湯めぐりシリーズNo.103
平成21年11月10日(火)~11日(水)
鯉川温泉旅館(2) (旧鯉の里なかむら、ゆの里みよし)
宿泊料金 ¥8,150
缶ビール(中ビン) ¥500
お酒(2合) ¥800
いなかの兄夫妻を誘っての温泉行。
月初めに「ゆの里みよし」を予約すべく電話したが「お架けの電話は現在使われておりません…」のコール。
今年5月9日からの一泊で利用したばかりなのに…
ネットで調べると、5月末日で閉店したとのこと。どうも購入したのは隣の竜松庵らしい。
それであれば、以前に利用して好感の竜松庵へ…と思い電話する。
女将さんがでて「いろいろあって、ご希望の5日は都合が悪い」「いま宿の近くにいないのでお泊り
いただける日を後刻電話します」とのこと。
待てど暮らせどなかなか返電がなく、寝室に入ってうとうとしていると午後10時半過ぎ電話が鳴る。
「どうしても5日でなければだめですか?」「いや、その前後であればかまいません」「10日はいかがで
しょう?」「同行の兄と連絡をとって、明朝返事します」。
翌朝、兄に問い合わせると「10日でもかまわない」と言う。そんなやり取りで、10日に訪問。
竜松庵に到着し、入館しようとしているところへ女将が現れ、「今日は竜松庵でなく、隣を利用して
もらいます。建物も大きいからゆったりできます」案内されたのが旧みよし。屋号は「温泉旅館鯉川」。
以前、われわれが旧みよしを利用したことを女将は知らない。
そうか、やはり竜松庵のやりて女将が買ったのか!
前回竜松庵に宿泊した際にも、売却の話があるが所有者が提示する値は高いので思案中とのこと
だったが。早速部屋に案内され、部屋や廊下、庭園、浴場、ほとんどそのままの状態だ。
ただ、食事処のレストランが和室の大広間に改装されている。
料理は、新旅館の新たなメニューを試作中で、いろいろ試験的に提供してくたが、品数が多く完食
できない。兄夫婦も満足の様子だ。なによりも女将さんの対面営業がうれしい。
前回、竜松庵を利用した時もそうだったが、帰る際、赤ワインのボトル、メロン、長いもをお土産として
もたせてくれた。
テレビで鹿追の「かんの温泉」も廃業の危機が囁かれているし、温泉旅館の経営難を見聞きするたびに、
その大変さを痛感させられる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます