めぐろをあるけば。

東京に住み始めたばかりの新参者の視点で、目黒周辺の素敵なスポットを紹介していきます

チェコ絵本とアニメーションの世界~目黒区美術館

2007-03-29 16:32:14 | Weblog


目黒区美術館で開催されている、
「チェコ絵本とアニメーションの世界」展に行ってきました。


展示は2階部分のワンフロアー。
チャペックなどの絵本の原画の展示、
映像放映、
絵本を実際に手にとって読めるコーナー、
という構成です。

展示作品は、
かわいい、おもしろい、というよりも、
幻想的というか、ある種の気味悪さも感じられました。


「絵本とアニメ」と聞くと、
子供が喜びそう、というイメージがして
親子で行こうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私はこれはあくまで大人向けのものだと思います。

子供が喜びそうな部分も無いわけではありませんが、

原画の展示は、もともと子供向けに描かれた挿絵とはいえ、
今の日本の小さな子供が喜んで見ることはほとんどないでしょう。
これは、美術やイラストレーション、アニメーションなどに関心のある
大人(中学生以上かな)でしたらとても良いものでしょう。

映像室で上映されていたものは、小さい子供にとっては退屈だと思います。
日本語での解説等はありません。
アニメーションもそのなかで上映されるのですが、
それは音声がないのでチェコ語が分からなくても大丈夫。
しかし映像は全部見れば70分あって、アニメ以外の部分も多く、
分かりにくいところもあります。

絵本コーナーは、日本語版もあります。
お子さんには、これが一番いいかもしれませんね。

人によって感想はさまざまでしょうが、
私は、もう一度行ってみたいと思いました。
またじっくり見たいな、と。

一階には、ショップもあって
今回の図録だけでなく、
絵本やグッズが販売されています。

チェコ語の絵本がいっぱいなので、
チェコに興味のある人には特にお勧めです。




区立美術館の一階には、ボランティアの人が
運営している喫茶があります。
お値段もお手頃でいいですよ。



これは、「ローズティー」。
ティーパックでなく、なんと
薔薇の花びらが入ってポットで出てくるんです!

すごくきれい~!!



このローズティー、300円。
薔薇のいい香りがして、美味しいです。
女性には絶対お勧めです!


目黒の授産施設(福祉法人)が作っているお菓子も手頃なお値段で
頂けます。
私はコーンクッキーを食べました。
優しい味がしました。




「チェコ絵本とアニメーションの世界」は
4月8日までです。
入館料は大人800円。


目黒区美術館公式ホームページ
http://www.mmat.jp/




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