・彼岸花Spider lily ひがんばな
ヒガンバナ科、中国揚子江付近を原産地とする。全国的に分布し秋の彼岸の頃に咲くことからの呼び名がある。別名で曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいう。
ヒガンバナ科、中国揚子江付近を原産地とする。全国的に分布し秋の彼岸の頃に咲くことからの呼び名がある。別名で曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいう。
秋に開花した後に、すぐに葉がでて冬を迎えるが周りの野草が枯れている時期に光合成をして、球根(鱗茎)にでんぷんを蓄える。
有毒植物だが救荒作物として鱗茎にでんぷんを貯えていることから水にさらして毒抜きをして食用とした。
江戸時代にサツマイモを導入して、彼岸花はその食料としての役目を終え今日では食糧とはしていない。毒を利用して壁土に混ぜ防虫に、田圃の土手に植えてネズミやもぐらを防ぐことに使われた。さらに外用等で、すりつぶした球根を、足の土践まずに貼ると、浮腫、肩こりに、内服で胃から食べ物を戻す胃の洗浄、アメーバ赤痢に利用していた。
全体にアルカロイド(リコリンLycorine・セキサニンsekisanine ・ホモリコリンHomolycorine・ガランタミンGalanthamine・リコレニンLycorenine)を含み嘔吐・下痢を伴い中枢神経をマヒさせる。リコリンのマウス経口LD50=10,700mg/kg としている。鱗茎は生薬名で石蒜(せきさん)といい利尿や去痰作用があるとして用いた。
&ヒガンバナ科 Amaryllidaceae ひがんばなか
真核生物Eucaryote、植物界Plantae、被子植物Angiosperms、単子葉類Monocots、キジカクシ目Asparagales、ヒガンバナ科Amaryllidaceae(主にアガパンサス亜科[約60属800種]、ネギ亜科[ネギ属など20属800種}、 ヒガンバナ亜科)としている。
真核生物Eucaryote、植物界Plantae、被子植物Angiosperms、単子葉類Monocots、キジカクシ目Asparagales、ヒガンバナ科Amaryllidaceae(主にアガパンサス亜科[約60属800種]、ネギ亜科[ネギ属など20属800種}、 ヒガンバナ亜科)としている。
キジカクシ目は、クサスギカズラ目、ラテン名の直訳のアスパラガス目ともいわれる。クロンキスト体系ではキジカクシ科を独立の科としておらず、キジカクシ目も存在していなかった。
以前ユリ科に属していたもののの多くがヒガンバナ科に移行している。ネギ属に食用とするものが多くアサツキ・のびる・ネギ・ニンニク・タマネギ・ニラ・ラッキョウ・ギョウジャニンニク、ワケギなどがある。
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