イレッサ

やはり、父の具合が悪いため母も休暇をとって病院に行った。父は肺がんになって、余命宣告３ヶ月といわれて４年生きている。抗がん剤治療を受け、半年以上入院して体の毛すべてが抜け落ちてもうだめかと思い出したときに。いまマスコミで有名なイレッサと言う薬を、保険適応前から（一日一粒一万円）飲んでいる。そして一年後には職場復帰を果たし、現在、毎日お酒も飲める位になった。

しかし、イレッサには合わない人が多い様でイレッサ被害者の会なんて者まで出てきている。そして、訴訟を起こしたり署名運動などをしているので、マスコミか大きく”死の薬”や”悪魔の薬”などと騒ぎたて、父も一時期飲むのを止めた。そしたら、また肺に水が溜まって来てしまい、症状が悪化した。

で、この騒いでる人たちのホームページを見ていると、２０代後半の娘がいろいろ抗がん剤治療を受けたあと、治療を拒みだしてその後イレッサ飲んで１４日後、副作用で死んだという。まずその人は若かったから癌も進行が早かったのだろうし、遺族も子供を無くした悲しみを誰かのせいにしたいのでしょうけど・・・。しばらく治療を拒んだ上、１４日間の服用で副作用で死んだってないでしょう。家の父は４年間飲んでます。

大体この薬は末期患者に最終手段として手渡される薬なのに、現在飲んでいる何千万の人を怖がらせ、服用を止めて症状が悪化した人や、もし、イレッサの処方を厚生省がストップしたら、もうこれしか手段が無い人はどうしたらいいのでしょうか？もう少し、被害者の会の人もマスコミも、現在服用している人々の気持ちを考えて報道してほしい。


昨日の薬

アモキサン（25mg）×１
ドグマチール（50mg）×1
メイラックス(2mg）×１
デパス(1mg）×２
ヒルナミン（5mg）×２
ロヒプノール（2mg）×１
ベンザリン（５ｍｇ）×半錠
酸化マグネシウム×１
チネラック×１