つれづれ記

手作りと日々の事 思いつくままひとり言

ところてん

2008-05-31 21:08:59 | Weblog
安芸灘大橋を渡って蒲刈町に行った。

江戸時代の朝鮮通信使の資料が残る松涛園。

下蒲刈と蒲刈のあいだの三之瀬瀬戸。

川のように流れる急潮。

「この潮に乗ると船を漕がなくても鞆の浦まで行ける」誰かが言った。

昔、遠く朝鮮からやってきた人がいてそれを迎えた人がいた。

かつて同じように、この風景を見ただろうと想像するのは楽しい。


蒲刈と下蒲刈を一周。

無人市場に立ち寄る。

無人と思ったら畑の中からおばさんが出てきた。

「シーズン最後よ」と買った以上に試食のデコポン、アンコール、甘夏を
を頂いた。(島の人は優しい・・)

商品ぜーんぶ100円!驚きの100円ショップ。

おばさんの採ったテングサを買って帰る。

早速ところてんを作る。

鍋にテングサと水を入れてテングサが溶け易いように酢を少し入れる。

火にかけること30分。

テングサがどろどろに溶ける。

ふきんでこして冷やし固める。


ところてんツキなんて便利なものはないので包丁で細く切った

からしと酢醤油をかけて食べる。「おいしー!!!」

市販のものとは全く別物。


たい焼き

2008-05-30 15:06:24 | Weblog
「アンコがはみ出した たい焼きがあるよ」

友人の情報にアンコ好きの私は「食べたい!」


JR宮島口の構内にあるらしい。

名物でもなく、駅を利用しないと気づく事もない。

今日のおやつにでも買いに行こうかと思っていたら


たい焼きが歩いてきた!


友人がたい焼きを買って来てくれたのだ。


まだ、温かい。(うれし~ぃ)


たい焼きの皮二枚でアンコをたっぷり挟んである。

甘さ控えめ粒あん。


名物「もみじ饅頭」の地元駅で 

おぬし、なかなかやるな。

歯医者

2008-05-29 16:49:24 | Weblog
定期健診と歯の掃除で歯医者に行った。

昔から歯が弱い。

歯を削るキーンという音を聞くと
「許してくださ~い。今度からちゃんときれいに磨きます・・」
後悔しても無駄なことはわかってる。

さすがに大人になってからの虫歯は少ないが、
子供の時の不摂生がたたり今もって歯には苦労する。

歯科衛生士のお姉さまが歯ブラシでシャカシャカ磨いてくれる。

口をあけたブザマな格好ではあるが、人に磨いてもらうの慣れるとなかなか良い。

「奥歯のここのところは歯ブラシをこう当てて・・わかりますか?」

「あぁぃ・・」(はいと言ってる)

「ここは磨きにくくないですか?・・」

「あぁ・・ぃ」

口をあけたままで、答えを求める質問に返事をするのは難しい・・

今回の衛生士のお姉さまは丁寧で歯のブリッジの義歯の下を
磨くデンタルフロスなるものを薦めてくれた。

普通の糸ようじはブリッジの場合歯がつながっているので
上から通すことが出来ない。

これは糸の先が固いので隙間に通しやすく途中がふわっと太くなっている。

衛生士のお姉さまが一生懸命説明するのに
口をあけたまま「あぁぃ・・」と答えたら

「お帰りに受付にご用意しておきます」

12本入り350円・・!

「ご自分だけお使いなら洗って洗濯ばさみとかで日に干して何度か使えます」
補足説明付き

ふと、風に揺れる糸ようじが頭に浮かんだ。

歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ・・道具はそろったけれど

毎日、歯の大掃除は大変だ~

また歯が悪くなって「今度こそちゃんとしますからご勘弁を・・」

後悔しないように磨くぞ!・・(希望的決意)

刈り込み

2008-05-28 14:32:48 | Weblog
やっと終わった~!

ここしばらくずっと作り続けた(私としては結構頑張ったつもり)
人形の展示が盛会のうちに終了。

人形はさておき、

知人友人がまた人を呼び

ギャラリーの地元の人、観光に来た他県の人や外国からの観光客。

人から人へリンクするように老若男女来場があり、

こんなに色々な人と話したこともなかった。

本当にありがとう!!


