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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

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2020-02-28 19:48:00 | 日記
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から自家組織の再建を目指して形成外科を受診。いよいよ3月にエキスパンダー挿入の手術が決まっている。

私の場合は、単に乳房を再建(形成外科の領域)するだけでなく、乳がんが触れていた部分の追加切除(乳腺科の領域)と子宮筋腫の摘出(婦人科の領域)があり、かつ、乳房再建のための皮弁移植をエキスパンダーを入れる手術と、自家組織を取って移植する手術は、別々の病院でやってもらう。その上、自家組織移植をやる病院は、遠隔地にある。各科、各病院にうまく連携してもらうことで、進めてきた。

昨日は術前検査、次は入院してエキスパンダー挿入と追加切除の手術の予定だった。ところが医師からもう一回病院に来て乳腺科の診察を受けて、その診断次第では予定した日に手術はできないかもしれないと言われて、心が折れた。

その日に手術を受けるために、仕事をセーブし、スケジュールの調整をし、付き添いの者のスケージュールも空けてもらい、これまでの受診日も休暇をとりと、肩身の狭い思いをしながら、なんとかここまで漕ぎ着けたのに。

先生は高が1週間休むだけじゃないかと思うかもしれないが、1週間仕事を休んで入院するのはタダごとではない。そこのところをわかってくれているのだろうか?もう一回病院に来て。と気安く言うけれど、それが1週間の入院休暇を控えた労働者にとって、どれだけの心労か。。。

このままでは、精神的に疲れ果て、再建を諦めてしまうような気がする。再建が必要ないと思って止めるならいいが、やりたいのに諦めたくはない。今後のことを考えるに当たり、これまでのことを、振り返って記録に残しておくことが必要だと思った。

他方、同じような理不尽な経験をする人が他にもいるかも知れない。その人に参考にしてもらえるなら、少なくとも、そんな経験をしているのが一人じゃないことがわかり少しでも救われるなら、この経験を公開する意味があるかも知れない。そう思って、今日、このブログを立ち上げた。

(この日から過去の記事を書いたが、投稿日は、現実に起きた日に合わせて遡らせています)