から「地元で東京スカイツリーのフレーム切手が出るが、どう思うか?」とお問い合わせを頂き、同じようなことをお伝えしました。(その方は結局購入され、私にコピーを送ってくださいました)
 切手好きの私としては、(おそらくこの切手を購入するのは、普段手紙なんて全く書かないような人ばかりと思うので)これを機会に手紙や切手に少しでも関心を持ってくれたら嬉しいなあ…と思うのですが、きっと全く無理な話なのでしょうね。
 
 マニア的な見方をすると、「希少価値」と言えば未使用のシートを大事に温存するよりも、AKBの人気がある今、あえて郵便に使用した使用済み切手の方が、まだ将来の希少価値は期待できます。(消印の日付がはっきり分かるように、剥がしたりせずに郵便物ごと保管するのがベスト?)
 前述の切手ブームの頃の未使用切手が、金券ショップで額面以下で販売されているのに対して、発売当時の日付が分かるような消印がハッキリ押されている使用済み切手が、収集家の間で高値で取引されているという現状もあります。当時はみんな記念切手を郵便に使おうとせず、また切手にたくさん消印が掛かっている使用済み切手も「悪消し」とか言われ、全く見向きもされなかったと言うことが今になって余計希少価値を高めているのです。
 一番つまらないのは将来AKBの人気が落ちて、テレビから姿を消した頃に思い出されたように消費される場合です。小包か何かに大量に貼られるのでしょうか。想像しただけで何か哀れになります。
 
 どうでもいい事ですが、販売する職員の立場としては、切手シートだろうがお歳暮だろうが、お客様に買っていただければ自分の「物品販売実績」にカウントされます。私がもっと若かったら同級生とかにも買ってもらいやすかったかな?そしたら実績も上がるのかな?なんて正直思ってしまいます。
 でももうAKBのメンバーなんて下手すれば自分の子供くらいの年齢だもんな。こんな子に熱を上げるオッサンなんているのか?…、いや、いたりして。想像すると何か怖いわあ~。
 
 とりあえず、明日の朝1番で注文に来られるお客様があるのかどうか、ちょっと気になる私でした。
 


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