とらやさんで「笑う和菓子展」なるものがやっていました。
おもわず�茲のゆるむかわいらしい郷土菓子が集まっています。
岐阜「雪たる満」、石川「福徳煎餅」、山形「からから煎餅」、そして以前本の表紙にもなった、あの「きつねめん」などなど。 pic.twitter.com/ZcpJk7hzE5
フローにおいては、時間の経過を感じない。自分を忘れる。また、行為自体が報酬となる。このパフォーマンスをしたら成績が上がるとか、メダルがもらえるとか、行為を手段としてとらえるのではなく、行為自体が目的となるのである。
フローに至るためには、今直面している課題と、自分のスキルが一致しなければならない。課題がスキルよりも高ければ不安になる。課題がスキルよりも低いと、退屈する。自分のありったけのスキルを駆使して、全力でやってようやくクリアできるくらいの課題がよい。
さて、フローとほぼ同義で使われることの多いのが、「ゾーン」という言葉である。フロー=ゾーンというとらえかたが多いが、両者を区別するのも有益であるように思う。フローの最高の段階を「ゾーン」と呼ぶことにしてはどうか。
最高に集中して、しかもリラックスしているフローは、比較的日常的に起こすことができる。一方、アスリートのキャリアの中でも、2、3度しか訪れない、最高のメンタルを、「ゾーン」と呼ぶことにすると、スペクトラムが正確に記述できるように思う。
スピードスケートの選手が、自分が滑るべきルートが光で見えるように感じるといった、最高のメンタルは、トップアスリートでも生涯に2、3度しかなく、日常的に起こるフローとはまた一段階異なる状況ではないかと思われる。それを「ゾーン」と呼んではどうかと思う。
用語をどう使うかということはコミュニティの中で同意していかなければならないから、ここでの提案は私的なものに過ぎないが、日常的に入りうるフローと、滅多に起こらないゾーンという区別をすると、目指すべきものがさらにはっきりするように感じる。