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ひつじ瞑想中…

羊好きが高じて、NZに羊の勉強をしに来ています。
NZでの生活で発見したこと等、NZらしく適当に発信しています。

北島+α旅行 ウェリントン 10~13/08/06

2006-10-02 00:29:47 | 旅行記
ウェリントンは首都ですが、NZの中ではオークランド(Auckland)、
クライストチャーチ(Christchurch)に次ぐ3番目の規模の都市だそうです。

ガイドブックでも観光雑誌でも、オークランドとクライストチャーチを
中心に紹介されており、ウェリントンはやや地味な存在…。
実際に行ったことのある友達の評価もいまいちだったり…。

それでもやっぱり首都くらい行っておかなくちゃという使命感の下、
Wellingtonになんと4連泊の予定を立てました。
Palmaston Northの帰りに立ち寄ったのも含めれば5泊ですが。

さて、Pictonからのフェリーで船酔いし、ふらふらになってWellingtonに上陸した上に
ユースホステル(YHA)到着時刻が17時過ぎだったので、この日は何も出来ない!
と思っていたのですが…。

なーんとWellingtonにあるNZ最大の国立博物館Te Papa(テパパ)が
木曜だけ21時まで開いている!!
しかも入場料無料!!
しかもYHAのすぐ近く!!

NZの博物館はとても楽しいです。あちこち周りました。
というのもNZの歴史やマオリの文化を観るのが大好きだから。

そういうわけでWellingtonに到着した日はテパパへ

NZ最大の博物館と言うだけあって、規模も展示物もとにかく素晴らしかった
博物館自体は4階建てくらいで、広大な敷地の中にNZの地形やネイティブブッシュを
紹介するガーデンがあり、お洒落なカフェもあり、センスの良いお土産屋さんもあり、
ウッドテラスからはWellingtonの景色が眺められたり…と、施設だけでも
本当に素晴らしい

博物館というと、子供は(たまに大人も)途中で飽きてしまいがちですが
このテパパは飽きさせない工夫もたっぷり
コーナー毎にコンピュータが置かれ、様々なバーチャルゲームも楽しめます。

マオリの文化を紹介するコーナーでは、「ハンギ」と呼ばれる
マオリ伝統の料理を300人分用意しよう、というゲームがありました。

ハンギ料理は、地中に穴を掘り、野菜や肉を入れて、
熱した石を投入して調理します。

ゲームでは、調理する食材について、どんな物をどれだけ買うかから始まり、
掘った穴に入れる材木、食材、石、新聞紙などの順番も指定し、
調理時間も設定しなくてはなりません。

一回目に挑戦した時に出されたコメントは
「調理時間も適度でとても美味しくでき、ゲスト達も喜んでいました。が、
食材を買いすぎて大量に余ったため、ゲスト達は翌日も食べるために、
余分にもう一泊していきました」でした。
二回目は
「食材は少なすぎました。が、それはゲスト達にとって大した問題ではありませんでした。
なぜなら調理時間が長過ぎたために誰も料理に手を出そうとしなかったからです」
でした。
めちゃくちゃな操作をしても、適当に面白いコメントを付けてくれるのが嬉しい


北島+α旅行 クライストチャーチ~ウェリントン 10/08/06

2006-09-22 01:19:23 | 旅行記
南島クライストチャーチから、北島ウェリントンまでは、
バス+フェリーで行く事にしました。

まずバスでクライストチャーチピクトン(Picton)へ。
そしてフェリーでピクトンウェリントンへ。

バスは途中カイコウラも通るので、海岸にいるNZ Fur Seal(オットセイ)を
撮るぞ!!と意気込んでしっかり海側のシートへ。

バスは見覚えのある海岸沿いを走っているのに、4月に観た
ぼてぼてと落ちているオットセイが見当たらない!

なんでなんで???みんな海に狩に出ちゃっていたのかしら…。
そんな訳で、車窓から写した写真はこんな感じでした。



お天気は良くて風もあまり無いのだけど、波がやたらと高いから
オットセイくん達が居なかったのかしら…。
2~3匹くらいは辛うじて見付けられたのだけどね…。
上の写真も、目を凝らせばオットセイが隠れているかもしれません。
こんな岩場に、こんなに道路の近くにオットセイたちは落ちているのです。

さて、4月にここカイコウラを通った時は、15分の休憩時間に
クレイフィッシュ(伊勢えび)をいかに味わうかで頭が一杯だったのですが、
今回は30分の休憩だったので、ゆっくりカイコウラの街を散策する事に。

4月(秋)には気付かなかったのだけど、8月(冬)に再び訪れてみて
バックにそびえる雪山にただただ圧倒美しい


この写真、海岸から撮っているのです。

この方が解りやすいかな?


