理解力

昨日、ホームセンターに猫トイレの砂を買いに出かけた。
前はネットで注文していたのだが、いちどきにドサッと大量に届くので
置き場所に困っていたのだ。

そのホームセンターのペットコーナーの面積はものすごく広くて
充実している。

そこでつい何か良いものはないかな、と探してしまうのだ。

今回はじゃらしを探す。
このごろ、人気に翳りが出てきたピンクじゃらしや、ブルーのじゃらしは
ご指名が少なくなっている。

飽きたからといって、親がどんどん買い与える、という図式は好まない。

・・・が、ジャスミン好みの、新しいタイプのじゃらしを発見。
お誕生日だったからなぁ、買ってあげようかなぁ。


ジャッスミ～ン、ただいまぁ～☆

出迎えてくれたと思ったら、早速頭を袋の中に突っ込んだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ？

　　　ちょ、ちょ、ちょっ！　何でわかるの？

袋の中から引っ張り出す。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これ、アタシの～


他の荷物も一緒なのに、何でこれが自分への土産とわかるのだろう？

　　　　　　　　　　　　　　　　～


まだ、あげる、とも言っていないのに・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もらってくね～


サッサと咥えて、持って行ってしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遊ぶ、遊ぶ～


さ、遊ぶのは後でね。
お医者さんのところへ行って、爪切ってもらってから遊ぼうね。


で、帰宅した途端に、まっすぐじゃらしへ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　じゃらしちゃん、ただいまぁ～！


覚えていたの？！
まずは写真を撮ってから・・・ね。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アタシの～

　　　　　　　　　　そう、そう！　わかったから♪　

片時もそばを離れません。　こうなるといじらしい。

　　　　　　　　　　　　あ＝、だめ～！　　　　　バッビュ～ン

　　　違う違う。　ちょっと待って。

外してあげるんだから、ちょっと・・・どいて。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アタシの、ね？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうよ

数あるじゃらしの中で、これを選んだ私、かなりジャスミンの好みを
習得したといえよう。

結構、嬉しい。


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