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誰の為の政治?

2008-01-17 11:03:34 | 社会
とある自民党員のお話。
現在日本は高齢化社会に向かって福祉予算確保が大変な状況の上に多額の国債を抱えている状態です。
この状況打破の為に議論されているのが消費税率のアップ。
与謝野前官房長官らが消費税アップの旗振り役ともいえる存在なのですが、同じ自民党内でも消費税アップに反対の立場の人はいます。
一庶民としては消費税アップに反対の立場の議員は頼もしいというかありがたい存在でもあるのですが、反対する理由がすっとんきょんだったりもします。
その反対する理由というのが、
「次の衆院選で負けて自民党が野党に下ってしまう政策だから」
というもの。
すこぶる勘違いした発想だなぁ・・・。
政治とは誰の為のものだ思っているのだろう?
自民党が与党にしがみつくために政治というものが存在しているわけではなく、政治とは国民の為にこそ存在するもの。
かつて米国の大統領リンカーンはこういいました。
「Government of the people by the people for the people」
多少違訳ではありますが、人民の人民による人民の為の政治、という意味。
議員諸氏にはよく噛締めて理解してもらいたいセリフです。
まあ衆院選で負けるという事は、国民に支持されない政策だからよくないという捉え方も出来なくはないのですが、発言内容からは党存続の意思しかみえてきません。

リンカーンたれ!とまでは言いませんが、もう少し誰の為に行う政治なのか?という事も考えてほしいものです。