ブックオフに行ったら以前50円で売ったDVDが750円で、80円で売った英英辞典が1400円で売られていてビックリです。でもヤフオク出すのが面倒だから、仕方ない。
下は、今回売るために読み直したり見直した、最近の読書とDVDの感想です。
ヨースタイン・ゴルデルさんの「ソフィーの世界」。理解するには何度か読まないとならなかったけど、いつか子供に読ませたい。ハードカバーで保存していたけど娘が育つまで手放すつもりで読み直しました。生きるには実際にはそれほどのものは要らないとしたソクラテスの思想から出たキュニコス学派の考えかたは素敵。キュニコス学派のディオゲネスは持ち物は着る布と杖と袋だけでアレクサンドロス大王が「望みがあれば叶えましょう」と言ったときには「そこをどいてください、私が日陰になっている」と答えたらしいのですが欲の少なさがうらやましいです。労働者が奴隷のようになり人生を売り渡すのは不公平と考えるマルクスよりは、がむしゃらに働いたなら報いがあるのが公平、公平というのは平等な者同士の間でだけ成り立つというエビニーザ・スクルージの考えのほうが納得いきます。ソクラテスやニーチェやキルケゴールなど哲学の話がいっぱいで良かった。
DVD「あずみ」「あずみ2」。強い女の子大好きですが、上戸彩ちゃんもめちゃくちゃ可愛いですが、救いがなく、殺伐としてるからダンシャリ。
DVD「グリッター」。マライアの歌は本当に素敵。自力で成功をつかむ姿は励みになります。
DVD「奥サマは魔女」。ヴァネッサ・パラディがキュート。こんなママって素敵。とにかく魔女ものが好きでしたが、サブリナ以外は手放すことにしました。ちなみに昔のだけど携帯がめちゃデカくてビックリ。
DVD「奥さまは魔女」。ニコール・キッドマン演じる現代の魔女。やっぱり美人で好き。現代版だけあって多少リアルな感じです。
DVD「ナイト・ミュージアム」。勉強欲もわいて面白い。結構好きなタイプの映画です。
DVD「ラスト・サムライ」。ちょっとベストキッドふうの微妙な日本観。脚本はいたいちよくわからないけど渡辺謙さんは本当にかっこいい。ストーリーはそこそこってところですが所作は美しい。
DVD「インタビューウィズヴァンパイア」。悩むブラピが素敵。トム・クルーズもレスタト役が合ってました。吸血鬼もので一番好きな作品です。でも吸血鬼に別れを告げることにしたのでダンシャリします。
DVD「ナタリー 恍惚」。ナタリー役が美人。フランス語聞くだけでちょっと嬉しい。でもフランス映画はたいてい肌のしみやそばかすを美しく見せるためにごまかさないことが多い気がします。オバサンにお金で頼まれ美女がダンナを誘惑する話だけど、最後に嘘がバレる。演出はまあ好きだけど脚本はいまいちかも。
DVD「リーグ・オブ・レジェンド」。モリアーティに対抗する七人の登場人物設定は最高。透明人間にハイドにネモに吸血鬼になったミナ・ハーカーに一番好きなドリアン・グレイまでいる！でもトム・ソーヤーは設定ミスじゃないかしら。ショーン・コネリーは味があって良かった。あとミナとグレイの対決シーンやグレイと絵の顛末も素晴らしい。映像にお金かけた感じ。でもせむし男はお金かけてないメイクだなぁ。吸血鬼マニアだから永らく保存していたけど手放すことにしました。アクションはなかなか良かったです。
DVD「ヴァン・ヘルシング」。アナ王女の身のこなしが素敵で強そうなとこが最高。悪役もちょっと年いってそうだけど美人ぞろいだし。でもドラキュラが美形でなくてガッカリ。絵は綺麗だけど何だかいまいち吸血鬼の美が出てない。堪能したからそろそろ手放すことにしました。