一番始めの写真はカイコウラの街並みです。
街自体は小ぢんまりとした物で、至ってシンプル。
でも本当は一泊くらいして散策したかった。

さて、カイコウラを出てバスはピクトンへ。私史上ピクトン初上陸
ピクトンは割と小さな港に閑静な住宅街という、これまた小ぢんまりとした街でした。
港から見える巨大なフェリー、インターアイランダー号(Inter Islander)の姿が
あまりにも不釣合いでした。

インターアイランダーは何と何と10階建てのフェリーで
乗用車も運べるし、フードコートもあるし、ゲームセンターみたいな物もあるし、
映画館もあるし、バーラウンジもあるし、運転手さん専用船室もあるし、
ゆったり座れるソファ席もあるし、レストランもあるし…
と、まあとにかく大規模な船舶でした。

ピクトンの写真もインターアイランダーの写真も無いのが残念ですが…。

8月の平日なので、船内は割りと空いており、
至る所にある様々な形態のシート、椅子、ラウンジが一杯になる事も無く
快適な船旅でした。

…始めの30分間だけは。

船が出港し、10分ちょっとした時にデッキに出てみたけれど、
既にピクトンってどこだったの?という位、陸からはすっかり遠ざかっていました。

ピクトンはNZの南島北端に位置し、北島南端のウェリントンと
向かい合う形です(大雑把に言うと)。
ピクトン近辺は多数の入り江があり、複雑な海岸線を描いている上に
島も多く、船が進んでも進んでも、大海に出たぞー!感は得られず。

そういった複雑な地形とは無関係なのでしょうが、
出航後30分くらいからは揺れに揺れた。
私は7階くらいのラウンジに居たのだが、進行方向の窓からは
海だけしか見えなかったり、空だけしか見えなかったり…という大揺れ。
南島近辺を抜けたら収まるかと期待していたけれど、
結局ウェリントンに着くまで、2.5時間くらい、揺れ続けておりました

すっかり船酔い…。幸い吐き気は無かったけれど、激しく頭痛。
あまりの揺れに、吐いてしまった人も居たほど…。

ここまで揺れるのは滅多に無かったのかもしれないけど、
もうインターアイランダーは乗りたくないよぅ…
船自体は立派で居住性も素晴らしかっただけに楽しみ切れなくて残念。

そういえばカイコウラの海も大荒れだったもんね。
きっとあの日は たまたま おおしけだったに違いない。

北島+α旅行 メスベン 09/08/06

2006-09-20 23:47:12 | 旅行記
北島を中心に周る為の旅行なのに、なぜまた冬の南島に飛んで来たのか?
それはメスベンに居る友達に会うため

彼女は4月に同じグループでミルフォードトラックを一緒に歩いた仲間で、
趣味も考え方も似た物があったためか、とても仲良くなりました。


メスベン(Methven)は、クライストチャーチから高速バスで1時間ほどの所にある
小さな町ですが、世界的に有名なスキー場Mt.Huttへ行くスキーヤー達で
にぎわう美しい町です。

私は極度の寒がりなので、冬の南島など始めは考えてもいなかったのですが
観光シーズンとされる夏場だけでなく、なるべくNZの一年を感じておきたかった為、
スキーロッジの並ぶ冬のメスベンへ

クライストチャーチを出るバスが朝早かったために、
バスの中からきれいな朝焼けを見ることが出来ました。

前日の雨はすっかり上がり、お天気も良かったのでとても美しかった

お友達の案内で、メスベンの町を歩き回り、ひつじに会いに行き、
写真を撮り、彼女のおうちでスピニング(Spinning:毛糸紡ぎ)や編み物のお話をする…
って、これオークランドで私が日常やっていた事と変わりないけど。


緑の大地の上のひつじ達も良いけれど、
雪山をバックにしたひつじも いとをかし。

なんとなんと、ひつじの鳴き声を二人で真似して呼んでみたら、近付いて来た!!

