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遠距離介護日記 人生で今日が一番若い日 母も私も

60代、一人暮らしです。
母の遠距離介護。働きながら続けています。

ご近所さんも、遠くの友達も皆んな大切

2021年05月05日 | 介護 母の暮らし

「遠くの親戚より、近くの他人」

という言葉があります。

ご近所さんさんは何よりも大切

という事でしょう。

 

もちろん、それに反論はありません。

全く、その通りです。

 

でも、コロナ禍の今、

離れていても色々なことが出来るになりました。

リモート会議は、もう普通ですし

リモート飲み会に参加された方も多いでしょう。

 

母の幼馴染が、かなり離れた町にいます。

おそらく数十年は会っていないと言います。

でも、時々電話で長話をして、

子供の頃の思い出話や、近況報告をして楽しんでいるようです。

お互いスマホではないので、顔は見えません。

(お互い顔は、見えない方がいいのかもしれませんが)

 

母とお友達のように

離れていても、お互いを気遣う心づがいさえあれば、

楽しい時間を過ごせることができます。

距離は、関係ないのでしょうね。

大切なのは、意思とお互いを思いやる心だと思います。

 

母には、これからも出来る限りの文明の力を借りて

友達と繋がり、楽しい時間を過ごして欲しいと思っています。

 

出来るなら、母にスマホを使わせたいのだけど…

難しいかなあ〜


母は万歩計が反応しません

2021年04月28日 | 介護 母の暮らし

スマホアプリで、散歩するとポイントが貯まり、

そのポイントで、色々なサービスを受けることができるのは

昨日紹介しました。

例えば、ドリンクが貰えたり投資資金を貯めたりする事ができます。

運動不足解消には、一石二鳥でいいですね。

 

高齢になると、運動不足が気になります。

高齢者の方が、使うといいなと思いました。

でも、それは若い高齢者(?)の方に限ります。

 

実は、母は万歩計が反応しません。

 

以前、母の運動不足が気になり、散歩を勧めました。

散歩した結果が目で確認できるとモチベーションが上がると思い

万歩計をおくりました。

 

実家に帰ったとき、使っているか聞いてみました。

母曰く、

「壊れているのよ。歩いても、歩数が上がらないのよ。」

それで、試しに私がつけて歩いてみました。

きっちり動きます。

故障では、なさそうです。

 

考えてみると、母は曲がった腰をかばって

すり足で、ゆっくりゆっくり歩きます。

これでは、万歩計が反応しないのでしょう。

自分の歩きが万歩計に反応しないのを知って

母は少し落ち込んでいました。

余計な事をしてしまいました。

 

母のような歩き方でも反応する

万歩計ができるのを、待つ事にします。

散歩するモチベーションが上がる方法、

他にないか、探し中です。


「買い物弱者」に優しいスーパー

2021年04月26日 | 介護 母の暮らし

全国には、毎日の買い物に困っている高齢者の方が

たくさんいらっしゃると思います。

近くにお店がない場合、

若い方なら車で出かけることもできるでしょう。

でも、高齢になるとそれも難しくなります。

母もそうです。

 

秋田県にラッキーという大型スーパーがあります。

このお店、最近見たインターネット番組で紹介されていました。

 

ここでは、町から遠く離れた所にお住まいの高齢者の方が

お店で買い物ができるよう運賃無料の巡回バスを走らせていらっしゃいます。

また店内には、テーブルと椅子が置いてあり自由に使っていいのです。

お茶を飲んでいる親子。

将棋を指している、おじいさんもいらっしゃいました。

さらに、お店へ来る事ができない方には、スーパーで作ったお弁当を

自宅へ宅配するサービスもあります。

それが何と、高齢の方のお弁当のご飯は柔らかめに炊き

おかずは食べやすいように、小さく切ってあるのです。

そのお弁当を、両側に雪が高く積んでいる道を車で走り

町から離れた一人暮らしの高齢者のお宅へ配達されているのです。

本当に決め細いサービスです。

 

私は、この番組を見て涙が出てきました。

泣きそうになったのではなく、泣いてしまいました。

実家も同じような環境です。

まるで、母の家に届けて頂いたような気がしたのです。

 

このサービスは若い3代目の社長さんが、

地域の高齢者が買い物に困っていらっしゃるのを見て

始められたサービスだとか。

採算が合わないので、何か良い方法はないかと

模索されていて、それが番組に紹介されていたのです。

社長さんの思いと行動に感動し泣いてしまいました。

最近、見たテレビで一番感動した番組でした。


実家の片付けで考える事

2021年04月23日 | 介護 母の暮らし

母は、色々な介護サービスを利用して一人で暮らしています。

母は比較的、綺麗好きなので、

部屋にゴミが山積みになっている事はありません。

 

でも、タンス、押し入れ、倉庫には、

ほとんど使わないモノが大量にあります。

亡くなった父の洋服、大量の座布団、大家族時代の沢山の食器や鍋

お菓子が入っていた空箱や缶など色々です。

 

私は、使うことはまず無いと思っていますので

処分しない?と言ってみるのですが

母曰く

「ひょっとして使うかもしれない」

とは行っても母は、

これから使う事がない事は分かっていると思うのです。

それでも処分できないのは、

この押し入れの中には母の思い出が詰まっているからでしょう

そう思うと、強引に捨てる事ができずにいます。

 

今のところ押し入れの中が、使わないもので一杯でも

母の生活に、大きな支障はなさそうです。

そう言うわけで、実家の押し入れには

母の宝物が、大量に眠っています。


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