女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

暑ーい

2013-10-10 18:42:35 | Weblog
先日、テレビで見かけた女性、あまりにも肩に肉がなさすぎて気になった。細いのはうらやましいけど細すぎ。

今日も何だか蒸しますねぇ。暑い。

読書年収1億円のヒント?( 笑)

2013-10-10 17:11:33 | Weblog
最近の読書感想文(笑)

江上治さんの「年収1億円人生計画」。富裕層専門のFPが書いた本。あまり年収アップの具体的な方法は書いていないが、サンプルを数例出している。無責任に真似しろというのではなく、それでは失敗することもあるから自分なりに消化してやるように、恵まれた地位なら脱サラはやめたほうがいい、とか独立はスキルもしっかり手にしてからステップアップするようにというのは納得いく。あと年収1億円以上の人の家計簿は良かった。一つの会社だと潰れたら途絶えるから子会社を作り複数から収入を入れたり、複数から顧問料をもらったり、寮やマンションやビル収入を受け取り、妻子も役員にして報酬をもらう流れを作るのはすごい。あとは年収1億3800万のモデルだが毎月夫婦の親に合わせて90万の仕送り、人脈作りや部下のために毎月外食50万、交際費50万。うらやましいです(笑)保険も毎月50万。これは死んだら相当お金が入りそう。しかし図書費や光熱費や食費は意外に堅実だった。年収1億の手前でま
ず年収2000万が目安らしく、とりあえず私は頑張っても育児しながらで今の体力だと2000万でも無理だなぁと諦めました(笑)年収1億円だと40%が税金でとられるのも何だかガッカリするしね。


ポール・スローンの「ポール・スローンのウミガメのスープ」。ラテラル・シンキングのトンチみたいなクイズ本。数えてないけど半分以上当たりました。私はロジカルじゃなくラテラルみたいです(笑)ちなみに冒頭のウミガメのスープのクイズはすごく簡単だった。松岡圭祐さんのアルファシリーズが好きならぜひこれで脳トレしてみて欲しいです。あいりにはまだラテラルシンキングを身に付けると学校で困りそうだからもう少し育ってから読んで欲しい気もするけど、悪くないと思います。


エロイーズ・マッグロウの「サースキの笛がきこえる」。イギリスの伝承にあるように、妖精のとりかえ子である半妖精のサースキはバグパイプを吹いたりムーア(荒野)が好きだったり、運動能力が高かったり。人間がサースキが人と違うからといじめたり暴力をふるっても良いと思われて、他の子供をいじめれば叱るはずの親たちも子供がいじめるのがサースキならば何も言わないどころか防ごうとしただけのサースキに嫌味を言ったり、リアルな感じで切ないです。ちょっとネタバレになりますがラストで、妖精への仕返しで本当の人間の子供を取り戻そうとしたり、ラストが良かった。


映画「踊る大捜査線 THE FINAL」。青島の相方、すみれが退職願を出したり、署長になった後輩の息子が誘拐されたり、青島も濡れ衣で警察手帳を取り上げられて大変!ラストはなかなか良かったです。香取さんが意外な役なのも良かった。


映画「アンノウン」。交通事故から目覚めた男が妻のもとへ行くと、妻が知らないと言い、さらに同じ名前を名乗る男が夫としてついている。アイデンティティーを探すが誰も自分を知らないという。しかしなぜか殺し屋に狙われ、実は自分も殺し屋組織の一員と知らされる。あれこれあるが、交通事故を起こしたドライバーと上手くいきさうなので少し救われた。


高田崇史さんの「パズル自由自在」。千葉千波シリーズの4作目。前を読まずにこれを読んでしまった。ちなみに、千葉千波シリーズなのだが主人公である語り手は別の男、ぴいくん。本名をかたくなに言わないが解説でおそらく落花生(おちはなお)だろうと分かり、スッキリした。ぴいくんがほのぼの呑気で妹に甘く、迷惑している優しい千波に気づかないキャラなのがなかなか良くて、面白い。パズルの答えは最後にまとめてあるがページが分かりにくいのは残念。ちなみに佐藤俊夫(砂糖と塩)とか親戚の名前が笑える。バイト先のバイトの名前も中田中とか山下上とか個性的。


平安寿子さんの「恋愛嫌い」。恋や結婚にあまり興味ないはずの三人の女性のお話。いろんなことがあるなぁと読んで感心してしまいました。


恩田陸さんの「ネバーランド」。冬休み中、寮に残る4人の男子学生が毎晩打ち明け話をするが、親の自殺、誘拐、親の不倫、親の離婚、義親の強姦と少年には酷な話が山盛り。大人の屁理屈で振り回されたりして子供って辛いし切ないけど、支えあって友人になる姿はあたたかかった。大学時代の寮での生活を少し思い出した。私は寮生ではなかったけど、寮生の男友達がたくさんいたし先輩もいたので良くお泊まりには行っていたんだよね。勉強しながらとかマンガ読みながら雑魚寝したり。色気なし(笑)男同士の友情ってちょっと憧れます。

アニメ映画「スティッチと砂の惑星」。スティッチがユウナを置いてジャンバ博士の旧友のいる惑星を救いにいき、ユウナのもとに帰る話。子供には少し難しく、ちょっと微妙でした。


さくらももこさんの「さくら日和」。さくらさんらしくのんびりしていて、離婚はしても保育園の息子や家族と楽しそう。癒されます。昔のエッセイだから今はたぶん10代に息子も育ってるんだろうなぁ。


