バケツのフタ。ゴミ箱のフタ。棚の扉。押入れのフスマなどなど、あらゆる「フタと扉」を私は嫌っている。
だから今の家(自宅)に引っ越してきてすぐしたことは、台所の棚の扉を全て取り、脱衣所の扉をとり、台所のドアをも取ったことだ。
棚は全てオープン。
入れ物も全てオープン。
さっと取り出し、さっとしまう。全て1アクション。
何事も隠さない。
部屋もなるべくオープン。
だから冬の寒さがなければ居間のドアも寝室のフスマも風呂のドアも取りたかったし、泥棒が入ってこないならいっそのこと玄関扉ですらいらないと思っている。
ただやっぱり玄関扉は必要だし、トイレのドアも必要だ。大事なものをしまう棚の扉も必要だ。それは仕方ない。
仕方のないフタとか扉とかはある。
しかし、許せないものがあった。
よくあるシステム洗面台みたいなやつ。
あれの鏡のまわりにプラスチックの棚がついていている。
そこに歯ブラシ立てがついているフタつきの棚があるのである。
「ここに歯ブラシをたててフタをしめれば歯ブラシが見えなくなりますよ」
というものである。
なぜ、歯ブラシを隠す必要があるのか。
歯ブラシは衛生的にも外に出して通気よいところにおいておいたほうがよかろうに!!
なぜ、歯ブラシを隠す必要があるのか。
出しにくいだろう?結局フタがあきっぱなしになっちゃうだろう?
それで結局そこの棚は「死に棚」になって、歯ブラシは外にコップにさして置いてあった。
この方が断然使いやすいじゃんか。
親切なふりして全然親切じゃない設計だね。まったくセンスないよ!!
と、ずうーっとずうーっとずうーっと、思っていたのだ。
さて、そこでネコさまの登場である。
おどろいた。
ネコは歯ブラシを「地球の敵」だと見なすのである。
まずコップごと引っくり返す。次に一本一本の歯ブラシをやっつけにかかる。
毎日毎日、歯ブラシは洗面所の床に散乱する。
そこではじめて気がついたのだ。
「このために、この棚があったのか!!!!」
なんということだろう。
これを設計した人は、深い洞察をもってこの棚をつけたのである。
ネコ、または歯ブラシを地球の敵とみなす「何か」と一緒に暮らすお客さんのために、このフタつき歯ブラシ入れを設計していたのだ!!
わたしはまた自分の浅はかさに驚愕した。
それはまさに「なんだよ、ロイカナとかいっちゃって、金持ちがケッ」と思っていたこととまったく同じ。
狭量で、偏見に満ち満ちて、その上何もわかっちゃいなかったのである。
今、フタつきの歯ブラシ入れに(ちょっと手を入れて)家族全員の歯ブラシは納まり、そしてつつがない日常が過ぎていっている。歯ブラシは床にちらばることなく、ネコたちも誰かが歯磨きをしているときにニャ!!とかネコパンチを繰り出す(やめてほしい)以外は洗面所の敵を忘れているようだ。
そしてわたしは今大変反省している。
誰か分からないが、誰かに謝りたい気分である。
誰に謝ればいいかわからないので、ここで謝ることにする。
ロイヤルカナンも、フタつき歯ブラシたても大変いいものです!!
バケツのフタも必要です!!
いろいろな部屋の扉も必要です!!
ごめんなさい!!
世の中にはきっと理由のないものなど、何ひとつ無いのだろう。
私が「ばっかじゃないの」とこっそり思っている数々のもの(実はまだまだある)にもきっと理由があるのだろう。
生きているうちに「そうだったのか」と理解するものも、死ぬまで分からないものもおそらくある。しかし分からないからといってバカにしたりしたもんじゃないのだ。
トイレカバーとか。
あ!!言っちゃった!!黙れ!この口が!!
だから今の家(自宅)に引っ越してきてすぐしたことは、台所の棚の扉を全て取り、脱衣所の扉をとり、台所のドアをも取ったことだ。
棚は全てオープン。
入れ物も全てオープン。
さっと取り出し、さっとしまう。全て1アクション。
何事も隠さない。
部屋もなるべくオープン。
だから冬の寒さがなければ居間のドアも寝室のフスマも風呂のドアも取りたかったし、泥棒が入ってこないならいっそのこと玄関扉ですらいらないと思っている。
ただやっぱり玄関扉は必要だし、トイレのドアも必要だ。大事なものをしまう棚の扉も必要だ。それは仕方ない。
仕方のないフタとか扉とかはある。
しかし、許せないものがあった。
よくあるシステム洗面台みたいなやつ。
あれの鏡のまわりにプラスチックの棚がついていている。
そこに歯ブラシ立てがついているフタつきの棚があるのである。
「ここに歯ブラシをたててフタをしめれば歯ブラシが見えなくなりますよ」
というものである。
なぜ、歯ブラシを隠す必要があるのか。
歯ブラシは衛生的にも外に出して通気よいところにおいておいたほうがよかろうに!!
なぜ、歯ブラシを隠す必要があるのか。
出しにくいだろう?結局フタがあきっぱなしになっちゃうだろう?
それで結局そこの棚は「死に棚」になって、歯ブラシは外にコップにさして置いてあった。
この方が断然使いやすいじゃんか。
親切なふりして全然親切じゃない設計だね。まったくセンスないよ!!
と、ずうーっとずうーっとずうーっと、思っていたのだ。
さて、そこでネコさまの登場である。
おどろいた。
ネコは歯ブラシを「地球の敵」だと見なすのである。
まずコップごと引っくり返す。次に一本一本の歯ブラシをやっつけにかかる。
毎日毎日、歯ブラシは洗面所の床に散乱する。
そこではじめて気がついたのだ。
「このために、この棚があったのか!!!!」
なんということだろう。
これを設計した人は、深い洞察をもってこの棚をつけたのである。
ネコ、または歯ブラシを地球の敵とみなす「何か」と一緒に暮らすお客さんのために、このフタつき歯ブラシ入れを設計していたのだ!!
わたしはまた自分の浅はかさに驚愕した。
それはまさに「なんだよ、ロイカナとかいっちゃって、金持ちがケッ」と思っていたこととまったく同じ。
狭量で、偏見に満ち満ちて、その上何もわかっちゃいなかったのである。
今、フタつきの歯ブラシ入れに(ちょっと手を入れて)家族全員の歯ブラシは納まり、そしてつつがない日常が過ぎていっている。歯ブラシは床にちらばることなく、ネコたちも誰かが歯磨きをしているときにニャ!!とかネコパンチを繰り出す(やめてほしい)以外は洗面所の敵を忘れているようだ。
そしてわたしは今大変反省している。
誰か分からないが、誰かに謝りたい気分である。
誰に謝ればいいかわからないので、ここで謝ることにする。
ロイヤルカナンも、フタつき歯ブラシたても大変いいものです!!
バケツのフタも必要です!!
いろいろな部屋の扉も必要です!!
ごめんなさい!!
世の中にはきっと理由のないものなど、何ひとつ無いのだろう。
私が「ばっかじゃないの」とこっそり思っている数々のもの(実はまだまだある)にもきっと理由があるのだろう。
生きているうちに「そうだったのか」と理解するものも、死ぬまで分からないものもおそらくある。しかし分からないからといってバカにしたりしたもんじゃないのだ。
トイレカバーとか。
あ!!言っちゃった!!黙れ!この口が!!
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