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[陸奥:むつ(りんご)]食生活について語ろう

2022年01月07日 | 美容ダイエット

・陸奥Crispin むつ(りんご)
  バラ科、ゴールデンデリシャスと印度を交配した400~500g、中には1kgと大きいリンゴで昭和5年(1930年)に青森県りんご試験場に於いて交配によって生じ、昭和23年(1948年)に名称登録した品種。多汁、芳香性、甘み酸みがほどよい。有袋栽培できれいな紅色をして単に陸奥呼んでいる。収穫前に袋を除いて日光に当て赤く着色させ10月中~下旬を収穫時期とする。
りんごの赤い色は、紅葉の色素と類似した色素であり低温と強い光で合成され生じ暖かくて明るいと、若い細胞に存在する無色の色素体内に、葉緑素(青緑色)とカロテン(黄色)という水に溶けない色素が作られ葉緑体を形成する。
袋をかけずに栽培、無袋栽培したものは緑がかった黄色でサン陸奥と呼ばれ貯蔵性が非常に高く昭和24年(1949年)に登録している。王林も陸奥と同系で10月下旬~11月上旬に成熟、収穫するが、保存性が高く、翌春の4月ごろまで市販する。 
陸奥には、サン陸奥、シルバー陸奥、陸奥とあるが育て方、栽培方法が違うだけで名称の最初にサンが付くのは、無袋で栽培したことを示す。
むつ(サンむつ)はイギリス品評会で形・香り・味覚の三拍子が揃っているとして King of apples と呼ばれ、Crispin の別名がつけられている。
 袋をまったくかけず、最初から十分に光を当てると葉緑体を十分に発達させたのが緑色のサン陸奥となり赤い色素とはなりにくい。サン陸奥は最初は緑色だが、熟してくると葉緑素だけが次第に分解し少し緑がかった黄色になる。
 6月初旬に二重袋または三重袋をかぶせて遮光し、葉緑素もカロテンもない白い果実をつくり、収穫の30日程前(9月下旬~10月上旬)に袋を取り除いて強い直射日光に数日さらすと赤い色素を合成してきれいな赤い陸奥(陸奥)となる。

 

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