破風(はふ)板の再塗装 自宅
初回 塗装したのは、およそ20年?ほど前、
家の外壁部分(PCM鋼板や破風板など)を
数ヶ月かけて、1~2階の全体を塗装した。
それ以来 手つかずにいたのには、訳があった。
およそ10年前のこと、
2階の屋根にある TVアンテナの移設、配線作業をした。
ほぼ作業を終わり、ホッとした瞬間のこと、
足を滑らせて、7m下に転落しそうになった。
幸いにもTVアンテナの脚部に掴まる事ができて
転落は免れたのだった。
その時の恐怖は今でも思い出すとゾ~ッとする。
さて、今回は地上からの作業である。
玄関の破風(はふ)板の塗装が剥がれてきたので再塗装を計画した。
築 47年の我が家の玄関の破風。
現状はこんな感じになっている。
玄関まわり全体を見ると
若葉の季節、モミジの黄葉。
ツツジの蕾や 白いカラーも咲いた。
そんな中で 玄関の破風(はふ)板の
塗装が剥がれているのが目立つ。
2階のベランダは、孫が生まれた時に設置してもらったから、12年経過です。
破風(はふ)板とは、
roof-partner より解説図を引用
https://roof-partner.com/bargeboard-10327
木部の塗装が割れて浮き上がり、一部は脱落している。
再塗装をするには、以前のペンキを落とさなくてはならない。
塗装を落とす為の道具類。
上の二つが スクレーパーです。
これで浮き上がった塗膜を削り落とします。
赤い柄のスクレーパーは内角用で、その下の道具は 平面用です。
塗膜を落としたあと、木部の毛羽だちを削る ミニ鉋(カンナ)
手のひらに納まる程の小さい 鉋(カンナ) です。
概ね 塗膜を落とした状態が以下の画像です。
削っても落ちない部分はそのまま残した。
木部の塗装は剥がれやすいので、
剥がれない様にするには、どうしようかと考え、
思い付いたのが シーラントです(結果は10年ほど後に)。
興味がある方は10年ほど、お待ち下さい。
(上) 変成シリコンシーラント(アイボリー色)
変成・・・と言うのは、シーラントの上に水性塗料を塗る事が出来ます。
刃先が尖った白いヘラは、内角へ塗り込むヘラです。
下の2本は平面に 塗り込む為に使います。
変成シリコンシーラント を塗った結果は 下の画像です。
一見して 綺麗になりました。
これまでの作業は、およそ 八時間でした。
1日後、シーラントに触れると、ベタベタします。
数日して、ベタ感が、少なくなれば塗料を塗ります。
その色は、シーラントよりも少し黄色味がある、アイボリー色です。
塗装にかかる時間は、約 1時間の予定です。
あと 少しで完成です。
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