りとるの本

上越市に「りとるらいふ」というＮＰＯ法人があります。
障害のある人たちの余暇活動を支援している団体で、その実践ノウハウと活動のエッセンスを「りとるの本β版」という本（Ａ6版、96ページ）にしました。

新潟県労働金庫の関係団体・新潟県勤労者福祉厚生財団のＮＰＯ活動助成金（100万円）で作成したものです。
この日曜日に2009年度分の助成金の最終選考を行い、今年は21団体に総額983万円の助成を決定しましたが、「りとるらいふ」は片桐理事長のプレゼン力もあってか今年も助成金を獲得しました。

昨年度の助成金でつくったこの本、第2章「りとるらいふ的組織論」、第3章「実践」には、私たち労働組合も学ぶべきことがたくさん書かれています。

私たちはとかく組織を作ることから始めたがります。
ＮＰＯは当然のことですがまずミッションがあります。
私たちはいつのまにか本末転倒になってしまっているかもしれない自分たちを省みることが必要です。

イベントの企画ノウハウとボランティアコーディネートはすぐにでも私たちの活動に使えると思いました。

今週、福岡で中央労福協の全国研究集会があるので、10冊ほど持って行き売ってくるつもりです。