佐藤可士和さんの「佐藤可士和の超整理術」。事務所の写真がめちゃくちゃ物が少なくて良かった。日頃の通勤荷物は減らしてみようかなと思います。


高杉良さんの「炎の経営者」。日本触媒の八谷泰造の話。なかなか魅力あふれる人物でストーリーは悪くはないが、触媒の話はちょっと難しい。


ハイム・ギノットの「子どもの話にどんな返事をしてますか?」。外国語のを訳した場合、こういう感じになっちゃうね、というやや残念な本。子どもを卑下したりいやみを言ったり罵倒するとそうなってしまうというのは分かる。ただ、良い子ね、とか優しいわね、と性格や人格を誉めると反発してダメになるから努力や成果を誉めろというのは理解しにくい。人を責めても意味がないので、子どもを辱しめずに、淡々と「図書館の本の期限が切れてるよ。返しにいかなくちゃ」と事実だけ言うべきだと。ただ、解決策を自分で考えない子どもになったらどうしようと思ってしまいます。あとはガミガミ叱る代わりに「これがこうだから私はカンカンに怒ってるね」という感じで言えとのこと。あとは親が子どもを平等に愛さないのを隠さなくて良いとのことでこれは納得いかない。子どもを怒らせたり傷つけたり自信を失わせないように話すよう書いてありそれは理解できる。


ふなっしーの「ふなのみくす」。読モみたいな名前ですが船橋市のゆるキャラのふなっしー。ただ、とにかくブラックでシュールなところが良かったです。ヤク中のようなやたらに高いテンションでヒャッハー言ってるし、更にゆるキャラのくせに「オマエバカ!」とか言ってるし、ジュースやソースラーメンを背中のチャックあけて中で消費したり、ゆるキャラとしては異常にブラック。驚異のジャンプ力があります。ふなのびくすという簡単体操、やってみると意外に運動になりました。


ふなっしーの「ふなっしーの本なっしー!!」。ふなっしーの趣味は蟻の巣に水を注ぐこと、とか結構ブラックな着ぐるみ。ふなっしー写真集でした。オススメはしないけどくつろぐー(笑)

乃南アサさんの「すれ違う背中を」。刑務所帰りコンビの続編。綾香がUSJ旅行チケットを当てて二人旅で綾香の同級生に会って殺人のことをみんな知っていると思い知らされてしまう。犯罪は割にあわないからやめたほうが良いと思えるような作品(笑)チャラチャラ警官の高木も登場。


林真理子さんの「年下の女友だち」。変わり者のおばさん作家エミ子さんがいろんなお金持ちの娘さんに変わった打ち明け話をされていく。それぞれになかなかのオチがある。前に買ったのを忘れてまた求めてしまいましたが、読み直しも悪くなかった。


赤川次郎さんの「ふたり」。3歳違いの姉は賢くしっかりもので才能に溢れて、妹は呑気で顔もパッとしなくて才能もない。しかし姉が事故で亡くなり姉の声が聞こえるようになってから妹はしっかりし始め、ピアノにマラソンに演劇に家事とあれこれ才能が現れてきます。出張の父が浮気して浮気相手が家に乗り込んで来たり、演劇での役に嫉妬した美人が母に主人公の事故の嘘電話をかけて母を病気にさせたり、本当にトラブルばかりだが何とか乗り越えていく。主人公の同級生も父親の倒産・失踪とか、父親の死亡とか、悩みが尽きないのでリアルに感情移入してしまった。主人公の父親はかなり最低。娘が死んで妻が心の病気で入院して残った妹娘も一人で毎日学校と家事と看病してるのに、浮気して、更に浮気相手に忘れ物とりに自宅へおつかいに出しては寝室を覗かれたり、久しぶりに一時退院した妻との正月に浮気相手が乗り込んできて追い返さずに家にあげたり、父親として本当にひどい。赤川さんにしてはそこそこ泥沼で珍しい。


荒木源さんの「探検隊の栄光」。テレビ局の探検隊が番組のためにきた外国でゲリラに遭遇するが、番組作りに魂をかけるスタッフたち。ヤラセはあるが、馬鹿馬鹿しいところが比較的面白かった。


柳広司さんの「怪談」。ラフカディオ・ハーンの怪談をモチーフにして現代ふうのアレンジをした短編集だがどれも怖くて面白い。


奥田英朗さんの「家日和」。パパの会社倒産で男女逆転することにしたほのぼの家庭や別居をきっかけに自分の部屋作りをしている男性の話など、なかなか良かった。ラストのロハスかぶれの妻の話は愉快だった。ロハスロハスって大きい顔してるけどオーガニックコットンのタオルを買い足すより何も買わない方がエコ。排水が良くないからとマジックソープを買うより洗濯機もなしで石鹸で手洗いしたら?エコが好きなら自分の家のトイレを汲み取り式便所にして園芸でもすれば良い。ロハスにするなら私立でなく公立に行かせろ、などツッコミが気が利いてます。ナルシストな気取ったロハスマニアに読ませたくなります(笑)私もちょっとした家計に良いエコなら好きだけど、玄米も美味しいから好きだけど、ロハスってなんだか曖昧な感じだし、頑張ってまーすという感じのロハスは嫌(笑)ちょっと笑えて良い作品でした。