江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

新聞

2009年02月17日 | マスコミ・報道
もう2週も前の話ですが、2月7日(土)司法書士会の市民公開講座に参加してきました。
「生き心地の良い社会へ」というタイトルで、もう10年間も自殺者が年3万人を超える社会がまともと言えるだろうかと問いかけ、どうしたらよいかを考える講演とシンポジウムでした。

パネリストに湯浅誠さんの名前があったので出掛けて行ったのですが、『反貧困』(岩波新書)で展開した「すべり台社会」にどのようにセーフティネットをつくっていくかという話を、例の「年越し派遣村」から見えてきたことに絡めて報告し、短時間でしたがとても参考になりました。

もう一人の有名人パネリストは佐高信さん。
彼の話は、最初からまとまりがなくてやや期待はずれでしたが、「大企業の社長は有限責任だから自殺したって話は聞いたことがない」(中小零細企業の社長は無限責任で自殺に追い込まれることがよくある)には成る程と思いました。
彼は新自由主義と朝日新聞批判を展開したのだけれど、実はこれがその週に読んだあるブログ記事と同じ話で、私としては同感なんだけれどネタ割れじゃないかと少し興醒めしました。

「当ブログは、朝日新聞の経済記事は、日経と並んで国内メディアでも「極右」に位置するとずっと指摘してきた。日経も朝日経済部も、竹中平蔵の支配下にあるといっても過言ではない」(ブログ「きまぐれな日々」より)

「きまぐれな日々」は誰が書いているのか分かりませんが、よくまあいろんな事に精通しているもんだと感心するブログで、新聞批判は以下の記事をどうぞ。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-date-20090203.html

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