「飛鳥Ⅱアジアグランドクルーズ」に演奏出演した、東京大衆歌謡楽団を、横浜港・大桟橋に出迎えました。アジアグランドクルーズの全日程は、30日以上ですが、楽団の皆さんは、フィリピン・マニラで乗船し、台湾・神戸などを経て、横浜で下船する9日間のクルーズです。 横浜入港は、午後2時でした。お出迎えの時間は十分取っていたつもりでしたが、大桟橋に私たちが着いた時は、すでに接岸して、乗客も下船している雰囲気でした。元々、「会えなくても、出迎えてあげるだけでいい」という気持ちでしたから仕方ないなと思いました。念のため、案内所で聞いてみると、「通関があるから、待っていれば、後でここを通ります」とのことでした。なるほどその通り、2時間ほど経った時に、楽団の皆さんに会うことができました。
その後、1年近く経とうとしていた、2020年1月20日、浅草神社「復活の廿日戎」の東京大衆歌謡楽団奉納演奏の際、偶然な事から、楽団のお母様とお話しをさせて頂く機会を得ました。母親ならではの、見送りや出迎えのお気持ちを伺う事もできました。廿日戎の吉兆の日に、嬉しい出会いとなりました。
10月28日 東京大衆歌謡楽団「浅草神社・奉納演奏」~初めての観覧。
東京大衆歌謡楽団は、結成10周年。私たちがその活動を知ったのは、もう3年以上前になるでしょうか、TBSラジオに出演した時でした。それが、つい最近9月頃、主人がYouTubeを視聴している時に、たまたまライブの和やかで温かい雰囲気の動画を観て以来、すっかり二人でファンになりました。10月28日に、浅草寺に隣接する浅草神社(三社様)で、奉納演奏会があるとこを知り、初めて見学しました。 私たちが浅草神社に着いた時には、すでに300人余りの人垣ができていました。間もなく演奏が始まると、ボーカルの明るく伸びやかな歌声と、軽快にリズムを刻む伴奏に誘われて、自然と手拍子が湧いてきました。暫くして、お捻りが上がり出すと、その度にボーカルさんが深々と律儀に一礼する姿が微笑ましく映りました。演奏は、第1部と、休みを入れて第2部の構成になっていました。合計20曲余り演奏するのに、ボーカルとアコーディオンは譜面なしでの演奏で、凄いなと思いました。演奏曲目は、次の通りでした。
〔第1部〕
1.旅の夜風~花も嵐も踏み越えて~
2.人妻椿~愛しの妻よ泣くじゃない~
3.急げ幌馬車~日暮れ恋しや荒野は遙か~
4.勘太郎月夜唄~影かやなぎか 勘太郎さんか~
5.赤城の子守歌~泣くなよしよし ねんねしな~
6.裏町人生~暗い浮世の この裏町を~
7.流れの旅路~紅いマフラーを いつまで振って~
8.君恋し~宵闇せまれば 悩みは涯なし~
9.東京の椿姫~窓うつ風の ためいきか~
10.東京ラプソディ~花咲き花散る宵も~
〔第2部〕
1.赤いランプの終列車~白い夜霧の あかりに濡れて~
2.高原の駅よさようなら~しばし別れの 夜汽車の窓よ~
3.浅草の唄~つよいばかりが 男じゃないと~
4.憧れのハワイ航路~晴れた空 そよぐ風~
5.緑の地平線~なぜか忘れぬ 人ゆえに~ (アンコール)
6.湯島の白梅~湯島通れば思い出す~
7.酒の中から~杯に映る灯りを飲み干して~
8.お富さん~粋な黒塀 見越しの松に~
9.青春サイクリング~みどりの風も さわやかに~
演奏終了後のファンサービスは、にこやかで丁寧な対応に好感が持てました。私もチャッカリ、ツーショットに収まってしまいました。
12月08日 東京大衆歌謡楽団「浅草神社・奉納演奏」~二回目の見学。