女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

読書

2015-06-08 08:25:15 | Weblog
最近みた映画と読書の感想。

アニメ映画「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」。ネズミたちが宝石泥棒したり取り返したりマウスタウンを守ろうとしたりで頑張る映画。悪くなかった。

赤塚不二夫さんの「天才バカボン」。細かいので読むのが大変でした。でもバカボンにご馳走すると約束したお金持ちが破産しても約束のために自分は生ゴミを食べて我慢する話など意外に深かった。

映画「タイムマシン大作戦」。意外に面白かった。賢い子供は良いですね。


鵜沢戸久子さんの「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」。この著者のもとでないと発音がひどくなると思わされました。親の発音がうつるから親は英語を話さない、英語かけ流し聞き流し、親は一緒に勉強しない、カタカナで英文の読み方をつけて暗記させる(ただし何度も同じのを読ませず一年に三回だけ)、など書いてありました。そして育ってしまうと後からは無理っぱいことも書いてあるし、英語が本当に上手な親以外はなんだか頑張る気をなくしそうな本でした。世間で英語のやり方はかなり違うのでどれが良いかよく分かりません。

和仁達也さんの「世界一受けたいお金の授業」。案外役にかたたなそうな内容で面白くなかった。

Royさんの「神達に拾われた男」。不幸なおじさんが別世界に生まれ変わって魔物を使えるようになるが、バカにされるような魔物のスライムを大事にして幸せになっていく。めちゃくちゃ面白い。


伊豆平成さんの「テルマエ・ロマエ」。古代ローマのテルマエ技師がテルマエの進化のために悩んで現代にタイムスリップする話。映画とは多少違う場所があり、ケイオニウスが意外に良い奴でした。


伊豆平成さんの「テルマエ・ロマエⅡ」。ルシウスが妻を寝取ったマルクスと和解して、新しい温泉郷を作り出す。ケイオニウスが意外にかっこよくなっている。切ない部分があるが最後の最後はⅠのエンディングっぽくてちょっと笑える。


映画「テルマエ・ロマエ」。濃い顔の日本人がたくさんいて面白い。阿部寛のビックリ演技も可愛くて面白い。見ていた私の夫も爆笑でした。でも平井堅を出して欲しかったなぁ!


本多静六さんの「たのしみを財産に変える生活」。昔の日本などがなんとなく分かる本。生活を楽しめるように書いているようだ。けして経済や経営の本ではない。

久保力也さんの「大家さんのための新空室対策」。追い焚き機能、エントランスオートロック、収納、洗浄機つき便座、モニターつきインターホン、入居者個別売電太陽光パネル、エコキュート、システムキッチン、高くなりそうなものはホームセキュリティ、防犯カメラ、宅配ボックス、無料インターネットなど入居者のニーズを把握すること。匂いを含め物件をチェックして物件情報を正しく不動産業者が載せたか確認して丁寧に指摘したり、退去しないように笑顔で掃除して声をかけたり不満を聞いたりすること、物件チラシ(マイソク)や所有物件や顔イラストや物件メリットやQRコードをのせた大家名刺をすすめています。内見では使い捨てスリッパを出してあげることや採寸時にメジャーを貸す(誤差があるとトラブルになるので採寸自体は本人にさせる)、コンパスも用意する、臭気対策でトイレ封水を切らさないようにしたり、清掃会社でキッチン風呂洗面所トイレ水回り全てにラップ密閉してもらう、内見時にウェルカムボードに写真や感謝のメッセ
ージを出せ。


岩沢ゲイティーさんの「0歳からのハッピー子育て」。著者には悪いけどまるきり役に立たない本でした。


渡部昇一さんの「いま、論語を学ぶ」。論語を少し述べながら、自分の半生のエピソードを書いている。伝記部分は不要だと思うので今一つでした。


大石圭さんの「アンダー・ユア・ベッド」。ベッド下にひそんだり盗聴しながら好きな女性を見守る気弱な男性。主人公が少年時代にわざと暑い車内に残されたり、全く愛情を与えられず育った姿は切ない。欲しくないなら生むな、と私はいつも思う。好かれている女性もかなり惨めで可哀想だ。


