スターバックスコーヒー 松江にオープン

一日遅れのニュースだが、昨日JR松江駅内にスターバックスコーヒーがオープンしたそうな。私はオープンの事を全く知らなかったが、今朝ネットのニュースで知った。たいそうな人出で、前日から並んだ人もいたそうだ。

スターバックスの店、山陰両県「以外」の全都道府県にあるんだそうな。島根は全国で４６番目。
（そういえば一昨年夏に国際切手展見物で東京に行った時、現地でお世話になったSさんと、品川駅で一緒にスタバのコーヒーを飲んだなあ。）

改めて当地は「日本の最底辺」なんだなあと実感する。

残るは鳥取県。隣県といえ、鳥取市の人が陸路で松江市のスタバに行くよりも、飛行機で羽田の店に行くほうが早く行ける…とあったが、道路・交通事情がひどい山陰ではうなずけるお話だ。　やれやれ。

都会の方々にはきっと理解出来ないと思うけど、スタバに行列ができるのは、コーヒーの味ぢゃないんだな。
最底辺の地に住む民の、都会文化へのすさまじい憧れなんだな。

今でも忘れない。平成元年、松江に初めてマクドナルドが出来たとき！当日の地元のローカルニュースのトップニュースだったもんな。当時二十歳の私、めちゃくちゃ感動したもんな。ついに島根も都会になった！と本気で思ったもの。

いまでこそローソンをはじめ、当地でも複数のコンビニが営業してるけど、私の高校生の頃なんて、今は無き「A&B」っていうローカルのコンビニくらいしかなかった。

アニメの「タッチ」でローソンのCMが流れ、（山陰には全く店が無いのにCM流すってまさに意味不明なんだけど、全国ネットでの放送だから仕方ないのね）”からあげクン”とか宣伝すると、「どんな味がするんだろうなあ～。きっとすげ～美味いんだろうなあ～。」と、本気で思ってた。
…実際こっちにもローソンが出来て、わくわくしながら”からあげクン”を買ったけど、スーパーの惣菜売り場のからあげの方が美味しかったような気がした。実際そんなもんだ。けど、からあげクンは憧れだったんだな。

ネットの普及で、都市と地方の情報の格差は格段に縮まったと思う。物流も道路事情はまだまだだけど、週末には松江から広島まで、いよいよ高速道路がつながる。ちょっとづづだけど改善してる…　と思いたい。

でも、やはり当地・山陰は、日本の最底辺ってのは、歴然たる事実なんだなあ。（山陽の陰なんだもん）
スタバ開店。一人でいろんなことを思ったニュースだった。