 かいっ!!
NZで初めて、農場のひつじに触った事になるかも~
この写真は私の中で最高のひつじ写真の1つになりました

メスベンはスキー場のふもとだけあって、やはり寒かったです。
その日は いて付く寒さではなかったのだけど、やはり天気が悪いと寒いらしく、
日向にある芝も、陰になっている部分だけが凍っている事もあるんだとか。
メスベンの町には雪は積もっていなかったけれど、町でも
大雪になることもよくあるそうで。寒そう…。

Mt.Huttのスキーシーズンは(たしか)4~10月くらいまでと長く、かつ
とっても良質なパウダースノーだそうで、日本人スキーヤーも沢山来るのだそうです。
日本人があまり困ることのないスキーロッジもある様なので
8月頃にスキーがしたくなった方にはオススメです。
NZ第2の都市、クライストチャーチからバスで1時間と言うアクセスの良さも
メスベンならでは!!

お友達との久しぶりの時間もとても楽しかったし、
美しい風景もたくさん見ることが出来たのとで、
メスベンはすっかりお気に入りになりました。
もしこの日の天気が悪かったとしたら、メスベンなんて…ってなってたかも。

北島+α旅行 クライストチャーチ 08/08/06

2006-09-19 23:24:39 | 旅行記
Wellingtonより飛んで来たクライストチャーチは冬の雨でした。
一日弱い雨が降り続くお天気で、気温も5℃くらいだったそうです。
北島と南島ってずいぶん温度が違うのね…。

実はクライストチャーチはこれが5回目。だいぶネタが尽きました。
クライストチャーチには、前から気になっていたお店があります。
NZ特産のヒスイ、ジェイド(JadeあるいはGreen Stone,マオリ語でPounamu)のお店です。

Jadeは緑色の石で、南島の西海岸(West Coast)一帯で採れる石で、
その昔、マオリの人々は宝飾品だけでなく武器としても使っていたそうな。
一種のお守りという所でしょうかね。

このJadeがこれまた結構高いんだな。
値段は彫刻の形と大きさでかなり変わりますが、
安いものはNZ産のJadeではなく、中国産のヒスイの事もあるので
気になる人は店員さんにたずねる方が良いでしょう。
素人には見分けは付かないと思う。もちろん私も解らない。

形も色々あり、それぞれ意味を持っています。

さて、最近は安い中国産のヒスイが蔓延しているそうですが
NZ産のJadeのみを扱っている!とうたっていたJade屋さんに行きたかったのです。
雨の中探し当てたら…既にお店は潰れてしまっていた。
4月はまだお店があったのに…。
Jadeを買う事が第一目的でもあったのに…。

でも姉妹店の様なお店を見つけ、そこで少し購入。
少し安くはしてくれたものの、やっぱり高かった…。

午後はアートセンター内のお菓子屋さんの工場見学ツアーに参加。
このお店がまたとても可愛らしい。眺めているだけで幸せになれそうなお店です。

工場見学では、ファッジ(Fudge)と呼ばれる
柔らかい砂糖菓子を作っていました。
実は私はこのファッジが苦手。砂糖とバターなどを煮詰めて固めた物のようですが
とにかく甘い。例えて言えば、弾力のないキャラメルみたいな感じかな。
でもNZ人はこのファッジが大好きみたいですね。
工場見学自体はとても興味深く楽しかったのですが、
ゴルフボール大のファッジのお土産は、甘すぎて食べられませんでした。

クッキーにデコレーションしている所です。

その後はいつも通り、アートセンター内で迷いながらお店の見学。
何回来ても、相変わらず地図がないと迷子になるアートセンターでした。





北島+α旅行 ウェリントン~クライストチャーチ 08/08/06

2006-09-18 23:19:50 | 旅行記
パーマストンノースでラグビー博物館を楽しんだ日は
そのままバスでウェリントン(Wellington)へ。

オークランド(Auckland)の方が人口も多く大都市なので、
NZの首都はオークランドと間違われることもありますが、
首都はウェリントンです。

ウェリントンは北島のほぼ最南端にあるのですが、
ここは世界最南端に位置する首都なのだそうな。

湾と山に挟まれた形で街が広がっているためか
風の強い日が多く、Windy Wellingtonの愛称もあるのだそうです。

湾と山に挟まれている感じのせいか、夜景が少し香港に似てると思う。


この日は夜遅くウェリントンに着き、翌朝早く空路でクライストチャーチに
発ったため、観光と言うものは全く出来ませんでした。
ウェリントンは最後に数泊したので、また後日紹介します。
この日に感じた事は、ウェリントンって本当に風が強いのね、と言うこと位かな?