今は 気持ち体力ともに電池切れ・・

溜まった諸仕事家事もあるけれど何か違うことがしたい!

午後から天気が悪くなる。

明日はゴミ出しの日。

ヨシ!庭木の刈り込みをしよう。


この庭に庭木を植えたときから老後に備えて

自分で手入れできる庭計画をした。

1.経済的(松など職人でないと剪定が難しいものを植えない)

2.樹木を高くしない(防犯&年をとるとはしごにあがれない)

ご近所は年に何回も植木屋さんが手入れに来ている中で

帽子と首にタオル、剪定ばさみ、格好だけは職人並みの格好で
チョキチョキ切る。

「大変ですね」とご近所の方が声をかけて下さる。

「は~い」と返事しながら、もしかしたら気の毒にと思われた?

本当のところ経済的なこともあるが、結構この剪定作業好き!

時々なら植木職人になっても良いかと思う。

少しザンギリ頭のように刈り込んだ植木の下に

アジサイの花が少し色づいていた。



宮島 町家通り

2008-05-26 21:27:36 | Weblog
数日間の宮島通い。

知っているようで知らない宮島再発見の毎日。

厳島神社に続くお土産屋さんが立ち並ぶ表参道。

表参道の一つ山側に入ると
宮島の人の生活道路でもある町家通りがある。

昔の間口が狭くて奥に長い町家が多く残る。

朝、通りは 頭に白い帽子を被った男の人が足早に行く、
もみじ饅頭の職人さんだろうか・・

押し車を引いておばあさんがそろりそろりと通り過ぎていく。

神社に向かうタクシーが走りぬけ、宅配の車が止まり荷物を降ろす。

人力車が客を乗せて観光案内している。

旗を持ったガイドさんの後に続く、団体の観光客。

昼下がり、のそりのそりと鹿が歩いて通り過ぎていく。

英語、フランス語、中国語色々な話し声・・
海外からの観光客が町家を覗いて行く。

修学旅行の子供たちの賑やかな声が通り過ぎていく・・

近所の主婦が夕飯の買い物ついでに立ち話・・・

町家格子窓からの不思議な風景。

夕刻、町家通りの雪洞に明かりが灯った。

オリーブ

2008-05-25 21:02:33 | Weblog
庭のオリーブの花が満開になり、
白い花がパラパラ散って 地面は季節はずれの雪が降ったようだ。

以前瀬戸内海を望む高台の団地に住んでいて、
そこの庭にもオリーブの木を植えていた。

二階の窓から青い瀬戸内海と太陽の光を受けてキラキラ光る
オリーブの葉を眺めながら「エーゲ海みたい」と見たこともないのに
イメージを膨らませていた。

ある年オリーブが沢山の実をつけた。

インターネットもない時代、地元の農協経由で小豆島の農協に
加工の方法を問い合わせた。

「オリーブのアクを抜くために苛性ソーダの中に空気に触れないように・・・」

そこまで聞いてパス!加工断念。


今年 本物のエーゲ海とオリーブをトルコで見ることが出来た。

時期的に想像していたぬけるようなブルーの海ではなかったけれど、
どこまでが栽培でどこから野生のオリーブなのか判らない位、
山の上までの続くオリーブ。

トルコの東部のアララト山に漂着したノアの箱舟から放されたハトが
オリーブをくわえて戻ってきた旧約聖書の話を
この一面のオリーブを見て納得した。

トルコで食べたオリーブがフルーティでおいしくて、
また加工したい気持ちがわいてきた

友人がそれなら園芸書の中に加工方法書いてあったよと本をコピーしてくれた。

今度こそ、と思って読んだら目がとまった。

「苛性ソーダに・・・」!またか!!

