癌は友達?

胃がんの手術をしてから今までのことを、記録に残しておこうかな~なんて思いつきではじめてみました。

気持の変化

2005年03月20日 | Weblog
 ”病は気から”と言うことわざがあるが、これは確かにそのとおりだと思う。病気は気の持ちようで、重くもなれば軽くもなると言う意味だ。しかし、”気は病から”と言う方が私にはピッタリなんじゃないかな?

自分の気持の変化を振り返ってみると、

手術前の体調が良い時・・・・・気持も穏やかで、あまり細かい事にはとらわれない性格だったつもり

手術後・・・・・今まで気にならなかった会社の後輩のつまらない言動や、子供たちの言動が気になるようになってきた。何となく怒りっぽくなったような気がする。いや、間違いなく短気になった。


おそらく自分の体力が低下した事で、何となく自信がなくなり、今まで気にならなかったどうでもいいような事にも注意が行くようになって、性格が少し変わったんじゃないかな?

会社の後輩の場合は、相手にしてもしょうがないと言う気持ちで我慢できるが、自分の子供たちの場合はなかなかそれがうまくいかない。つまらないことで、怒鳴ったりしてしまうケースが増えている。これは反省しなくてはいけないと思う。

人間叱られているよりも、当然褒められている方が気持ちがよく、子供たちも褒めたほうが良いと私は思って育ててきた。これからは、怒鳴った分もっといいところを見つけ、褒めてやろうと思うが、なかなか難しいものですね。

まあ、なるべくのんびりやっていこうと思う。

・・・・・セカンドオピニオン・・・・・

毎月検査もやっているのに、今の病院では、癌の再発や発見の遅れなどと言う事があり、親戚の方たちからも、他の病院で診てもらったらと勧められた。自分は今の先生を信頼しており、いろいろ病院を変えるのはいやだったが、家内の親の勧めもあり、とりあえず、一度診てもらうことにした。

心配してくれるのはありがたいのだが、「何でやってみないの?」と言う感じで強引にされると、それだけでストレスが溜まる。「ほっといてくれ。自分で考え、いいと思ったようにやっているんだから。」と言いたくなる。

その結果、今お世話になっている先生とやり方は同じ事だろうと言う事になり、一安心した。ただ今回診て頂いた先生は、自然食などに熱心な先生であり、動物性の食べ物や甘い物が癌の原因になるということらしい。

とりあえず、食事療法でもやってみるかと言う事になり、今まで好きだった、肉、魚、甘い物はほとんど私の口に入る事はなくなった。確かに体の調子はいいような気がする。これを始めてから、甘い物をたくさん食べると気持が悪くなり、肉もあまり食べたいと思わなくなった。ただ、寿司だけはたまに食べている。といっても回転寿司だけどね。


                    つづく

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