翌朝もウェリントンは変わらず風が強く、空港近くの道路は高波で
びしょびしょでした。こんなんで飛行機飛ぶのか???

普通に飛びました
ウェリントンからクライストチャーチまでは飛行機で1時間弱。
フェリーとバスを乗り継いだら8時間はかかるはず。
この時期はオフシーズンのため、飛行機代はとってもお得になります。
賢くチケットを選び、時間もお金もかなり節約できました。







北島+α旅行 ラグビー博物館(Palmerston Nth) 07/08/06

2006-09-07 02:04:15 | 旅行記
何があるのか全く謎のラグビー博物館。
ルールを実はよく解っていない自分が楽しめるのかも謎のラグビー博物館。
英語だってよく解っていない自分が理解できるのかも謎のラグビー博物館。

ラグビー博物館はそんな多様な謎に包まれた場所でした。
(ラグビー博物館のせいでは全くないのだけど)
行った理由の半分は、勢いだったのではなかろうか?

ラグビー場らしいグラウンドの隅にひっそりとたたずむ博物館に入ると
そこには所狭しとラグビー関連の資料が。
ユニフォーム・ピンバッジ・新聞記事・写真の数々…。
博物館と呼ぶには小さな建物でしたが、展示品はかなり充実していたんじゃないかな。
先の不安はどこかへ去り、自分でも驚くほど楽しみました。

英語の説明をゆっくり読んでいる(時間的・能力的)余裕がなかったので、
写真や展示品を鑑賞。
戦前のラグビー選手達の集合写真も沢山ありました。

ラガーマンって、がつがつして野生的なイメージを勝手に抱いていたのだけど、
ウン10年前の白黒写真の選手達は、揃って10時の方向を向き、
髪もきれいになで付けてあって、不釣合いなほどの美しさでした。

時代の流れとともに、選手達の体型・髪型・服装・目線なども変化しており、
ラグビーとは(たぶん)別の部分でも、非常に楽しんで来ました。

オールブラックスのユニフォームを着たマネキンさんも居りましたが、
デパートのアパレル部門出身と思われるマネキンさんは華奢で端正で美しく、
私の方がラガーシャツが似合うのではないかと言う懸念に駆られました。

ラグビー観戦が少し好きになりかけた時だったのだけど、
ルールや歴史、各国のラグビーチームとの関係などの知識がもっとあれば、
或いはそういった背景までを貪欲に追求しようとしていれば
もっともっと楽しめたと思う。
もっと勉強して、再び訪れる事ができると良いな~と思っています。

実際、ろくにラグビーの事を解っていなかったけれど
色々なラグビーグッズの変遷や、日本チームとの関わり、
女性のラグビーの事など、興味深い内容はたくさんありました。
1時間以上は館内に居たはずだから、楽しんだ事が解るよね?


さて、ラグビー博物館の他にも一般的な博物館にも行って参りました。

テ・マナワ博物館。入場無料
手前のオブジェに見入っていたら、建物の壁にもオブジェ発見!

昆虫類は苦手としているので、ちょっと不気味でした。
でもオブジェとしては面白いわ。

このオブジェのモデルは解らないけど、NZにはやたら大きなコオロギ
ウェタ(Weta)なども住んでいて、博物館の常連さんです。
前のフラットで見つけて撮影したけど、ちょっと気持ち悪いのよね。
なのでBlogには載せなかったけど、ご希望があれば掲載してみます。




北島+α旅行 パーマストンノース 07/08/06

2006-09-07 00:57:26 | 旅行記
雨のニュープリマスを経った後は、首都ウェリントン(Wellington)への
途中の街、パーマストンノース(Palmerston North)へ。

ウェリントンまでのバスの乗り換えの時間を利用しての立ち寄りだったので
パーマストンノース滞在時間はわずか4時間程でしたが…。

パーマストンノースに立ち寄った理由は
・ラグビー博物館がある!
・NZの酪農の基幹都市?という事らしい!
という事で、ラグビーにも酪農にも興味がある私としては
ぜひぜひ立ち寄ってみたかった場所です。

パーマストンノースの印象は、「何もない街」でした…。
いや、予想はしていたんだけどね。
たった数時間の滞在で、基幹産業の酪農の何とやらが見れるかも!なんて
そんなのは甘い考えでした。

実際に立ち寄れたのは、街の中心部のみであり、
牧場や畑なんてものとは縁遠い場所。
そういう訳で、酪農とパーマストンノースの相関は全く実感できず。
でもマッセイ大学とやらがあるので、その関係かな。

この街は何もないだけあって、中心部の市民広場みたいな所が
やたら広い!必要以上じゃない?というくらい広い!!(上の写真)

おかげで向こう岸まで渡るのが長かった~!




