癌は友達?

胃がんの手術をしてから今までのことを、記録に残しておこうかな~なんて思いつきではじめてみました。

2001年 その4

2005年03月10日 | Weblog
・・・・・民間療法・・・・・

 うちで行った民間療法は、テルミー
        ↓
http://www.ito-thermie.or.jp/ryoho01.html

と言う、温熱療法とつぼの刺激が混じったような、不思議な物だった。玄米食を勧めてくれた知人がやっていたもので、これがまた気持いいんだ。最初はこの知人にやってもらっていたが、そのうち家内がマスターして、現在も続けてもらっている。毎日の事なので、家内には本当に感謝している。

・・・・・社会復帰・・・・・

2001年の7月に手術して、2004年の2月に会社に復帰した。家族や知人には「無理はするな。」と言われていたが、人間少し調子が良くなってくると、退屈でしょうがなくなってくるもんだ。

最初は体力もなくなっており、かなり疲れた。食事も一度には量が食べられないので、弁当を持っていって、それを2回(12時と3時)に分けて食べていた。体重も、60Kgまで増えて、顔色も良くなってきたらしい。2ヶ月くらいで何とか事務の仕事ではあるが、人並みにこなせるようになった。

でも色々な本を見てみると、手術は出来れば避けた方が良いなどと書かれている本も中にはある
が、これは本当だと思う。大体、腹を割いて空気に触れさせる事は、あまり良くないんだと思う。

でも、癌に対する完璧な治療法が確立されていない現在では、しょうがないんだと思う。医学はものすごい勢いで進歩しているとは言っても、まだまだ未知の部分の方が多いからね。患者は、ある程度医者を信頼して任せるしかないね。まさにまな板の上の鯉状態だ。

でも、いろいろな医者に見てもらうのも大切なような気がするし、よくわからないな。医者も職人と言うように、確かに上手、下手はあるし、やっぱり運なのかな?

 話はちょっと戻って民間療法のことなんだけど、本当にいろいろな物があるね。
特にサプリメントの多さときたらすごいもんだ。それをまた、熱心に勧める人が多いんだ。

本当に心配して勧めてくれるんだか、金儲けのためだか、友達関係にもひびが入ってしまうよ。
だって、インターネットで調べてみると、同じ商品が4~5割引とか、その商品は、マルチ商法だからやめた方がいいとか、何が本当だか分からなくなる。

しかも、そのひと月あたりの金額が5万~10万なんていうやつがごろごろある。うちも、お金が有り余っているなら購入してもいいが、こんな効くかどうか分からない商品に払う余分なお金はないんだ。お金も病院に払うだけでも大変なのに、それに売った方もどうせ保証なんてしないだろうしね。

余計なお世話かもしらないけど、あまり高額な物には手を出さない方がいいと思うよ。おぼれた者は藁をもつかむじゃないけれど、その気持につけ込んだ商売が多いから気をつけないとね。

                              つづく

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