湯めぐりシリーズno.104
平成21年11月21日(土)~22日(日)
鯉川温泉旅館(3)
最初の宿名が変わってから通算5度目の利用で、今日は孫一家との温泉行。
孫たちとは、いつも合言葉のように「こんど温泉へ行く!」…と言っているから、たまあに実行しなければ
うそつきになる。
昨日、女将に電話して予約する。4名なら即座にOKとのこと。
宿へ到着前の車中では、いつもながらこれからの入浴や食事などに期待が膨らみ楽しみだ。
われわれが直前に予約をいれたため、その分、宿のスタッフは大忙し。
先約があるのに、部屋はいつもの「草笛」と「竹笛」を用意してくれた。
女将が曰く。「欲とともにやっているが、最近忙しくて体も限界だ。年には勝てない」…とぼやく。
この宿の好いところは対面営業をしているところ。
女将の主観で、お客の呼び名は「おとーさん」、「おかーさん」、「おにーさん」、「おねーさん」、どうみても
そぐわないハイミスの女性にも「おじょーさん」みんな女将の印象で呼んでいる。
それが親近感をもてていい。館内喫茶室コーナーのモーニングコーヒーもサービスだ。
子供たちの宿泊料金を取っていないのに、牛乳をも飲ませてくれた。
食事の際も、一人分ながら子供向けの特別料理を提供してくれる。
また、入浴中や食事処で出会った人たちとも、正面を向いて会話した相手であれば直ぐに旧知の間柄に
なれるし、お互いに温泉情報の交換もできる。いままで、客同士で未訪問の情報を得て訪れた温泉も多い。
温泉の効能は、湯船に身を浸していると思考力をゼロレベルに保つことができるし、湯気の向こうに、
思わぬアイデアが湧いてくる。
車内では往復とも、子供たちのしりとりや、幼稚園でおぼえた手話などにぎやかというよりうるさい時間が
過ぎる。帰路は往路の中山峠の路面状態を加味し、倶知安~小樽周りで走行。昼食はコンビニでそれぞれ
が好みのものを購入し、三方を山で囲まれた自然の良港、忍路の築港で海をみながらとった。
おなかがいっぱいになると、孫たちは睡魔に襲われ、ようやく静かになった。
うるさいが、寝込んで静かになると寂しい。
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