9月30日該出のMFJ社のATU ATUだからパネルのスイッチを操作することはないだろうと思うと、大きな間違いで、再マッチングさせたいとか、LCの増減をして、さらにSWRを下げたいとか、やりたくなるものです。
ATUは、コモンモードフィルタ、LPFを通した後に接続してあるので、いまさらワイヤーでコントロールしたくない。そこで、登場するのが、赤外線リモコン
2月23日前後に該出のエレキット社http://www.elekit.co.jp/を。無理くりATUの操作側の各スイッチに並列に接続し、赤外線リモコンで疑似的にスイッチを押すのと等価にしてました。
LDG社のATUでは重宝して使用していたのですが、MFJ社のATUだと、色々と不都合が
1.”0”レベルが低くて、ダイオードを通してだと認識されない(回路図参照)
2.”0”レベルの間、リピートになってしまい、たとえば、L+を押してる間にLが増え続ける。リモコンだと”0”レベルが数100msあり、数段分増えるので使いものにならない
そこで、改造して、100ms程度のワンショット出力にし、さらにトランジスタのオープンコレクタにしました。47kΩと1.5μFは手持ち部品の関係と抵抗値を100kΩ以下にしたいし(100kΩを超えると誤動作率が増える感触!)
なお、普通にSW操作でも、もたもた押していると、リピートになってしまいます。少し使いづらい!
概略の回路図です。
左上が、元のキットのまま
右上が、LDG社のATUで使用した回路図
右下が、今回MFJ社ATUで使用予定の改造の回路図
いずれも、出力回路のみ代表例です。(大人の事情を鑑み)
で、ここまで配線して、単独でテストしたら、どこかで短絡しており、エレキット社のICを2個ダメにしてしまいました(受光データの入力がダメになったみたいです)、エレキット社さんにメールして、ICだけ入手可能になりました。現在、宅配便で移動中のはず。交換、動作確認等々は後日!
12月4日追記 無事ICは到着して交換。そして、実験⇒ワンショットの時間は、約80~190msの間で、リピートにならずシングル動作することが判明しました。(機差、各SWでの差はあるかも)
1.5μFは積層コンデンサですので、47KΩを100kΩか110kΩにすると135ms程度になるようです。(ICによる差があるかも) つまり要調整です。
ここまでで、部品が足らなくなりましたのでまたまたペンディング!