江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

羽生名人防衛

2009年06月25日 | 囲碁・将棋
久々に将棋の話です。
昨夜、将棋名人戦7番勝負の最終局が決着し、羽生名人が4勝3敗で名人位を防衛しました。
将棋ファンならずとも、羽生善治といえばかなり有名でしょう。
最近は本も多く出ていますし。

ここ1~2年の羽生さんは、タイトル戦でかなり負けるようになった印象があります。
20年もトップを走り続けると、しかも若い頭脳が次々に出てくるなかでは、さすがの羽生さんも38歳、大変に決まってます。
大衆心理はスーパースターを求めて、絶対的な強さを期待してしまいますが、そんなに簡単な話ではありません。

昨年は王位戦で深浦康市さんに、竜王戦で渡辺明さんにそれぞれ7番勝負の最終局で敗れたので、とくに竜王戦は3連勝の後の4連敗という派手な展開で、印象が強いのです。
永世竜王がかかっていた大勝負で、これを取れば永世称号の全冠制覇でしたから、ファンの悔しさが増幅して、「羽生さん、どうしたんだろう」という気持ちになるのだと思います。

それでも四冠を保持しているということはタイトル戦に6回登場して4回勝っているんだからいちばん強いことは確かです。

勝負の世界では強すぎて嫌いだということもよくあります。
「判官びいき」という心理も働きます。
私は大鵬より柏戸を応援していたし、読売(ジャイアンツのことだけど)は嫌いです。
だから「巨人、大鵬、卵焼き」なんてウソだと思っていました。
ちなみに卵焼きもあまり好きでない。

羽生さんは、実は私の息子に風貌がそっくりなんです。
だから画面を見ていると応援せずにはいられないという気持ちになるのです。
羽生名人防衛おめでとう。
棋聖戦も応援しています。

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