江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

入学式

2008年04月08日 | 主張
今朝通勤途上で小学校の入学式に向かう親子とすれ違いました。
小学校入学と中学校卒業は、親にとって感慨一入なものではないでしょうか。

毎年見かけるほのぼのとした光景ですが、今年は複雑な思いが湧き上がってきました。
それは先週青森県で起きた、母親が小学生のわが子を絞殺した事件を思い出したからです。

亡くなった子どもの詩や作文が新聞に紹介され、母親を慕い、畑が好きで土を愛する、純真で優しい心の持ち主だったことが偲ばれ、なんでこの子が殺されなければならなかったのかと、記事を読んで残念でならない気持ちになりました。

仲のよい親子だったようです。
詳しい動機はまだ分かっていません。
母親の精神状態に問題があったとも言われています。

日本はいつからこんなに生き辛い社会になってしまったのか。
精神的に追い詰められ、いっぱいいっぱいになってしまっている人も多いと思われます。
改めて小泉-竹中路線がやってきたことの罪の大きさを痛感します。
弱者にこそ政治の手が差し伸べられるべきでしょう。

子どもが殺されるような社会はごめんです。
子どもが慈しみ育てられる、希望のある社会をつくらなければならないと強く思った朝でした。

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