Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

問いを持つことの功罪・・・?

2008-11-27 10:17:52 | 表現すること
人は、「わからないことや理解できないこと」を目の前にしたとき

どんな行動をしたり、感情を持ったりするのでしょうか?


またまた、大きな問いを投げかけてしまって…

お聴きいただいている皆様も、呆れるやらお困りになるやらしておいででしょうか?


皆様も、よくご存知がどうか?

絵本の『知りたがりやのジョージ』の主人公のおサルのジョージは

何でもかんでも、目にするものが気になってしまい、ついつい手を伸ばして
アレコレしてしまうので、いつもタイヘンな騒動を起こしてしまいます。


私自身は幼児の頃、カナリおてんばなイタズラ坊主だったらしく
(どこか、kirikouに通ずるところがあるようで)

「興味のあることに向かって、まっしぐら」でした。

中学生になる頃からでしょうか?
いつしか(これでも)「人目を気にする」ようになっていったのでしょうか?

「そうそう、いろいろなことを出来ないということに気づいて」
あきらめモードになっていたのでしょうか?


何やらきっかけがあったとは想いますけれど

最近になって、長いこと抑えていた『気になることに向かう気持』を
素直に、表に出すようになってしまい

その結果、『気になること・知りたいこと・わからないこと』だらけになってしまいました。


いくつかある「答えの出しようのない疑問」の中で、
一番よくわからなくって面白いのが…

『人という生き物のこと』でしょうか?


その広くて深い疑問について
シロウトの私などの及ぶ範囲は、たかが知れています。

けれど、この歳になって、いろいろな現実の生活をしたり経験をしたりする中で

そんなことを、少しでも知りたいなぁと想うようになりました。

ひょっとしたら、知らなかったり観ないでいた方がシアワセ…
ということもあるのかもしれませんけれど。


とりあえず、魑魅魍魎の潜むらしい「パンドラの箱」を開けてしまった…以上

かすかな希望の存在を信じて、いろいろなものを観ていこうと思っています。


ということで…

先日来、私には書けないままになっていた「戦争と人類学」シンポジウムのことを
キッチリと、お書きになっていらっしゃる方が見つかりました!!

以前にも、パスカル・ボイヤー著『神はなぜいるのか?』 という本のことで
ご紹介したことがあったかと想いますけれど。

『進化心理学中心の書評など』を書いていらっしゃるshorebird様の
ご了解を頂きましたので、是非!関心のある方は、ご覧になってください!


私も、そのうちに思い出すことがあったら
シロウトのつぶやき程度のお話でも、出来たらいなぁと想っております。


それから、先日お話を伺ってまいりました南直哉師のお書気になったご本

『「問い」から始まる仏教』と「老師と少年」を読みました。

私にとっては…クリシュナムルティの本を下さったある方との出会いを
想い起こすものになりました。


世の中で起こる様々な出来事が、人の不安を呼び起こすことを憂いつつ

岩波明著「精神障害と犯罪 精神医学とジャーナリズムのクロストーク」と

「狂気の偽装 精神科医の臨床報告」に、目を通しました。

私にできることは…何かあるのか?

多かれ少なかれ不安を抱えつつも、
『明るい見通しを持って、前向きに進んで行く覚悟』を、新たにしていくしかありません。


最後に先ほど、再放送で観たカンゴロンゴのお言葉と
昨日のニュースから拾ったお言葉をご紹介します。


「人間到る処青山あり [にんげんいたるところせいざんあり」


そして、野村監督のお話になった『高下在心』デス。

後者は、ブログ『続・東龍庵雑事記』の東龍様が、意味や出展についてお話くださっていますので、是非ご覧下さい!


結局のところ・・・

『ひとりではなく…人の中に在って、出来る限り懸命に生きてみる…

その過程を生きることで、結果は…ついてくる』ことを祈りつつ

とにかく歩いていくことで、道は開ける…のでしょうか?


限りなく、「問い続けること」の功罪を知りつつも、問わずにいられない私です。


皆様も…お心穏やかにお過しになられますように~!!


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