川島誠さんの「神様のみなしご」。養護施設、DV、娼婦、近親相姦、殺人などが出てきて重い。一見、湊かなえ風の語り手交代形式だが、かなりわかりにくく、好みではなかったです。

理不尽な孫の手さんの「無職転生ー異世界行ったら本気だすー」。ニートで性格もひどい男が(しかもちょっと気持ち悪いくらいエロエロ)、最後に良いことをして死んだら、赤ん坊に転生します。反省して努力していくので、後半は主人公の応援をしたくなりました。かなり長いですがなかなか面白かった。同じ舞台でいくつか短編もあり悪くなかった。

映画「アフターライフ」。恋人とのケンカ後の運転で興奮して事故死した女性教師が死後に意識もあり体を動か競るのに埋葬されていく話。クリスティーナ・リッチの演技が良かった。特に死後の動作が少し硬直っぽい感じで雰囲気が出ていた。ラストは予想した結末だったが、フィアンセは同じ墓には入れないのよね、残念。

三上延さんのビブリア古書堂の事件手帖6」。五浦の親戚関係を明らかにして、栞子の祖父が冷血漢かもしれないと分かり、五浦と栞子も進展。壇一雄と太宰のメロスの真逆の裏話を楽しめて面白かった。


許斐剛さんの「テニスの王子様」。テニスが上手い小学生の越前リョーマが中学生や高校生や大学生相手に買ってしまう漫画。


上田倫子さんの「リョウ」。義経だったとわかった女子高生リョウの話ですが、なかなか面白かったです。ただ結末のリョウの最期とパラレルワールドっぽくなってしまうのは残念でした。


さきさんの「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」。転生記憶を持つ強情なメアリは破滅するなら思い切り没落しようとしますがなかなか没落できず王女アリシアになつかれ、繁栄していきます。なかなか面白かったです。カリーナたちの反撃はかなりミモノ。


映画「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」。ふしぎなマチルダばあやが原作。父にかまってほしくて悪さばかりする子供たち。しかしマクフィーばあやは魔法のステッキで言うことを聞かせるよう仕向けます。子供たちが素直になるとばあやのイボやデカ鼻や出っ歯が消えていきます。正体は亡くなったお母さんかと思ったけどそういうことでもないようでした。


池井戸潤さんの「ようこそ、わが家へ」。温厚な銀行員が電車で乱暴なことをしている男に注意したら逆恨みでストーキングと嫌がらせを受け、息子も妬みで嫌がらせされ、妻も妬みで盗聴され、会社では不正をとがめても相手にされず、しかし家族で戦っていく姿が良かった。日常にひそむ妬みは恐ろしいです。うちなんかは幸せだから多少は妬まれていそうだわ。


松永暢史さんの「女の子を伸ばす母親は、ここが違う!」。男の子は14歳からでも驚くほど伸ばせるが女の子は先行をとすすめていた。あまり目新しい情報はなかったが、プレゼントのしすぎには注意しないとなぁと思った。

オーサ・イェークストロムの「北欧女子 日本の不思議」。マンガでオーサさんが日本文化で戸惑ったことを楽しくつづっています。日本人にモテそうな可愛い顔でした。


ttkkさんの「今日も嫌がらせ弁当」。毎日ちょっと笑えるキャラ弁で見るだけで楽しかった。娘は学校で人気が出るなぁ(笑)


川合典子さんの「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」。日本人は子音が短いから子音を長くする、発音を初めて習得するときに口の筋肉を大きく使うなどアドバイスがあった。英語は英語で習うも嘘だとの話で著者は海外で子供をバイリンガルにするときにわからない英語は日本語に直したと書いていました。リーディングやライティングも大事だとか。良さそうな英語本のオススメが書いてあるのは良かった。