北島+α旅行 ニュープリマス2日目・おまけ

2006-08-27 20:48:26 | 旅行記
ツアーは午前で終わり、午後の予定は何も無かったので
バックパッカーにて『ラストサムライ』を観賞。おさらい会。

2年近く前に友達にDVDを借りて観た時は、舞台が日本じゃない事に
あまり違和感を覚えませんでした。
ただ、それまでに見ていた時代劇や大河ドラマなどに比べ、
不自然なほど緑が鮮やかね、とは感じていたけど。

NZの自然に慣れてから再度この映画を観ると、NZがたっぷり現れていました。
最初の合戦のシーンでは、日本には生えていないはずの木生シダが!!みたいな。
あと、確かにNZの緑は日本の緑に比べて鮮やかだし、
NZに自生している草や木々まではさすがに替えられなかったから
「日本が舞台じゃないのよ~」感が隠せなかったのね、きっと。

ロケ地ツアーを周ってからの観賞は前以上に興味深く見る事ができましたが
未だにラストサムライの英語ですら解らない事にもびっくり。
良いのか、こんな事で?!


さて、バックパッカーは大体が6人部屋で、2段ベッドです。
そしてゲストの多くが個人旅行なので、自分が連泊したとしても
部屋のメンバーはころころ替わるし
同室のゲストの就寝・起床時間がそれぞれ異なるので、安いけれどとても気を使います。

上のベッドになってしまった日にはそれはそれは気を使う
(ベッドの上で動くとベッドがきしむか揺れてうるさい)し、
荷物が床にあるのに寝床は上で面倒臭い。

下のベッドになった場合はあまり気は使わないし、荷物も傍に置けるから楽だけど
上の住人がうるさい人だった場合はかなりの迷惑をこうむります。
ベッドで本を読みたくても、手元にライトが無くて暗い場合が多いし。

でも殆どの人はバックパッカー旅行に慣れているので、それぞれがきちんとルールを心得ており、
迷惑をこうむった覚えはあまり無い。特に日本人客は静かにしている。

けれどニュープリマスの初日は凄かった。激しかった。
6人部屋に日本人2名、西洋人4人だったのだが、その4人がパーティーに夜出かけ、
深夜に帰って来て部屋の中で大きな声で話し、電気まで点けるし。
その後静かにはなったけど、夜中の3時過ぎにまた部屋を出入りしては大きな声で話すしー!

私は風邪をひいていた事もあり、22時にはベッドに入っていたのに、
何度起きた事か…。
安いドミトリー(大部屋)の部屋だから、他人の物音にも
ある程度は覚悟しなくてはならないのは解っているけど、
古今稀に見る迷惑なバックパッカー客でした。
ある意味良い経験だったけど。

2日目は日本人2人だけになり、それはそれは平和で静かな一夜でした。

上の写真はニュープリマスの海岸沿いに造られている遊歩道から写した
海です。天気が悪いのが残念…。
ここの砂はとても黒くて、砂鉄のようでした。

解りにくいね、この写真でも。
ニュープリマスだけに限らず、NZの砂浜の砂は粒子が細かい様な
気がします。さらさらしている。
そして軽いんでしょうね、波がいつも砂を沢山運んでいます。
だから白い波、と言うよりは、砂色の波、と言う事も多いです。

北島+α旅行 ニュープリマス2日目 06/08/06

2006-08-26 01:02:56 | 旅行記
ニュープリマス二日目は、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地をまわる、サムライビレッジツアーに参加。
朝から雨。寒い!遠くが見えない!タラナキ山も全く見えない!

