湯めぐりシリーズNo.38
平成17年1月15日(土)~16日(日)
HOTEL VUELAMER
ホテルビュラメール 白老郡白老町虎杖浜温泉 0144-87-2811
泉 質 ナトリウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉):旧食塩泉
泉 温 40~56℃
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき
慢性消化器病、慢性皮膚炎、虚弱児童、冷え症、きりきず
客 室 数 28室 和室17(全室トイレ付)和洋室9(全室バス・トイレ付)
洋室2
宿泊料金 ¥12,589(部屋の広さ+夕食の料理¥3,000/¥4,000/¥5,000の組み合せ)
このホテルは、北海道都市職員共済組合の経営で、1994年にオープンした。
同じグループに、札幌の「ホテルノースシティ」や、大雪旭岳温泉「こまくさ荘」などがある。
国道36号線を虎杖浜海岸通りから進み、3時30分ごろ到着。
鉄筋4階建ての瀟洒なホテルで、オートドアーの玄関を入るとフロントやロビー、エレベーター、トイレ、
売店などは一流の温泉ホテル並みだ。
客室の全室や、大浴場、露天風呂は全て太平洋に面し、窓越しに見える水平線は180度の大パノラマ
だ。眼下の浜辺には小波が打ち寄せている。
到着後、いつものようにまずは「ひとツ風呂。」
遠赤外線ブラックシリカ天然鉱石(桧山管内上ノ国町産)で囲われた浴槽は、お湯の効能が骨の髄
まで浸透するという。
大浴場やサウナ風呂、水風呂、ジャグジーバス、露天風呂など、施設・設備はすべて行き届いて
いる。
この時期、本館から離れたところにある露天風呂に駆け込むには決断がいる。
スッポンポンで受ける浜風は寒いからだ。
首までお湯に浸かって空を見上げれば、滑空しながらカモメの大群がこちらを見下ろしている。
まるで男カモメは女湯を、女カモメは男湯を覗いているかのように、小首を傾げながら露天風呂を覗き
込んでいる。カモメ同士、なにやら会話しながら。
どう判断されても構わない。カモメの言葉だ。人間様には通じない。
厳寒の時節、部屋の暖かさは北海道人にとっては最高のプレゼントだ。
そこから見下ろす砂浜や、海面にもカモメがいる。彼らはさむくないのか?
年から年中、一張羅の洋服をまとい、あのか細い足には血管や神経が通じているのだろうに…
などと、他愛のないことを考えている。
料理は、予約した際の料金にもよるが、一口サイズのかれいと、ふぐのから揚げは旨かった。
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