またしても、猫ブログなのに犬のことですみません。
吉祥寺の井の頭公園の野外音楽堂で11時から始まる会に、友人と二人9時半には現地に到着。
朝から冬のような冷たい霧雨が降っていたが、いつのまにか止んでいた。
富士丸は飼い主の穴澤 賢さんによると「晴れ丸」と言われるくらいにイベントの時は「晴れた」という。
雨上がりの井の頭公園は、寂しさが増していた。
参列者は怒涛の行列かと予想して早く到着したが、先には女性が一人、ベンチシートに座ってステージの設営を見守っていた。
私たちに後ろから声をかけてこられた女性は大阪から朝一番の新幹線で来られたそうだ。
日本中で有名だった富士丸のお別れ会にふさわしい。
そのあと次から次に人が集まって来た。
11時。 穴澤さんからご挨拶があり、そのあとステージの上に飾られたパネルの写真を間近に見ながら進み、穴澤さんから記念のハガキを頂く。
穴澤さんの傍に小さな祭壇があり、富士丸の骨壷とその前段には首輪が置かれていて一層悲しみが押し寄せる。
穴澤さんの文章の中で、
「7年半一緒に過ごした犬が死んだ。文章にすればたったのこれだけのことなのに、何だろう、この悲しさは。 何だろう、この辛さは。」
この言葉を借りれば、
「見ず知らずの人の飼い犬が死んだ。 ただそれだけのことなのに、何だろう、この悲しさは。 何だろう、この喪失感は。」
毎日ブログを読ませて頂いて、大いに笑い、癒されて楽しませてもらった主人公の犬。そして突然の死。
今、私が言える言葉はたったひとつ、
「富士丸、本当に、本当にありがとう!!」
私の方こそありがとう!!
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