トンネル名 |
No.20 定山渓トンネル |
special mention/comments |
管理 |
南区 |
国道230号線では一番長いトンネル。昇りきったら中山峠 |
開通年月日 |
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だ。峠の先には秀峰羊蹄山(1898m)が見える。「道の駅」 |
路線名 |
国道230号線 |
”望洋ようてい”やコンビニ、売店、レストラン、名物の”あげ |
所在地 |
南区定山渓 |
いも”なども営業。昔の峠の頂上はもっと札幌寄りにあって |
延長(m) |
1124 |
道幅は単線の細道で、大型車両などは交差すら難しく、広 |
幅員(m) |
8.5 |
路までどちらかの車両を後退させた。粘土質の路面は雨が |
撮影日/PC入力日 |
15.06.18/同日 |
降ると雪道のようにスリップした。南面に道路が切り替えら |
写真集 |
定山渓側1.2中山峠側3,4 |
れてからは通雪解けも早くなり、通年走行が可能になった。 |
定山渓温泉側口
中山峠側口
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新道切替前の中山峠は11月~5月までは積雪のため不通で、峠を越えるには函館本線の倶知安駅で乗換え |
国鉄「胆振線」を利用していた。 |
1986年(昭和61年)、その胆振線も廃線となり、札幌への交通手段はじょうてつバスと道南バスの二社が |
札幌~洞爺湖温泉までを冬季間を除き定期路線運行していた。路線バスだが、バスにはガイド(車掌)さんが |
同乗し、道々の観光ガイドをしてくれた。度々利用するとガイドの内容も覚えてくる。 |
なかでも、鮮明に覚えているのは、*豊平川上流には炭酸水が自然湧水していて、砂糖を溶かせば |
サイダーになると・・・残念だがダム湖の完成で水没したこと。 |
*中山峠の道路は、「本願寺街道」とも称され、東本願寺のお坊さんが坊主頭にねじりはちまきでモッコを |
担ぎ、突貫工事で短期間に札幌から伊達市長和までの道路を開通させたこと。 |
*いまは通用しないが、もし熊に遭遇したら死んだふりをすれば、熊はそのまま通りすぎる・・・と。 |
*定山渓温泉側の中山峠登り口にあった薄別温泉は効能が強く、杖をついて来館した湯治客は帰りには |
杖を忘れ、杖の山ができたとのこと。 そんな案内を車掌さんがしてくれた。 |
その薄別温泉も高級和風温泉旅館「佳松御苑 吉兆」に衣替えして営業していたが、現在はは閉館、池の上 |
にあったにあった建物も解体し、土地は更地に・・・建て直しらしい) |
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開発事業計画の概要では3階建のホテルとなっている。
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