ルーム・ストラト~音楽と私~

タイトル通り、筆者が好きな音楽の事を中心に自分勝手に書きます。

やっぱりサザン!

2010-03-03 16:33:19 | 日記
おはようございますm(__)m


久しぶりにがっつりサザンを聴こうと思いまして…。


元々私が音楽にハマるきっかけとなったのがサザンオールスターズなのです。


私の音楽の原点とでも言いましょうか。
多分ラリー・カールトン、エリック・クラプトン、レインボー並みに聞き込んでいるバンドです。
むしろ一番聴きまくってるかな?
アルバムはキラー・ストリート以外全部持っています。シングルも二十枚くらいあります。
ライヴも行きましたね。


んで、今日はとりあえず『さくら』から聴き始めて、『SAS(カブトムシ)』『NUDE MAN』…



どれもいいなー。
てか懐かしいなぁ~。


やべぇよ、これは。
こんなかっこいいバンドが日本にもあったんだねぇって感じ。


もちろん日本のバンドならではの雰囲気はあるんですが、何かサザンはどこか無国籍な感じがします。

イギリスの湿った雰囲気、アメリカの乾いた雰囲気、南米の熱い雰囲気、アジアのミステリアスな雰囲気、北欧の厳格で優雅な雰囲気…。


サザン聴くならオールタイムで聴いてほしいなぁ。


ものすごく簡潔に言うと、初期はバンドサウンドを主体にしたR&B+ラテンて感じで、中期はエレキ楽器を駆使したモロ80'Sサウンド、後期はポップス+映画音楽みたいな。


ちなみに私の中で、

初期…77年~82年
中期…83年~88年
後期…89年~現在

です。後期長ぇwww
ちょうど『バラッド』シリーズの分け目とほとんど同じですね。


でも30年間ほとんどトップグループですからねー。すごいわ。


個人的にはシングルカットしても良いだろ~って曲が、アルバムにはたくさんあるんですが、出し惜しみかなんなのかなかなか日の目を見ない名曲が沢山あります。

あれだけシングルにスポットライトが当たればしょうがないか…。


ちなみにアルバムとして私の中で五枚選ぶとしたら、『ステレオ太陽族』
『稲村ジェーン』
『人気者でいこう』
『10ナンバーズ・からっと』
『KAMAKURA』
ですかね。


『ステレオ太陽族』は私の出身である、湘南の雰囲気がすごーーーーーく出てるアルバムですね。
『MY FOREPLAY MUSIC』とか『夜風のオンザビーチ』『素顔で踊らせて』なんかはフュージョンに劣らないくらいのマニアックぶりですよ。
思わずニヤッとしちゃうアレンジが随所に。

究極の曲はタイトルチューンの『ステレオ太陽族』
一分半くらいの短い曲なんですが、その短さが絶大な効果を生んでます。

これだけの世界を20代で作り上げるバンドはなかなかいないですよ…。


『稲村ジェーン』は映画のサントラという位置付けなのかな?確か。

あ、もちろん映画も見ましたよwww

これも先程同様、湘南のイメージをそのまま音にした感じですね。
全体的にラテン系が多いのもいいですね。
『マンボ』とか『東京サリーちゃん』みたいな曲をさらっとやっちゃうのはさすがとしか言い様がないです。
まぁ、メンバー以外のミュージシャンが多数参加してるので純粋なサザンではないんですが、いいものはいいということでww


『人気者でいこう』は昔から大好きでしたね。

とにかく曲がヤバい。

こんな曲どーして書けるの?みたいなのばかりです。

昔は『夕方Hold on me』ばかり聴いてましたが、『ジャパネゲェ』『よどみ萎え、枯れて舞え』『女のカッパ』『メリケン情緒は涙のカラー』などは本当に神曲と言っても過言ではないでしょう。

桑田佳祐がクスリをやってるって噂もあった頃ですね。
そりゃ、こんなん書いたら言われるわって感じですよ。
色々クオリティが高すぎる…。そういえばアルバムには入ってませんが、この時期のシングルででた『TARAKO』って曲もかなりかっこいいです。


『10ナンバーズ・からっと』はセカンドアルバムですが、とにかく熱い!そして泥臭い。ラテン、ブルース、ロック、ジャズの見事な融合ですね。『奥歯を食いしばれ』『ブルースへようこそ』なんて、なんでこんなにツボを突いてくるんだ?って感じ。