DVD「桃色」。松坂慶子扮する梅木夫人の若い頃の役で出たハ・リス狙いで買いました。ニューハーフだけどめちゃくちゃ美女！腕や足も綺麗。でも動かない写真のほうがハ・リスは美しいです。内容は思い出と現在が混ざってストーリーは分かりにくいかも。松坂慶子の前腕の血管がめちゃくちゃ浮いてシワシワなのが残念。メイライ役も香水を「No.5？」と聞かれて「Excuse me.I'm always No.1」と言うセリフは素敵。梅木夫人が必要以上にセクシーというか色気を振りまいてますね。全体としては20点くらいです。
DVD「ハムナプトラ1～3」。インディ・ジョーンズみたいな感じだけど少し子供向けかも。インディの方が個人的には好きです。
あさのあつこさんの「ねらわれた街」「闇からのささやき」「私の中に何かがいる」「時を超えるSOS」「髑髏は知っていた」「人面瘡は夜笑う」「ゴースト館の謎」。超能力中学生が主人公だけどさすがあさのあつこさん。文章力があって大人でも面白かった。
マイケル・バックリーの「グリム姉妹の事件簿1」。死んだと聞かされたおばあちゃんに引き取られたグリム姉妹とエヴァーアフターらおとぎ話の登場人物の不思議な事件簿。誰が味方か敵か最後まで分からず面白い。映画になったら絶対見たい。「グリム姉妹の事件簿2」。かなり面白い。ヴィルヘルム・グリムのひいひいひいひい孫のグリム姉妹が行方不明の両親を探しながら人間界に住むエヴァーアフターたちの関係した事件を解き明かします。おとぎ話の登場人物が上手く出ていて、子供が読んでも楽しいけど大人にも楽しい作品。事件解決しますがラストで両親救出に行き赤ずきんと遭遇。続きを早く読みたいです。
貴志祐介さんの「ダークゾーン」。将棋界と囲碁界の詳細もわかるのも良い。でも展開が非常にスリリングでかなり面白い。読み直しして涙を飲んでダンシャリしました。売っても良かったけど人気があるから図書館に寄贈です。
「すてきな奥さん 収納と掃除 キレイが続く！知恵366」。2008年4月発行ですが、ダンシャリよりたぶん前から同じ内容が表現されてました。まずモノの量は収納スペースの7～8割にしろと。家電説明書、薬、乾物、保険など契約書、雑誌ファイリング、空き箱や缶、コード、古い給与明細、やめた化粧品、紙袋、食器、引き出物、写真、子供の作品など手放すアイディアも書いてくれているので参考になります。ダンシャリ的なことプラス収納プラスDIYプラス掃除方法まで書かれていて優秀。残念ながらいまは市販されてないのが惜しいところ。
唯川恵さんの「繭に抱かれて」。疲れた中年夫婦が主人公。読んでいて疲れる。
貴志祐介さんの「悪の教典 下」。かなり演技の上手い主人公の異常教師、とても怖いです。しかし次に何をするか見たくなってしまう魅力がこの作家さんの文章力にはあります。ラストも恐怖！殺人犯が精神異常を名目に刑を免れるのはよくありますから。精神異常のある殺人犯も私は刑務所に入れるべきだと思います。だって精神病院に短期間入るだけで本当に病気ならまた悪化して殺人をおかさないとも限らないでしょう？あとはころ読んで思ったのが、確かに作文てIQや情緒安定かどうか攻撃的か論理型かいろいろ分かって筆跡も分かるので情報の宝庫だということ。子供の頃は悪用の可能性を考えずに書きますけどね。三文オペラの殺人物語大道歌(モリタート)は聞いてみたくなりました。
ニッキ・フレンチの「素顔の裏まで」。快楽殺人犯がストーカーのように対象を選ぶ。その過程で最初の二人の不幸が滲み出る。三人目のナディアは我が身を守るため戦い犯人を暴きます。警察の情けなさも浮き彫り。なかでもキャメロンが最低。ジェニファーの死後の元夫も愛人さっそく連れ込んで最低。
東野圭吾さんの「ブルータスの心臓」。前に読んだけど結末忘れてたので面白かった。主人公が犯罪者というのは変わった設定ですがちょっとかわいそう。会社オーナーの敏樹が怖い。
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