素人にはオリーブの加工はハードルが高すぎる。

今年もこの調子なら実を沢山つけそうだ。

これは観賞用観賞用・・頭の中で繰り返しつぶやいた。

がんす

2008-05-23 22:49:56 | Weblog
「おはようでがんす」
祖父が朝の挨拶で言っていた。

「おはようございます」に近い意味。

「そうですね」を「そうでがんすのぉ」と使う。

広島弁でも今はあまり使わない言葉は懐かしい。


「がんす」をスーパーで見つけた。

懐かしい!(私がしばらく食べなかっただけかも・・)

広島弁のがんすから来ているかどうか定かではないけれど
子供の頃はあたりまえのように食べていた。

魚肉の練り製品のてんぷらで薄くて
表面にパン粉をつけて揚げてあるのが特徴だ。


以前、旅行先のイタリアミラノで「ミラノカツ」を食べた。

昔、貧しくて少量の肉を叩いて伸ばして大きく見せてカツにしたことから
考えられたと聞いた。

友人とミラノカツを食べながら
「家でも薄い肉でトンカツを作って苦情がでたら
これはミラノカツよ!といえば おしゃれに聞こえるね」と話した。

もしかしたら「がんす」もミラノカツの広島版??

味は好みもあるが「がんす」の勝ち!

今も昔も「がんす」はおいしい。

人形展

2008-05-22 21:42:28 | Weblog
今日から創作人形の個展開催。
宮島へ車をフェリーで渡しての搬入は初めて。

町屋を改装した趣のあるギャラリーに
私の人形たちも、引き立ててもらってる。
初日から沢山の方々の来場に感謝。


今回も新しい出会いがありそう。
人形が作ってくれたご縁。



日よけ

2008-05-21 10:44:08 | Weblog
日ざしが強くなってきた。
これから特に西日が強く暑い。

6年くらい前に西日対策のために日除けのオーニングを設置した。
幅が二間半で張り出しが2メートルくらいある。

これが結構、問題児で毎年何かある。

電源がソーラーでリモコン操作で開け閉めする。
このリモコンが小さくて紛失。

重さを支える強度問題で外壁設置が思ったより高くて、
低い位置から差し込む夕日を遮らない。

特に夫と相性が悪くて設置当時から、
「全く役に立たない!」不満の様子。

開閉のリモコン操作もやさしくボタンをダブルクリックなのに
カチャカチャ押しまくり。

それが気に入らなかったのかオーニングが動かなくなった。

問題があると電源リセットするといいのだが、
それがまた脚立に乗らないと届かない恐ろしく高いところにスイッチがある。

今年はついにウンともスンとも言わなくなったと思ったら充電電池の寿命。

張り出しの時は格納庫からアームが徐々に伸びて
サンダーバードの出動を彷彿させる。(少し大げさ?)

強い風が吹いたら一人で閉じることもできる。

夫が気に入ろうと要るまいと、あんたは偉い!カッコいいよ!

ソーラーで家の電気まで発電しろなんて無理なことも言わない。

自分の開閉だけ出来ればいい。

だから、今年は電池も換えたので素直に働いてちょうだい。


ラッキョウ

2008-05-20 21:12:02 | Weblog
気持ちが少し落ち込んだ時は単純作業がいい。

泥つきのラッキョウが手に入ったので漬けることにした。

「ラッキョウ漬けがしばらくすると
ラッキョウのカリッとした歯ごたえがなくなる」

昨年、この話題にベテラン主婦の友人二人から、

「塩水につける時に、根が付いた状態で塩水につけると長く歯ごたえが
良いよ」と回答。

試してみると、昨年は最後までカリカリしたラッキョウが食べられた。


泥つきラッキョウは泥の付いた薄皮をとって良く洗う。

水4カップに大さじ4の塩の塩水に一晩漬ける。

1㎏くらいのラッキョウだとかぶるくらいの塩水だけど、ラッキョウに
かぶらないときは同じ割合で塩水を増やす。
ラッキョウが浮かないようにお皿とかで落し蓋をする。

一晩塩水に漬けたラッキョウは両端を切る。(切り過ぎないように)

このラッキョウにサッと熱湯をかけて(かけ過ぎると煮える)

水気があればとってすぐに唐辛子入り甘酢に漬ける。


今年もラッキョウの匂いで充満した台所で換気扇を回しながら、
ラッキョウの薄皮をむいて塩水に漬けた。

明日は朝一で甘酢に漬けるぞ。