湯めぐりシリーズNo.81
平成20年2月23日(土)~24日(日)
富士の湯温泉ホテル(虎杖浜) 白老町竹浦297 0144-87-2043
泉 質 単純アルカリ泉 ボーリング680mによる自噴
泉 温 49.3℃ 湧出量 350L/min 飲用可
pH 値 8.4 成分総量 715.7298mg
適 応 症 慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経症、神経炎、外傷性傷害等の後遺療法、
疲労回復
宿泊料金 ¥8,000+暖房費¥300 夕食・部屋食 朝食・大食堂
先々週訪れた和秀に隣接している湯宿だが、大きな違いは湯量が多く、湯温が高く、浴場が広く、
更には浴槽の数だ。
内湯は常温の”大浴場”、源泉100%で高温の“中浴場”と、続きの“小浴場”、“ジャグジー湯”。
露天風呂は“常温湯”と、やや“低温湯”、さらに“低い湯”の三槽がある。
湯質は、pH値8.4だけにトロトロすべすべ系で、まるであんかけ湯だ。
建物の規模は大きく、「松の間」という宿泊部屋は12畳間で、応接椅子セットの床は床暖を通して
いる。昔は大繁盛だった・・・、であろう面影が残る。
入館して間もなく天気が一変し、台風並みに発達した低気圧による大荒れの空模様で、復路の通行を
困難にした。
路面はミラーバーンで、てかてかに光っていて、スケートリンクのようだ。
車があちこちで転覆し、腹を見せている。また吹き溜まりのため、3車線ある道路も雪によって、
辛うじて単線のみが通行可になっている。
いたるところで雪山に突っ込み、脱出不能による放置車両が多い。
千歳~島松線や千歳~長沼線では、百台単位の車が立ち往生し自衛隊が救助に出動した。
道路ばかりか、JRや航空機、フェリー、高速道、路線バスなど完全にマヒし、豊浦町では地吹雪で
車が埋まり、車内に排ガスが入ってひとりの死者が出た。
翌日、そんなことになるなど予測もせず、ゆっくりとお湯に浸かり、鮮度と味が抜群の毛がにがひとり
一杯ずつ供されたお膳の、旨い料理を堪能した。
「くつろぎのひろがり」…と銘打っているだけに、ゆっくりとくつろげる湯宿だ。
帰路、苫小牧東病院に入院中の爺ちゃんを見舞った。
前回とは違い、話しかけたら返事はするし、問いかけにも応える。月日や時間も聞いてくる。
帰りには手を振ってバイバイもする。まだまだ大丈夫だ。
そのあと陽明院の婆ちゃん、隣のMさんを見舞い帰宅。
案の定、我が家の前も吹き溜まりで塞がっていて除雪にひと苦労。全行程220キロ。
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