Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

テレビ大好き・・・

2006-12-25 20:07:29 | Weblog
kirikouもテレビを観るのが大好きで、
どうも「あまり長い時間観るのは、よくありません。」と、言われておりますので
できるだけ、時間制限をしようと思うのですけれど…
まだ、親の態度も徹底していないこともあって
上手にできているとはいえないかもしれません。

普段、学校のある日は、家に帰ってきてから、各曜日ごとに決まっている
お気に入りのTV番組を、たいてい必ず観ています。

私の子どものころは、毎日のように観る番組は、それほどなくて
夕方の「ひょっこりひょうたん島」のような短い連続物くらいで
あとは、曜日によっては、観るものがなかったり…だったと思います。

私が中学生になる頃には、おそらく番組数も増えてきたのでしょうけれど

いまのkirikouのように、一日のうちに、再放送などを含めて
ほんとうにたくさんのアニメ番組が放送されていて、
こんなにも観るものがあふれているということは、驚異的かもしれません。

それを、時間的にも、内容の面でも整理していくのは、ナカナカタイヘンなことです。

観始めると、途中でやめにくいところがあって
いま、それをナントカして、上手に整理する方法を模索しています…

(けれど、テレビの誘惑は、とても強力でほんとうに手強いですね~)


さてそう言いながら、冬休みに入った今日の午前中、
教育TVを観ていたところ、ちょうど9時45分から

『みてハッスル☆きいてハッスル』「話のながれを読みとれ」をやっていました。

 番組HP: http://www.nhk.or.jp/hassuru/ja/frame.html

この番組は、2004年から始まったもので
kirikouたちのような子どもたちを対象とした、
コミュニケーションやソーシャルスキルのトレーニングや
認知的な訓練を目的として、クイズなどを取り入れたりして
いろいろな工夫をしている番組です。

普段の学校現場では、まだ積極的に取り入れられてはいないようですが
ウチでは、夏休みなどの長いお休みのときの再放送などを
なるべくkirikouと一緒に観たりしています。

実は、先日受けた「学習障害児の言語・コミュニケーション障害」のスクーリングの
講師の西岡先生が、この番組の制作に関わっていらっしゃるとのことでした。

毎回いろいろなテーマを、子どもの興味を引くような形にしているところなど
とても、面白い番組で、ぜひ皆さまに知っていただきたいと思っていました。

さらに、kirikouたちのような子どもの理解を進めていく上で
教師の方々の理解だけでなく、周りの子どもたちにも
どのように、関わってもらえるとよいのかを理解してもらうためにも
役立つ番組にしてほしいということを考えていました。

西岡先生にそのことをお伺いしたところ、同じように
こども本人のスキルアップはもちろんだけれど
環境要因としての周りの人との関係も
とても大切であるということをお話してくださいました。

もちろん、発達障害としての認識をいかに伝えるのか、という
デリケートで難しい課題も含んでいるので
そう簡単に授業に取り入れることはできないかもしれませんけれど

不器用だったり、時間に遅れてしまったりするにも理由があったり
わざと場違いな発言をしてしまったりするわけではないことなどを
伝えていく手段として利用したり
そのことで、排除やいじめにつながらないような良い方法が見つかるような
そんなことにつなげていけるような番組作りを期待したいなぁと思っています。

その後の、冬休みの学校放送ナビゲーション「冬休み番組のツボ」で、
その他にも、いろいろな番組紹介がありました。

     番組HP: http://www.nhk.or.jp/school/tebiki/fuyu.html

12月29日(金)NHK教育TV午前9:45~10:30

みてハッスル☆きいてハッスル スペシャル -思いやりの心を取りもどせ-

好評の夏休みスペシャルの再放送があるそうです。
世界遺産・姫路城を舞台に、課題に挑戦しながら、
感情や表情を大切にすることを学びます。
一般公募の小学生も参加。相手の感情を察したり、
自分の気持ちをうまく伝えたりできない悩みも交えながら、
課題突破を通じて成長する子どもたちの姿を追います。

こちらは、見逃していましたので、ぜひkirikouと一緒に見るつもりです。

他にも「モリゾー・キッコロ 地球環境の旅」シリーズや

12月29日(金)午前10:45~11:30 NHK全国学校音楽コンクール
“出会い”見つけた~課題曲に挑んだ8万人~(再)

今年の新しい課題曲は、工藤直子(詩人・童話作家)森山直太朗(歌手)
瀬戸内寂聴(作家)の3人が作詞を担当とのこと。
「出会い」をテーマにした同じ歌をうたいました。
全校生徒たった3名の合唱団、島の学校全員で挑戦する中学生、
歌詞について議論する高校生など、
子ども達が、歌詞と真剣に向き合い、自分なりの「出会い」を見つけ、
仲間とともにハーモニーを創っていく姿を見つめます。 出演:森山直太朗

