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デルタの限定モデル、なんでその本数なの?(・ω・ ) 【前編】

2018-12-12 19:02:02 | 雑談
以前からちょいちょい記事に挙げていますが、デルタの万年筆、特に少数民族シリーズが気に入っています。
1本の万年筆にその民族のシンボルカラー、歴史的背景、特徴的な物品をモチーフにしたものを凝縮した各品々は見ていて飽きません。

そんな非常に凝ったアイテムですが、そこまで凝っているなら限定本数の数字にも意味があるはず…!
と、思って調べてみました。

デルタが廃業した今となっては公式の紹介文も見れませんが、中には「○○の理由から△△本限定で…」というのもあったと思いますが、それはそのまま記載します。

※推測はあくまで私個人がこれでは? と思い込んでいるだけなので確実に正しいとは思わないでください。


第1弾: マサイ (ケニアのマサイ族)
本数: 1880本
⇒マサイ族が初めて探検家によって発見され、西洋文明に触れた年が1880年(公式の紹介文より)

第2弾: ネイティブ・アメリカン (アメリカの先住民)
本数: 1492本
⇒ネイティブアメリカンの人々が初めて西洋文明に触れた年が1492年(公式の紹介文より)

第3弾: イヌイット (北極圏のツンドラに住まう民 )
本数: 1576本
⇒イギリスの探検家マーティン・ホロビッシャーによってイヌイットの存在が世界に報告されたのが1576年(公式の紹介文より)

第4弾: トゥアレグ (サハラ砂漠西部の遊牧民)
本数: 1830本
⇒アルジェリアがフランスによって征服されたのが1830年。サハラ砂漠の西部はアルジェリアにもかかっており、トゥアレグ族の遊牧範囲内でもあるため、この年にちなんだのではないかと推測。

第5弾: マオリ (ニュージーランドのマオリ族)
本数: 1642本
⇒オランダの探検家アベル・タスマンによってヨーロッパ人としては初めてマオリ族を発見したのが1642年なので、これにちなんだのではないかと推測。

第6弾: コサック (ロシアやウクライナに定住していた農夫兵士によって編成された軍事的共同体)
本数: 1569本
⇒ポーランド王国とリトアニア大公国がポーランド・リトアニア共和国に統合された年が1569年。この統合は事実上、ポーランド王国によるリトアニアの合併であったが、これに伴いウクライナのほぼ全域がポーランドの支配下に入りました。この年にちなんだのではないかと推測。

第7弾: アイヌ (オホーツク海沿岸部に住まう先住民族)
本数: 1643本
⇒オランダの航海士であり探検家でもあるマルチン・ゲルリッツェン・フリースがヨーロッパ人としては初めて日本北方の航海を行い、奥州から蝦夷地、千島列島、樺太にかけての沿岸部の実測地図を作成したんだとか。
この年にちなんだのではないかと推測。

第8弾: インディオ (中南米ラテンアメリカの先住民族)
本数: 1500本
⇒ポルトガルの探検家ペドロ・アルヴァレス・カブラルがブラジルに漂着したのが1500年。公式の紹介文でも「1500年 に初めてインディオの暮らしに触れた探検隊は、アマゾンの美しい楽園の中で暮らすインディオたちの様子を賛美の言葉と共にポルトガル王にあてた書簡の中に記していました。」と記載していた。

とりあえず今回はこの辺までで…

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