江戸東京博物館は、伝統文化発信の機能を強化するため、ホールでより多くの伝統 能の粋を集め、「えどはく寄席スペシャル公演」が企画されました。その、全6回の催しの内、第3回目として、東京大衆歌謡楽団の演奏会が行われました。
演奏会では、「みんなで歌いましょう」2曲、「アンコール」3曲を含めて、全18曲が演奏されました。
〔演奏曲目一覧〕
1.1953(昭和28)「青い背広で」青い背広で心も軽く 街へあの娘と 行こうじゃないか (藤山 一郎)
2.1929(昭和 4)「東京行進曲」昔恋しい銀座の柳 仇名年増を (映画主題歌の第1号)(佐藤 千夜子)
3.1936(昭和11)「東京娘」 東京娘 東京娘の 初恋は 燃えてほのかな シャンデリヤ(藤山 一郎)
4.1977(昭和52)「恋はやさし野辺の花よ」恋はやさしい 野辺の花よ(最終アルバム) (田谷 力三)
5.1961(昭和36) 「君恋し」宵闇せまれば 悩みは 涯なし みだるる 心に(フランク永井)
6.1940(昭和15) 「なつかしの歌声」銀座の街 今日も暮れて 赤き灯燃ゆ(藤山 一郎・二葉あき子)
7.1934(昭和 9) 「小さな喫茶店」それは去年の ことだった 星のきれいな(中野 忠春)
8.1936(昭和11)「東京ラプソディー」花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で (藤山 一郎)
~みんなで歌いましょう~(歌詞カード付き)
9.1940(昭和15)「誰か故郷を想わざる」花摘む野辺に 陽は落ちて みんなで肩を (霧島 昇)
10.1948(昭和23) 「東京の屋根の下」 東京の 屋根の下に住む 若い僕らは 幸福者 (灰田 勝彦)
11.1946(昭和21) 「東京の花売り娘」青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ(岡 晴夫)
12.1947(昭和22)「夢淡き東京」柳青める日 つばめが銀座に飛ぶ日 誰を待つ心 (藤山 一郎)
13.1954(昭和29)「幸福はあの空から」黄昏の並木路 ひとり見てましょう( 岡 晴夫)
14.1964(昭和39) 「東京の灯よいつまでも」雨の外苑 夜霧の日比谷(新川 二郎 )
15.1964(昭和39)「ああ上野駅」どこかに故郷の 香りを乗せて 入る列車の(井沢 八郎)
~アンコール~
16.1947(昭和22)「浅草の唄」つよいばかりが 男じゃないと (藤山 一郎 → 関 啓六)
17.1949(昭和24) 「東京の空青い空」鳩が飛び立つ 可愛い鳩が 東京の空 ( 岡 晴夫)
18.1954(昭和29) 「お富さん」粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の洗い髪 (春日 八郎)
リニューアルした大ホールは、定員400名の所、立ち見が出るほどの盛況でした。演奏は、アコーディオン・バンジョー・ウッドベースの伴奏が、際立ちながらもハーモニーを奏で、明るく伸びやかなボーカルと相まって、素晴らしい演奏会でした。
トークの中で、今後、「台湾演奏」を計画中との話しが有りました。益々の活躍が期待されます。
参考 演奏曲目・歌い出し歌詞・作詞・作曲・歌手の一覧(編集途中です) http://pub.idisk-just.com/fview/K6gdrG9AfTKGjYWj_FxTNLN1LOTBLQ2i4D9gkAf9zd1qDLeKoY9YmA/5p2x5Lqs5aSn6KGG5q2M6Kyh5qW95ZujIOa8lOWlj-absuebriDmrYzjgYTlh7rjgZfpoIYg44CM56eB44Gf44Gh44Gv6KaL44Gf6IGe44GE44Gf44CN.jtd