『いとしのエリー』もこれに入ってますね。

本当に20代で作った作品だと考えると恐るべしですよ…。


最後に『KAMAKURA』

これは色々なところで最高傑作と言われていますね。曲数もかなり多いですし。
内容も最高傑作の名に恥じぬもので、やっぱり桑田佳祐はクスリやってたのかな?って思うくらいですよ。
『Computer Children』『死体置場でロマンスを』『欲しくて欲しくてたまらない』『顔』『Bromn Cherry』『怪物君の空』なんてその辺のミュージシャンじゃ逆立ちしても思いつかない発想の曲で、アレンジもかなりマニアックですよ。

はっきり言ってここまでくると神々が悪ふざけをしているレベルですよwww


とまぁ、色々書きましたけど、なかなか今サザン聴いてる人いないですよね。


サザンは私にとってはふるさとのようなもので、


“やっぱりサザンだな”


と思うわけです。

皆さんもふるさとの様なバンド、ありますよね。



やっぱり大きく影響されるもんですよ、若い頃聴いたものは…。


私はサザンが音楽へのきっかけで本当によかったと思います。サザンには一生の感謝ですよ!


ではまた。

今夜はブルース~演歌

2010-03-03 00:54:51 | 日記
おはようございますm(__)m

あ~バイトしんどかった。仕事は慣れてるけど、さすがに連勤は辛い…。



そして家に帰って最初にかけたCDがレイ・チャールズ…。


いやー、素晴らしい…。

タイトルは、こういう書き方するとまずいかと思ったんですが、あえて書きました。


ちなみに『I CAN'T STOP LOVIN' YOU』から始まるベストなんですが曲の出だしで、もうその世界に引き込まれてます。


んで、『What'd I Say』聴いてテンションががっつり上がってしまいましたwww

というわけで、曲は路線変更で黒人音楽を聴きまくる夜に!!


手始めにサン・ハウスといきますか…。

そして、ライトニン、バディ・ガイ、ジョン・リー・フッカー、チャーリー・パットンとお気に入りのブルースマンとい流れ。


あぁ、酒が欲しい…。

ブルースは1人で聴くのが1番ですね、特に弾き語り系は。

『DEATH LETTER』『SHINE ON MOON』『STONE CRAZY』『SALLY MAE』『DOWN THE DIRT ROAD BLUES』…

名曲が染みますね。中には騒ぎまくってるブルースマンもいますがwww


ブルースはリズムが独特ですからね。コード進行とかも例の3コードの他に、コードが一個しかなかったり、終り方が意味不明だったり。
意表を突くっていうレベルじゃないですねぇ…。


まさに心のむくままになんでしょうね。
本当迫力がありますね、こりゃー。


中でもすごいのはチャーリー・パットン。
まず、残ってる彼の写真がギターを寝かせて指板を上から押さえてますww
演奏はというと、スラップはあるし、ギターのボディは叩きまくるし、オクターブはあるし、カッティングはあるし、スライドもうまいし、何より声がかっこいい…。

デルタブルースの創始者の一人らしいですが、さすが、と言わざるをえないですわ。


そしてお次はソウル!!


サム・クックのライヴからスタートですwww

テンション高すぎ…。こりゃ夜中の音楽じゃねえわな。バックもライヴのテンションでさらに堅実な演奏。黒人恐るべし…。

そのあとはスティービー・ワンダー、オーティス・レディング、ウィルソン・ピケット、そして私が敬愛して止まないJBことジェームス・ブラウン!

もうJBで完全にテンションがいかれてしまったwww


そのままラップへ…。


RUN DMCとKURTIS BLOWしかないけど、テンションが上がるには十分すぎる程です!!


さすがに疲れた…。


ので、女性のボーカルを聴きたい…。

で、取り出したのがダイアナ・ロス。
いい声してんなぁ…。歌めっちゃうまいし。


さて、いい感じにウォームダウンできたところで、日本へ帰国。


最近買った石川さゆりさんで今夜は締めますかと。


う~ん。これも素晴らしい…。



演歌は日本のブルースだ!と言わんばかりの気合いがありますね。この感じは日本人にしか出せないでしょうな。日本人でよかったー。

『天城越え』や『津軽海峡・冬景色』は当たり前として、『飢餓海峡』『越前竹舞い』なんか本当に素晴らしい。
「山が泣いてる」なんて表現、歌にして美しい響きになるのは日本語だけじゃないですかね?
「おなごだけ」なんてのも美しいですねぇ…。



まぁ、リズムは西洋式ですが、日本人は元来文化の融合がうまい国ですよね。


でも最近こんなに熱いJ-POPは滅多に無いですなぁ。まぁ、しゃあないか…。

海外では、ディスティニーチャイルドみたいな売れ線も全然かっこいいのにな。

というわけで、ブルースから演歌とか、何か収拾つかなくなったんで風呂入って寝ますわww


ではまた。