健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
道内をめぐり未知の世界を発見できることに、ただ感謝!

71 山田温泉 ホテル福原

2013-02-14 | 温泉めぐり

 湯めぐりシリーズNo.71                

平成19年9月15日(土)~16日(日)

山田温泉ホテル福原             河東郡鹿追町北瓜幕無番地 01566-6-2958

泉  温  44.5℃ 湧出量 118L/min  無色澄明無味無臭 

症  神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、疲労回復、病中病後

宿泊料金  ¥7,000(税込み)

 

 今夏は雨不足で霖雨を待ち望んだのに、いざ降り出すと秋の長雨は嫌われる。

 15(土)16(日)17(敬老の日)と折角の三連休であり、好天を期待したが、初日は生憎の雨模様。

 往路は、その悪天候を突いて出発した。

  いつも走り難い日勝峠は避け、国道12号線(滝川)~国道38号線(富良野)~狩勝峠を越え、新得~

道道85号線を経由して然別湖から少し糠平温泉寄りの目的地に到着した。 

 札幌を発ち250キロほどの距離を十勝の地まで走ると、植生の変わりようが見て取れ、仄かに紅葉の

始まりを感じる。

 当温泉は、然別湖のぬし山田角太郎翁の開祖で、現在はホテル福原の経営だ。その福原の初代

支配人として25年間栄枯盛衰を見てきた浅野さんが湯守を勤めている。

 建物は外装、内装ともリニューアルされ、浴場の脱衣所や洗面台などとても清潔に仕上げてある。

 男性用浴場は大浴場と小浴場の二槽があるだけ(女性用は大浴場のみ)で、いかにも素朴だが、

湯殿は広くお湯に浸かるとそれがとても気持ちいい。少し熱めの陸湯も温泉湯を使っている。

 いっそ、ここを塒(ねぐら)にしたい位だ。

 夕食時、支配人の浅野さんが、それぞれのテーブルで献立の説明をはじめた。

 ほぼ全品が山菜料理で、特にてんぷらは、コンフリー、あざみ、山ぶどう、その他の薬葉、千切りに

したビート(甜菜)、舞茸など。

 牛乳で煮込んだ鍋物は、海の幸、山の幸が盛り沢山。

 また、工夫を凝らしたふきの料理が食卓に上り、ふきの中華風ピリ辛仕上げ、ふきとわらびの煮物、

ふきのマリネ、ふきの肉詰め、ふきの漬物など特にふきにこだわっている。朝食の味噌汁の具も、

もちろん蕗だ。

 宿の近くで採取するふきは、この時期ともなれば百本に一本ぐらいしか使えず、食材が固く虫が

入って、食せる間際の10月13日までの営業で、以降は休館にするとのこと。

 夕食後はテレビもなく、風呂に入るか寝るしかない。8時頃には床に就く。寝すぎて腰が痛い。

 復路は、幾寅の鉄道員(ポッポヤ)のロケセットだるま食堂や駅舎などを見学し、富良野~桂沢湖~

三笠~帰路につく。走行距離500キロ。 


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