ロケ地に行くには、ツアーとは別に地元の交通会社に頼んで連れて行ってもらいます。
なのでツアー代+交通費がかかる。しかも交通費高すぎ。
片道45分の道を、往復で$80って!
オークランドからニュープリマスまで$35だったのに…。

ロケ地は、もともと地元の農家の私有地で、ひつじと牛を飼っている牧場です。
広大な土地とちょうどよい起伏、素晴らしい景色(見えなかったけど)が理想的だったとか。
実際に映画に使われた家々、村の様子などなどはあまり残っておらず、
家々や滝、水車小屋などがあった場所に写真が掲示されていて、
牧場のオーナーが撮影の裏話や苦労話、俳優さんたちの事を細かく教えてくれました。

実際に使われていたものがあまり残っていないのは残念でしたが、
映画が出来るまでの写真を見れたり、実際はこうだったのよ~と言ったお話が沢山聞けて
それはそれでとても楽しかったです。

トム・クルーズが水浴していた池(だっけ?)は実は直径5mくらいの簡易プールで
中はお湯だったんだって。
「トム・クルーズがラストサムライで浸かった浴槽」が無防備に放り出されており、
裏には「オークションへ」みたいな文字が(英語で書かれていた)。
NZのオークションサイト『Trade me』 にその内出てくるかもね。

ロケで使われたものが残されていないのは、今も現役の牧場だからです。
政府軍と侍たちが合戦した広場にはたくさんのひつじ達が走っていました。


牧場はとても広くて、車で移動しないと周りを見渡せない程でしたが、
再現された日本家屋の中にある撮影時の精巧なジオラマが、
映画の細部を思い出す手助けをしてくれました。


ロケ地の写真よりも、ひつじの群れの方が興味があったのは言うまでもない…


北島+α旅行 ニュープリマス初日 05/08/06

2006-08-22 20:57:54 | 旅行記
結局当初の予定を1日ずらして、8月5日の朝出発。
オークランドからニュープリマス(New Plymouth)までバスの旅。約6時間半。

NZは長距離バスが移動手段として浸透しているため、
バスもとっても快適。広いし大きいし窓も大きいし空調も完備。
眺めも最高に素晴らしい。
どこを見ても、ひつじ・牛・ひつじ・牛・ひつじ・ひつじ・ひつじ…。
なので私はNZのバス旅行は大好きです。

AKL発のバスに乗るためには6時過ぎに家を出なければ間に合わない所だったのだけど
(土日は路線バスの本数が減るから)、ホストマザーが朝早くからバスターミナルまで
車で送ってくれると親切にも言ってくれました。とっても助かった。
その理由が、「前に私が早起きした時の寝ぼけた所がかわいかったから」だそうで。
これは喜ぶところなのか?

オークランドからニュープリマスまではほぼずっと曇りでした。
いつも通り牧場のひつじ達を眺めては寝、寝ては眺め、を繰り返しやっと到着。

ニュープリマスは、フランツジョセフグレイシャー村並みに田舎だと予想していたが
とても心地良い都会でした。
大きなスーパーもあり、ショッピングモールもあってとても便利な上に
きれいな海が長く続いており、海岸線に沿って長い散歩道も整備されていました。
かつ、冠雪のMt.Taranakiの雄姿がとにかく素晴らしい!(晴れていれば)
i‐site と呼んでいる地域の観光情報センターも、その横の
プケ・アリキ博物館(入館無料!!)も素晴らしかった。

ニュープリマスはとても気に入りました。
海に行きたい人(世界的にも有名らしいサーフィンスポットらしい)も、
富士山似のタラナキ山に行きたい人も、ぜひぜひ一度は訪れて欲しい場所です。

日本からのパックツアーだと、ニュープリマスに寄る事はほぼ無いと思いますが
時間的余裕があったらのんびりしに来てみてね。

ニュープリマスに着いた日は海岸沿いをお散歩し、博物館を覗き、
割とゆっくり過ごせました。
博物館では広島・長崎の原爆に関するコーナーがあり、見入ってしまった。
NZは非核国なのでその関係かな。
NZには原子力発電所もなく、プルトニウム船などの寄航・沿岸海域への侵入も
厳しく禁止しています。
日本を離れて原爆の写真等を見ると、日本で見た時よりずっと悲しくなりました。

でもニュープリマスは楽しかったよ。

上の写真は、街から撮ったMt.Taranakiです。
曇りだったので色が悪いのが残念。
私の生涯で、タラナキ山の雄姿を拝められたのはこの時だけなの…。