特に怖い目にあったわけではないのに、ジャスミンは他の猫ちゃんと同じにドライヤーが死に物狂いで嫌いだ。
家に来て初めてシャンプーした時、バスタオルにくるんでタオルドライをした後、ドライヤーを向けようと・・・そう、まだ向ける前、スィッチを入れた途端、渾身の力を振り絞って私の腕からすり抜けて逃げて行った。
後には、私の腕に残った何本もの爪あと。
そんなに嫌いなの?
2度目のシャンプーの時も、シャンプーは嫌がりながらも許してもらったが、ドライヤーは、我慢はもはやそれまで!とばかりに逃げて行った。
それ以来、可哀想なのでタオルドライだけにしている。
私がドライヤーを使う時も、スィッチが入った途端にビューンと逃げて行く。
何もしないのに・・・・・。
いつもそうだった。
ところが、先日、私がドライヤーを使っているのに、逃げなかった。
それ、ドライヤー?
ちょっとビクッとしたが走って行かない。 え!? 大丈夫なの?
そして昨日。
ドライヤーをちょっと置きっぱなしにしていて戻ってみると
あら~☆?!
こいつ・・・
近づいている!
へいきだもん。
どら、どら?
嗅いでいるし、
ふ~ん。
かじってみるね。
齧ってる!
もう克服したかな?
でも安心して。
嫌いなドライヤーは二度とかけたりしないから。
ドライヤーはこわいものじゃないし、
飼い主はこわいことをする人じゃないよ。
やっとジャスミンに信用してもらったようで、嬉しかった。
ジャスミン、私は合格ですか?
ポチッと一押し、合格祈願。 有難うございます!
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