Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「風のごとく、自然体で」・・・

2007-04-16 12:00:21 | Weblog
今朝は、空気も湿っていて…いつ降り出してもおかしくない空模様でしたね。

ドキドキの月曜の朝を何とかクリアして、kirikouたちを見送ってから
ねずみの額ほどの庭のお掃除をするうちに…

やっぱりポツポツと、どこか心優しい春の雨が落ちてきました。


…なんて書き出しましたが、庭に生えている何の変哲もない木に(名前が不明)

(私的には)見た目は、それほどおどろおどろしくはないものの
毛の生えた何かの幼虫が、大発生しておりました!!

(ムシの苦手な方には、ゴメンナサイ~なんですけれど…)

kirikouが発見したのは、先週末に私の出かけている間で、帰宅すると

「ケムシ大発生。近づくな!」と書かれた白い紙が
生垣状の小さな槙の木のところに、紐でつるしてありました。

昆虫図鑑を調べた様子がありましたので、名前もあるのでしょうが
kirikouに、確かめもせずにおりました。

気になりながらも、そのままにしていましたら
あれやこれやとするうちに、アッという一週間が過ぎてしまい

ふと見ると、木の下のコンクリートのところに、怖ろしいほどの緑の○○が一面に広がって…
葉っぱが丸坊主になるのも、もう時間の問題という事態になっていました!!

ということで、思い切って枝をバッサバッサと切って
ムシさんにも「一緒にさようなら~!」をすることにしました。

木を揺すると、見えない糸にぶら下がったそのムシさんが
枝からツツ~ッと降りてくるんですよ~!

数えたわけでは、ありませんが
カナリの数の大小とりどりのムシさんたちが、生息していた模様です。

このところ、庭の手入れどころか、お掃除もままならないでおりましたので
木も草も伸び放題でした。

ホントウは…切るべき時に切ってやり、下草を除いたりして
与えるべきときに肥料や水をあげていくことが大切なんでしょうね~。

そうやって手をかけて、丹精込めて育てていくのも素敵ですけれど…
時に、病気や虫たちとの共存の中で、何かひ弱になることもあるのでしょうか?

そんなつまらないことを考えながら、生きものたちは生きているわけでもなさそうで…

アレコレ理屈をならべているのも、時に面倒に感じるのは…
私も歳をとったということ…でしょうか?


さて、お話がどこやら彷徨いだしていくうちに…行き着いた先は

(先日、「宇宙授業」のために出かける際に、駅の改札前で見つけた)

緑色の「相鉄瓦版」という無料の小冊子です!

特集「植物と遊ぼう!」の中のエッセイが、とっても面白かったので
皆様にも、ご紹介いたしますね~!!

(私のテリトリーが、知れてしまいますけれど…)目次から転載しますと…

   植物と遊ぼう!
 
 ベランダーの恍惚と憂鬱   作家・クリエーター いとうせいこう
  
 手のひらサイズの小宇宙-「マン盆栽」の世界 マン盆栽家元 パラダイス山元

 サボテンの限りない魅力 カクタスクリエーター 羽兼直行  (引用ここまで)

どの方も、なにやら「肩の力が、ウマ~ク抜けていて…」

それでいて「植物たちとの、素敵な共生関係」に、こころもウキウキとするような

どこか、恋愛にも似たような…(と言ったら大げさかもしれませんけれど)

お話が、その小さな冊子に詰まっています!

ウェブ上でも公開されているので、よろしかったら…
ホッと一息したいとき…覗いてみてはいかがでしょうか?

(先月号の「川に誘われて」の、

作家・カヌーイスト 野田知佑さんの「 川の魅力、川の醍醐味」や
他の方のお話も、とても楽しかったデス!!)

そんな日常の中での「うれしい見つけもの」のお話をするのが
いまの「私の一番の趣味」のように感じる今日この頃…です~。


さて、そろそろ今日のタイトルにいたしました
「風のごとく、自然体で」のお話をいたしますね~。

先日、朝の9時前までに、DVDの返却に出かけて
入ったレンタルショップの本棚で、手に取ったのが…

この新井満さんの対談集です。

皆様は「千の風になって」で、よくご存知でいらっしゃるのでしょうか?

私自身は、旅行先から実家の母が

「テレビで、『千の風になって』の特集をやっているから録画しておいて~!」

と電話してきたので、(以前に聞いたことはあったけれど)
その番組を通して、その歌のことを詳しく知って

「なるほど~!」と、こころの本棚のどこかに入れておいた記憶があるくらいでした。

内容は…お読みいただくのが一番ですので、詳しくは申し上げません。

私が、ササッと目を通した時に、引き込まれてしまったのは…

最後にあった、お産婆さんをなさっていたお母さんの
新井ヨシノさんとの会話=表題になった「風のごとく、自然体で」で

ほんとうに、さりげなく…

けれど、「生まれいずること」や「生きていること」の真ん中にあるなにかを

自然のそのままに、そしてかろやかに、お話になっているように感じました。


私も…   いまは、まだまだ…ですけれど

「あこがれるこころ」とそのことを「想いつづけること」を

これからも、こころに留めておきたいと思っています。


みなさま、おひとりおひとりにも

そんな気になるコトバたちが、なにかおありでいらっしゃいますか?



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
言葉 (RAM)
2007-04-17 00:33:01
恩師が送ってくれた言葉ですが、あの時代の人らしい表現で気に入っています^^;
賢い人は,体制内逆収奪:体制の供与するところを頂いて逞しく育ち,やがて体制そのものを根幹から倒す…
情にもろい人は,体制の中に入るなんて不潔,ずるいと蔑んで,結局,門外漢にとどまり,負け犬として遠吠えする。
返信する
まさしく、深いおことばですね~!! (風待人)
2007-04-17 07:08:55
RAM さま

今の私なら・・・そのコトバの持つ深さを
ほんの少しですけれど・・・わかるような気がします。

まだまだこれからですけれど、私にとってもぐッドタイミング!!に感じます。

ありがとうございます!!

そういえば「柔よく剛を制す」・・・とか言うのもありましたね~!

ナントカもアリの一穴から・・・はチョッとずれてますかしら~?

いま、子どもが4年生の「ことわざモード」に入ってきましたので・・・

子どもたちが大きくなる頃には
何かが、大きく変わることも・・・あるかもしれませんね~~!

楽しみに、していきたいです!!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。