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[大豆と枝豆のイソフラボン]食生活について語ろう

2022年07月31日 | 美容ダイエット

・大豆と枝豆のイソフラボンSoy beans and  green soybeans  isoflavone だいずとえだまめのいそふらぼん
 今の季節に、枝豆が多く出回っています。大豆の若どりしたものが枝豆です。
大豆は貴重なタンパク源として、日本では古くから大切な食用として貴重な存在でした。
必須アミノ酸をバランスよく含んで、肉や卵にも劣らない良質な蛋白質で畑の肉とも呼んで注目しています。日本人の大豆の摂取量は15g/1日ぐらいでイソフラボンの量は欧米人と比較し7~10倍高く、20~40mg/1日程度摂取しています。欧米に比較してカルシウムの摂取量は1/2程度であるのにもかかわらず、更年期の骨粗鬆症が少ないことから大豆製品の摂取によってカルシウムの流失を抑えているのではといわれているのです。
そのイソフラボンは、
◇イソフラボンIsoflavone いそふらぼん
  イソフラボンは、植物に広く分布しいるフラボノイド系ポリフェノールで特にマメ科の大豆の胚芽部分(大豆の2%)に0.1~0.3%と多く含み苦味、渋味の成分です。ダイゼインdaidzein、ゲニステインgenistein、グリシテインglyciteinで、配糖体としてダイジンdaidzin、ゲニスチンgenistin、グリシチンglycitinなどとして存在します。
腸内細菌によって分解しアグリコン(配糖体の非糖質部分)となって吸収しています。イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするところから植物女性ホルモンともいわれます。その成分がカルシウムの流失を防ぎ骨粗鬆症・冷え性・かすみ目・のぼせ・足腰の痛みを和らげ細胞膜を強化に働きます。
細菌、ウイルスへの抵抗性を強化、血糖値の上昇を抑制、血清コレステロールを下げ、抗がん、抗酸化作用があります。
最近の動物実験で日本人の体重に対し10倍以上もの動物実験ですが少なくても胎児、乳幼児期ではエステトロゲン様化合物が、脳機能の低下などの異常きたすことが考えられこの時期での過剰摂取は慎んだ方がよいでしょう。
推奨量は、40mg/1日(上限量70~75 mg/1日)程度、納豆で50gぐらいとしています。
大豆イソフラボンは、100g中で煮豆70mg、黄な粉270mg、大豆140mg、豆腐20mg、おから10mg、油揚げ40mg、味噌50mg、豆乳25mg、枝豆10mg、醤油1mg程度を含みます。
イソフラボンの含有量は、大豆の成熟に伴い増えているようです。

イソフラボンはポリフェノールということで100gあたりのポリフェノール含有量(㎎)を調べてみると赤ワイン230㎎、抹茶214㎎、コーヒー200㎎、緑茶115㎎、紅茶96㎎、トマト・野菜ジュース69㎎、ココア62㎎、ごぼう49㎎、ほうれん草42㎎、ウーロン茶39㎎、豆乳36㎎、ブロッコリー35㎎、フルーツジュース 34㎎、?大豆15㎎、ブドウ12㎎、麦茶9㎎というのがよく見られる掲載でした。

生鮮食品100gに含まれるポリフェノールでは、

コーヒー豆>大豆>枝豆で納得ですが、イソフラボン(大豆140㎎)はポリフェノール(大豆15㎎)では疑問が残りました。正解はということですが、私はポリフェノール(大豆15㎎)は、イソフラボンはポリフェノールの一種ですのでポリフェノール他の種類を合わせれば多くなるのが一般的ではないかと考えられます。
枝豆にもイソフラボンは含まれていますが、その含有量は大豆に比べて著しく低いです。大豆には約2.5 mg/g(250 mg/100g)のイソフラボン(ポリフェノール)が含まれていますが、枝豆には約0.1 mg/g(10 mg/100g)です。イソフラボンの含有量は、大豆の成熟に伴い増えています。
そこで大豆と枝豆の成分の比較をしてみると、
 大豆(国産・乾)100g中
エネルギー422kcal 水分12.45g 蛋白質33.8g 脂質19.7g 炭水化物29.5g 灰分4.7g Na1mg K1900mg Ca180mg Mg220mg P490mg Fe6.8mg Zn3.1mg 銅1.07mg マンガン2.27mg
カロテン7μg(V.A効力1μg) V.D(0)   V.E(αトコフェロール2.3mg) V.K:18μg VB1:0.71mg VB2:0.26mg ナイアシン当量10.2mg VB6:0.51mg  V12::(0)  葉酸260μg パントテン酸1.36mg VC:3mg  食物繊維21.5gを含みます。
大豆(水煮缶)100g中
エネルギー140kcal 水分71.2g 蛋白質12.9g、 脂質6.7g 炭水化物7.7g 灰分1.0g Na210mg K250mg Ca100mg Mg55mg P170mg Fe1.8mg Zn1.1mg 銅0.28mg マンガン0.84mg  
カロテン0μg(V.A効力(0)μg) V.D(0)   V.E(αトコフェロール0.5mg) V.K5μg VB1:0.01mg VB2:0.02mg ナイアシン3.3mg VB6:0.01mg  V12:(0)  葉酸11μg パントテン酸0mg VC:Tr   食物繊維6.8gを含みます。
 枝豆茹で100g中
エネルギー118kcal 水分72.1g 蛋白質11.5g 脂質6.1g 炭水化物8.9g 灰分1.4g Na2mg K490mg Ca76mg Mg72mg P170mg Fe2.5mg Zn1.3mg 銅0.36mg マンガン0.74mg
カロテン260μg(V.A効力24μg) V.D(0)   V.E(αトコフェロール0.7mg) V.K:33μg VB1:0.24mg VB2:0.13mg ナイアシン当量3.5mg VB6:0.08mg  V12::(0)  葉酸260μg パントテン酸0.45mg VC:15mg  食物繊維4.6gを含みます。

枝豆が野菜類に特徴的なビタミンCやβカロテン、葉酸などの栄養素を含んでいます。枝豆は、野菜類の中で肝機能強化のメチオニン(大豆水煮缶190mg・枝豆茹で160mg・野菜・果実類4~49mg/100g中)含有量が多くなっています。肝臓でアルコールが分解されるときに欠かせない成分となりますので、まさに枝豆にビールは理にかなっていたことになります。

色々調べていくと、辞書でも納得できない箇所が見られることがあります。今回は大豆のポリフェノール含有量総量の掲載15mg/100g中は今後の課題として残されることとなりました。

 

 

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