水野敬也さんの「人生はzooっと楽しい」。動物写真と合体した格言集。本田宗一郎さんの「日本一になるなどと思うな。世界一になるんだ」が素晴らしい。

ディケンズの「オリヴァー・トゥイスト」。まず、各章のタイトルがめちゃくちゃ長いです。内容も古い言葉で読みにくい。でもストーリーはなかなか良いですよ。


Richard MacAndrewさんの「Logan's Choice」。ロンドンの女刑事ローガンがレストラン経営者の殺人の謎をときます。妻、妻の兄、共同経営者などが怪しいけど犯人を見つけます。ラストで意外な男性と恋に落ちそう。分かりやすい英語で読みやすかった。


川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」。自分が脳腫瘍でもう1週間と知った30歳が悪魔と取引して寿命1日と引き換えに世界から何かを消していく話。若いうちに死ぬと言われるとやり残しがたくさんあるだろうなぁといろいろ考えた。


タエさんの「3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」。すごいけど2歳からの英語教育をしてました。6歳から始めた我が家では太刀打ちできませんが、年中で5級、年長で4と3と準2級、小1で2級、小4で準1級、小6で1級に合格しているので、目安として参考になります。本に乗るような賢い子ですら準1と1級はかなり時間が必要で大変なんだと年齢を見ただけで思えますね。あとお金ナイと言いつつもこの著者は結構お金も時間も英語教室も使っていました。まあ確かにある程度かけないと難しいですね。あとかなり時間をかけるので進学校だと宿題の時間がない感じ。共働きで普通な我が家には難しいです。


杉森久英さんの「天皇の料理番」。田舎から上京したりパリにいき黙々と料理を学ぶトクゾウ。明治天皇の崩御直後に新しい天皇の料理番として声がかかります。トゥール・ダルジャンの番号つきカードのついた鴨は食べてみたくなりました。下巻では、戦争後も宮内庁で働き、勤め終えて、亡くなるところまで描かれています。


映画「ロード・トリップ」。娘が離れた大学に通うことに反対の過保護パパが、面接に車で送る経験を通して親子ともに成長して話し合いをしていく姿を描いている。B級だが悪くない。

氷純さんの「詰みかけ転生領主の改革」。転生した領主ソラがめちゃくちゃかっこいい。毎日続きをよみたくなる。

ひよこのケーキさんの「謙虚、堅実をモットーに生きております!」。吉祥院麗華が派手なのに謙虚で好感が持てて好きです。麗華にも素敵な恋人が出来るといいなと思います。


澪亜さんの「公爵令嬢の嗜み」。本好きの下克上と吉祥院麗華をミックスしたような作品だが抜群に面白い。転生ものはリアルに発明が前倒しになれば効果絶大なだけに面白い。

湊かなえ「豆の上で眠る」。姉が行方不明になり二年間探し続ける家族。母に利用されて探し続けイジメの対象になる妹の姿が切ない。見つかった姉は別人。本物を探す妹。真実は半分ちょっと読んだらネタばれしたが、それを知るとどうしたら良いのか悩んでしまう結末だった。自分ならどちらを取るか本当にわからない。自分たちに考えさせるしかないのかなぁとも思う。


映画「魔法の館エバーモア」。奇妙な人たちが勝手に出入りする奇妙な村の奇妙な儀式がからんで、家族愛と恋愛を成立させていくヒロイン。でも最後が「そう上手くいくと思うなよ」的な魔女の言葉で終わります。不完全燃焼でちょっと残念です。


碧野圭さんの「書店ガール」。書店閉店をめぐり独身アラフォーとモテモテ美人がタッグを組んで書店の売り上げをのばしていきます。面白かったです。「2」。美人書店員が妊娠したり夫が左遷されたりしながらも、本の素晴らしさを広めたいと思う気持ちが伝わって良かった。「3」。美人書店員が出産して仕事との両立に悩んだり、アラフォーのしっかり者の店長が震災フェアをしてみたり。なかなか良かったです。


森博司嗣さんの「すべてがFになる」。長い長い話でした。意外性はあるけどマンガ版より込み入ってますね。

高城和彦さんの「パリのかわいいガーリー・インテリア」。カラフルで素敵な部屋がたくさん載っていました。フランス人は利己的ではあるけどセンスはいいですね。