春の 堂島○―ル生クリームごっそり事件 以来、生クリームにすっかり
魅了された猫。
しかも現行犯とならなかった為、さほどの叱責をされずに済んだので、
またそうした好機がないかとワクワクしているのだ。
ワルなおやじ顔しているけど、無罪です。
だってジャスミンちゃん、小心者よ
一方、飼い主はというと、無類の生クリーム大好き人間なので、わざわざ
生クリームのチューブを買って、プリンやヨーグルトの上に絞っては
喜んでいるのだ。
それを知っている猫は、飼い主が冷蔵庫を開け閉めする度に、ソワソワ
している。
今、冷蔵庫、なんか出した？
そして、その時が来た！
ね、なにすんの？
これ、どうするの？
あっ、あっ！ちょうだい、ちょうだい、ちょうだい。
この執拗なおねだり作戦に飼い主は大抵・・・負ける。
「ンもぉ～、ダメねぇ～～。」とちょっと鼻にかけて甘ったるく叱るのだ。
「猫は、こんなもの食べたら毒なんだからね。・・・じゃあ、ちょっとだけよ。」
GET
と、言いながら、生クリームを指にちょびっとだけつけて舐めさせてやるのだ。
んもぉ。 おいしい～！なめなめなめ・・・
ジャスミ～ン、鼻のあ・た・ま☆ えへへ・・・・♪ 
あはは・・・ 
うふふ・・・
このどうしようもない自覚のないふたりを、どうしたものだろう・・・・か？
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