1月4日(木)教育テレビ午前10:00~10:30『読み書きのツボ お正月質問スペシャル』もあります。

「読み書きのツボ」も、ときどき観ていますけれど、こちらも、オモシロそうです。

もうひとつは、前にもオススメしたかと思いますけれど

NHKスペシャルの「プラネットアース第2シリーズ」のアンコール放送があります。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/planet.html

第5集「高山 天空の闘い」12月27日(水)午後7時30分~8時29分(総合)
第6集「草原 命せめぎあう大地」12月28日(木)午後7時30分~8時29分(総合)
第7集「海 ひしめく生命」12月29日(金)午後7時30分~8時29分(総合)

来年の1月7日(日) プラネットアース 第8集 極地 氷の世界
   1月14日(日) プラネットアース 第9集 ジャングル 緑の魔境
   2月4日(日) プラネットアース 第10集 森林 命めぐる四季
   2月11日(日) プラネットアース 第11集 深海 未知への航海

 も予定されています。

もうひとつ、TV朝日で12月27日水曜日 10時30分~11時25分放送
「修造学園III~学校では教えてくれない授業~親子が必ず仲良くなれる方法」で 茂木先生も出演されるそうです。  http://www.tv-asahi.co.jp/shuzo/

(前回は、見逃してしまったので、録画を忘れないように…しましょうっと。)


年末年始、興味を惹かれる番組が、他にもあるかもしれません。

ノンビリと、テレビを観ている場合でもないかもしれませんが

なんだかんだ言っても、もしかすると…

私自身が、テレビが大好きなのかもしれませんね…

ほんとうに、いろんな情報がありますが、その中でとりあえず
自分のアンテナにピンとくるものを、信じてみるのもいいような気がしますので…

何かしら、気になるもの・ことに出会ったら、ほどほどにしても
チョッと立ち止まって、観てみるのも大切なことかもしれませんね…



追伸です!!  今朝のNHKの番組表から、転載いたします。

「にっぽんの現場」
「居場所はどこに ~コミュニティセンターの若者たち~」
本放送 2006年12月26日(火)午後10時~10時43分 総合
再放送 2007年2月10日(土)午後3時5分~3時48分 総合

いま都会では家に帰らない少年少女が増えている。
彼らの溜まり場のひとつになっているのが
東京のベッドタウンにあるコミュニティセンター。
夕方、携帯とコンビニ弁当を手に若者が集まってくる。
家庭の多くは“核家族で両親共働き”。
ネグレクト(育児放棄)や虐待に遭った子もいる。
センター閉館後は一人もしくは数人で夜の街に散り徘徊を続ける。
センターという「現場」を定点取材、10代のナマの声や
相談相手を務める元問題児の日常から、
居場所を求めてさまよう若者たちの心と彼らを取り巻く家庭環境を映し出す。

「取り戻せるか 職場のきずな ~会社運動会 再び~」
本放送 2006年12月27日(水)午後10時~10時43分 総合
再放送 2007年2月17日(土)午後3時5分~3時48分 総合

バブル崩壊やアジア経済急成長の影響をギリギリの効率化で乗り越えてきた日本企業。
その結果、リストラや賃金カット、派遣社員の大幅導入は社内の人間関係・生産意欲に
微妙に影を落とすことになった。
こうした中で、大手電子部品メーカーがこの秋、
職場の連帯感を高めようと会社運動会を14年ぶりに復活させた。
全国8事業所対抗で行なわれる運動会には正社員、派遣社員など約3千人が参加。どこかしらけた若い世代や“余計な仕事”と捉える派遣組を
必死にまとめて運動会に臨む中間管理職を中心に、
効率化が招いた企業の実態と組織のあり方を問い直そうという動きを
ドキュメントする。        

ETV特集 「中東危機・戦場からの報告~2006年
12月30日(土)教育TV 午後10時00分~11時30分
                        (引用ここまで)

番組を製作する方が、映像を通して見つめ、問いかけたものを
それを観た私たちなりに、それぞれの実際の生活感覚の中で、
考えてみるきっかけになるといいなぁと思っています。


さらに、私の中でよくわからなくって、もっときちんと知りたいと思いながらも
大きすぎて難しいものの一つに「戦争」「民族」「宗教」というものがあります。

エドワード・サイードという人を追想する映像を観たり書籍を読みながら…
自分の限られた思考の中で、アレコレしてみるのですけれど

ほんの身近な自分の生活感覚とのギャップが大きすぎて…

その幾ばくかを感じることができたとしても
どうにもできないことの、無力感にどうしても捉えられてしまいそうになります。

それでもなお、いま何かできることがあるのでしょうか?

あるとすれば、それについて、考え思い続けていくことを
サイードという人が、私に教えてくれたのかもしれませんね…


映像をとおしても、伝わってくるものは、きっとあるように私にも、思えてきて…

それを、皆さまにお伝えしていくこと…

そこから、はじめてみようと想います…



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